令和5年度

卒業証書授与式

3月18日、令和5年度南木曽中学校3年生(男子18名 女子14名 計32名)が無事に中学校の全課程を終了し卒業いたしました。

 コロナウィルス感染も5類に移行した今年度は、多くの行事をコロナ以前の形に戻しながら実施してきました。授業参観日、総合発表会や部活動の大会やコンクールなどでは、生徒達の生き生きとした姿をたくさん見ることができたのではないでしょうか。

先日行われた「3年生を送る会」の中で、3年生の思い出の写真がスクリーンに映し出される時間がありました。その写真の多くが「マスク」を付けたものでした。

しかしそのような状況でも、3年生は前向きに学習や部活動に励み、様々なことを学び、確実に成長してきました。

 4月からは、それぞれが選択した新たな道を歩み始めます。南木曽中学校で学んだことを力にして、未来に向かって力強く羽ばたいていってほしいと思います。

生徒総会

 2月27日(火)に、2年生が生徒会を引き継いでから初めての生徒総会が行われました。

今回初めての試みとして、これまで冊子にして配っていた「議案書」を、タブレットで見られるようにしました。生徒が1台ずつタブレットを持ち、普段の授業で活用しているからこそできることだと感じました。

それぞれの委員会から活動報告が終わった後、これまで生徒会をリードしてきた3年生からはもちろん、1年生や2年生からも多くの意見や質問が出されました。

続いて来年度の生徒会スローガンについて、自由に発表する時間がとられました。この場面でも学年問わずに、「こんな南木曽中学校にしていきたい」という前向きな意見が次々と出されました。一人ひとりが自分の意見を発言する姿は、個性を大切にしてきた今年度の生徒会スローガン「Colorful」を表しているように感じました。

校長先生からも「今までにないくらいの活発な意見交換と新役員の誠実な総会の運営が見られ、大変すばらしい生徒総会でした」とお言葉をいただきました。令和5年度の生徒会、とてもよい締めくくりを迎えられました。

百人一首大会

 1月26日に、文化委員会主催の百人一首大会が行われました。全校生徒が体育館で、一堂に会して行う予定でしたが、欠席者が増えてきたこと、3年生の前期選抜試験前ということを考慮し、各教室に分散しての実施となりました。

 今年度は学年を交えた6人ほどのグループを作り、行いました。欠席者がいるグループでは職員も参加し、熱戦が繰り広げられました。覚えている札、得意な札が読まれると手が重なり合うような場面も見られました。

五七調のリズムは、日本語独特のものだと聞いたことがあります。日本の文化にも触れることのできる百人一首大会。是非、今後も引き継いでいってほしいものです。

3学期始業式

1月9日(火)に3学期の始業式がありました。48日間という短い学期のスタートです。式の中で、学年代表の皆さんから、新年の決意の発表がありました。

「部活動を頑張りたい」「学習を頑張りたい」「受検に向け、より真剣に勉強に取り組む」「残り少ない時間で思い出をたくさん作る」といった言葉が聞かれました。

その後、校長先生からは、1月1日の能登半島地震や日航機の事故について触れ、「当たり前の生活ができているこの時間に感謝し、この貴重な時間を無駄にしないように」というお話しが冒頭にありました。

続いて新学期を迎えるにあたって、「話を聞いてもらうことで楽になることもある。時には周りの人を頼り、支えてもらうことがあってもいい」とお話しされました。

心が痛む出来事から始まった2024年ですが、式の中で発表されたような決意を一人ひとりがもち、前向きに取り組んでいく3学期であってほしいと願っています。

音楽会

10月20日(金)の音楽会には多くの皆さんにご来校いただき、ありがとうございました。

生徒達は、夏休み明けから総合発表会の準備と並行して、練習に取り組んできました。その成果が発揮されたステージだったように思います。

またプログラムの最後を飾った全校合唱「いのちの歌」は、コロナ禍前と同じように全校生徒が来校者の皆さんに顔を見せて歌う形をとりました。真剣に歌う表情、体育館に響く歌声、伝わってくる歌詞が一体となり、音楽会の最後を飾る素晴らしい合唱になったと思います。

講師の先生からは、「とても感動的な歌声でした」という感想と、各学年の合唱に対する講評をいただきました。「恥ずかしいという思いを受け入れ、勇気を持って自分をさらけ出しましょう」という気持ちの面でもアドバイスをいただきました。

