細胞集団の

時空間的自己組織化





〜 多細胞生物の創発・進化 〜

大腸菌をナメクジに

単細胞生物である大腸菌は、鞭毛を持っており水中を移動することができます。また、大腸菌は栄養濃度の高い方に移動する性質(走化性)を持っています。上記の映像はそのような走化性によって引き起こされる細胞集団の自己組織的パターン形成の一例です。当研究室では、この走化性駆動の自己組織化に対して合成生物学的手法を適用することにより、さらなるダイナミックな時空間的自己組織化の創発を目指しています。一例として、培地上を自由に徘徊する細胞集団 "大腸菌ナメクジ" の創出を試みています。研究に興味のある方は気兼ねなくご連絡ください。また、一緒に研究に参加していただける方を募集・歓迎していますので、関心のある方は藤田までご連絡ください。

連絡先

〒444-8585 愛知県岡崎市明大寺町字西郷中38

基礎生物学研究所内

アストロバイオロジーセンター 

藤田浩徳

E-mail: hfujita@nibb.ac.jp

Tel & Fax: 0564-55-7550