津久見市とは

津久見市の特色



 津久見市は大分県南部に位置し、人口15,653人と大分県の市で最も人口が少ない。

石灰やみかん、漁業が盛んである。よって山を見れば石灰岩やみかん畑、海を見れば漁船が点在し、特産が街に溶け込んでいる様子が見れる



特産品

みかん

 津久見市は、山地斜面の段々畑により日照と土壌の水はけが良いため糖度が高く、風味良好なみかんができる自然条件が整っている。 

また、津久見市には日本最古のみかんとして、国の天然記念物にも指定されている樹齢850年以上の「尾崎小ミカン先祖木」があり、慶長15年(1610年)には、朝廷にこの小ミカンが献上されるなど、日本屈指の歴史と伝統を誇るみかん産地である。

ブランドフィッシュ

 津久見市の四浦海岸はリアス海岸により波が穏やかで養殖に適している。よって津久見市では様々な種類の養殖魚が多く、ブランドフィッシュとして売り出されている。

種類として「かぼすブリ」「ひろびろいけすぶり」「かぼすヒラメ」「宗麟ひらめ」「ヨコズーナ」「黒マグロ」が存在する。

石灰石

 石灰石の生産量が日本一である 津久見市では、年間2500万トンの石灰岩が採掘される

また市内には「セメント町」という地名もあり、地域に石灰石産業が根付いている。

観光

津久見扇子踊り大会

 およそ450年前から伝わる津久見扇子踊りは京舞の流れをくみ、美しい扇子が舞う優雅さと当時の戦さの様を表す所作の勇壮さのコントラストが特徴となっている。

「津久見扇子踊り」大会は毎年8月下旬頃に開催される。


うみたま体験パーク 「つくみイルカ島」

 うみたま体験パーク「つくみイルカ島」は、イルカと人間の「ふれあい・癒し」をテーマにした体験型施設である。

パフォーマンスを楽しむことや、ふれあい体験プログラム、餌やりができる

四浦半島の河津桜

 津久見市四浦(ようら)地区には、河津桜が約5000本点在する大分県内最大の河津桜の名所である。
桃色が濃いこと特徴であり、津久見の透き通った海や空の青い色河津桜のピンク色良く映えさせる。

四浦半島の河津桜は、住民が中心となり、20051月より地域内の沿道などに植樹してきました。現在も地区の方などの粘り強い保全活動などにより美しい景観を保っている。

宗麟公園(大友宗麟公墓)

 津久見市中田にある宗麟公園江戸時代に旧家臣の末裔が建てた墓と、昭和52年に大友宗麟公顕彰会が建築家の磯崎新氏に設計を依頼して建てたキリスト教式の墓の2つが建てられている。
ここは春の桜、秋の紅葉など四季を楽しめる。