限られた時間の中で精一杯「歌声作り」に取り組んできた生徒達。行事を経験し、学年・学級の団結を更に深めていってほしいと思います。 

55回総合発表会

 9月29日(金)、30(土)に総合発表会が行われました。

 自分の考えを述べた国語科の意見文発表、ALTの先生も登場した英語のスピーチ、学年行事の様子や問いを持って取り組んだ学習となった総合的な学習の時間の発表、どれも4月からの学習発表の場となりました。またそれぞれのクラスの特色を出した展示発表、初の試みとなった有志発表など、見応え十分の1日目となりました。

 2日目は、学習の足跡が見えた保健体育科のダンス発表、学級や学年の団結を深める生徒会企画が行われました。体育館の熱気と校庭での白熱した戦いは、夏を思わせる陽気と相まって、本当に熱い2日目となりました。

 生徒一人ひとりがそれぞれの個性で彩り、「Colorful」という生徒会スローガンを体現した今年度の総合発表会でした。

2・3年生 御嶽山登山

 8月25日(金)に2年生と3年生の御嶽山登山がありました。天候に恵まれ、予定されていた行程で行うことができました。どちらの学年も、学級で励まし合いながら、目的地まで登ることができました。 

2・3年生 語学研修報告会

 7月12日(水)に、蘇南高校の先輩に来校していただき、今年の3月に行ったカナダ語学研修の報告会を開催しました。2・3年生の参加でしたが、活発に質問が出て大変盛り上がった報告会になりました。 

1年生 臨海学習

7月11日(火)~12日(水)に1年生の臨海学習がありました。天候に恵まれ、予定されていた行程を全て行うことができました。きっと思い出に残る2日間になったことと思います。

2年生 職場体験学習

2年生のキャリア教育の一環として、5月25日(木)~26日(金)に職場体験学習を行いました。1年生の3学期から2年生は、実際に自分で事業所に電話をかけ、準備するものなどを確認し職場体験学習の準備を進めてきました。

当日は24カ所の事業所に分かれて、体験学習を行いました。どんな感想を持ったでしょうか。これまで家の方や周りの大人の人が働く姿を見てきたと思いますが、実際に自分が体験してみて、初めて「働く」ことの楽しさや大変さを感じたのではないでしょうか。今回の職場体験学習を通して、自分の進路選択に生かしていけるといいですね。 

1年生 南木曽探訪

5月26日(金)に、1学年は「南木曽探訪」学習に出掛けました。「総合的な学習の時間」の一環として、昨年度から始まった地域学習です。今回は「妻籠宿」と「妻籠城跡」を見学しました。特に江戸時代の町並みが残る「妻籠宿」は、全国的にも有名です。また海外からのお客さんも、町内でたくさん見かけるので、海外から見た「妻籠宿」も魅力的なのだと思います。

しかし、このような「観光地」が身近にあっても、意外と知らないことが多いものです。また町内にお城の跡があることも、知らなかった生徒もいたのではないでしょうか。

南木曽町には、歴史的な建物がまだまだあります。また引き継がれてきた文化も残っております。今回の「南木曽探訪」をきっかけに、南木曽町のことを更に学んでいきましょう。 

1年生 椎茸植菌作業

月21日(金)に、1年生が椎茸植菌作業を行いました。毎年1年生が行うこの作業は、30年以上行われているそうです。保護者の皆さんの中にも、中学生時代に本校で経験した方がいるかもしれませんね。この日は多くの方に講師として来ていただき、丁寧に指導していただきました。ドリルで木に穴を開けてから杭を打ち込むので、安全に気をつけ、仲間と声を掛け合いながら取り組んでいました。

1年生は今後、大工さんの担い手学習や林業体験なども予定されています。木に親しむことを通して、南木曽町の産業について学んでいけたらと思います。

3年生 修学旅行

年生は4月23日から25日まで修学旅行でした。今年度は久し振りに、4月に修学旅行に行くことができました。

23日に出発し、1日目は宇治平等院から奈良に入り、東大寺、興福寺、法隆寺を見学しました。

2日目は、清水寺を参拝した後、タクシー見学でした。自分たちで考えたコースを班ごとに回り、京都の町を満喫しました。また宿舎に帰った後は、京焼きの絵付け体験も行いました。

3日目は、北野天満宮で合格祈願をした後、クラス別での見学でした。嵐山で合流し散策した後、25日に帰ってきました。

実際に自分の目で見て、肌で触れ、舌で味わった今回の旅行では、「本物」に出会えた3日間だったと思います。昨年から準備してきた修学旅行の学習です。しっかりと自分の言葉でまとめておきましょう。