SSH
in Matsusaka high school
in Matsusaka high school
重要なのは、疑問を持ち続けること。知的好奇心は、それ自体に存在意義があるものだ。
アルベルト=アインシュタイン
SSH(Super Sciense High shcool)は、未来を担う科学技術系人材を育てることをねらいとし、
文部科学省が実施する事業で、本校は令和3年度から5年間の指定を受けました。
SSHの指定を受けた学校では、科学技術系人材の育成のため、各学校で作成した計画に基づき、独自のカリキュラムによる授業や、大学・研究機関などとの連携、地域の特色を生かした課題研究など様々な取り組みを積極的に行っています。
「生徒一人ひとりが、高い志を持ち、さまざまな課題に対して、自ら考え挑戦し、未来を切り拓く力を身につけること」を目的とし活動しています。
本校では「松高力」の育成を目指しています。
「松高力」=「課題探究能力」のことを指し、以下の4つの力を育成します。
東海地区や全国での発表会、大学や企業の訪問、海外研修など生徒の可能性を伸ばすSSHならではの取り組みも数多く実施しています。
松阪高校探究特別プログラム(MISP)
2025年8月19日、三重県総合博物館(MieMu)で学芸員の大島先生(昆虫学)を講師に迎え、研修を行いました。普段では見たり、聞いたり出来ない話を聞くことができて、非常にいい経験となりました。
研修内容(学芸員による博物館解説)
・博物館の役割について
・博物館で働くときは
・学芸員の仕事について(昆虫学)
・バックヤード見学
2025年8月6,7日、神戸国際展示場で行われたSSH生徒研究発表会2025にて、「肌の弱い人も使える消毒液の実用化」についての発表を行いました。
全国から238校の学校が参加し、ポスター発表を通して自分たちの研究内容を伝えるだけでなく、交流を深めることが出来ました。他校の生徒と各自の探究活動についてのディスカッションを行い、自分たちの研究に対する新たな気づきや、追実験をさらに行う事で、探究が深まることを再確認できました。
2025年7月19日、 名城大学で行われたSSH東海フェスタ2025にて、7グループ(20名)が研究発表を行いました。
口頭発表・ポスター発表を通して、自分たちの発表内容を伝えるだけでなく、他校の生徒との交流を深めることが出来ました。8月のSSH生徒研究発表会に出場するグループは、この発表で得られたアドバイスや気づきをもとに追実験や検証を行い、さらに研究を進めていきます。
口頭発表「歌って覚えよう♪」
代表ポスター発表「肌の弱い人も使える消毒液の実用化」
一般ポスター発表「アイで作る日焼け止め」「小地名による災害予測はどの程度可能か」「ニンニクの臭いを消すのに一番良いもの」「次世代を担う、ハイスペックな紙飛行機を作ろう!」「薬の使用期限と有効成分量の関係」
2025年6月12日、2025年度のSSH研究発表会を行いました。
4月に行ったポスター発表会で代表に選出された8グループがクラギ文化ホールで口頭発表を行いました。多くのグループが、ポスター発表会の質問や指摘をもとに追加で実験や分析を行い、研究内容をさらに深化させた発表を行いました。審査員の評価をもとに最優秀賞・優秀賞・優良賞を、生徒の投票をもとに特別賞を決定しました。また、教育実践および台湾研修についての報告も行いました。
【結果】 最優秀賞 「歌って覚えよう」
優秀賞 「肌の弱い人も使える消毒液の実用化」
「小地名による災害予測はどの程度可能か」
特別賞 「小地名による災害予測はどの程度可能か」
2025年5月8日、2025年度の第1回SSH留学生交流を行いました。
三重大学の国際戦略機構を訪ね、留学生4名(ブルガリア・インドネシアなど)に対して、2年生の「国際(共同研究)」を選択した20名が交流しました。留学生からは、出身国の紹介や日本に暮らしてみて気づいた疑問などを話してもらい、それらについて深堀しました。高校生からは、課題研究の進捗を説明しました。同じ趣味で盛り上がる場面も多くみられました。次は7月19日に、留学生の研究発表会があるため、そちらに参加します。
2025年4月23日、2025年度のポスター発表会を行いました。
3年生が2年生の「発展探究Ⅰ」で行った課題研究(89テーマ)の研究成果を発表しました。今年度から発表形式を変更し、前半に各教室で口頭発表(評価パート)を、後半は体育館と武道場でポスター発表(ポスター発表会パート)を行いました。この発表会の上位8グループが6月12日にクラギ文化ホールで行われる『松阪高校SSH研究発表会』に出場することになります。
2025年3月16日、みえこどもの城で開催された高校生☆プラネタリウムコンテストに参加しました。
タイトルは「色とりどりの道しるべ」。
星座についていろいろと調べ、プラネタリウム解説の基本に注意しながら原稿を作成しました。また、整理した内容を観客の方々にわかりやすく伝えるだけでなく、ゆったりとした気分で聞いてもらえるように工夫をしました。その結果、特別賞を受賞することが出来ました。
2025年2月11日、三重大学にてSSH留学生交流を実施しました。
2年生の発展探究Ⅰで「国際」をテーマに研究を行っている生徒3名が参加しました。
ベトナムやベラルーシなど、世界各国から日本にやってきた留学生と交流を深めることができました。研究内容の発表やSSH台湾研修の報告を行った生徒達は、「ちゃんと伝わるかどうか不安でしたが、英語と日本語が混じりながらも発表できて良かったです。留学生の研究内容を英語で聴けたことも大変刺激を受けました」と話していました。
2024年12月10日、松阪市立第五小学校にて、2年生の発展探究Ⅰ『教育』選択生徒19名が算数の授業を行いました。統計教育に関わる「データの活用」について取り扱い、円グラフや棒グラフの使い方や活用方法を小学校4・5年生の児童に教えました。小学校4年生のクラスで授業を行った生徒からは「緊張でどうなることかと思ったけれど、子どもたちが真剣に授業を聞いてくれて良かったです。授業方法について、反省すべきところもたくさんありました。この経験を活かして、将来教職員になるための勉強を続けていこうと思います」と話していました。
2024年12月11日~14日、松阪高校の希望生徒28名がSSH台湾研修に参加しました。3泊4日の研修期間のうち、2日目は台北市立復興高級中学で学校交流を行いました。3日目は、半導体で世界シェアトップの座に君臨する『TSMC』の施設見学と最新の耐震設備を備える『台北101』を視察しました。学校交流の時間を振り返った生徒は、「英語で話すときは、完璧な文法を使わなくてもある程度は通じた。言語が通じなくても、表情などで感情を伝えることはできた。」と話していました。
・令和5年度 スーパーサイエンスハイスクール 研究開発実施報告書(令和3年度指定 第3年次)
・令和4年度 スーパーサイエンスハイスクール 研究開発実施報告書(令和3年度指定 第2年次)
・令和3年度 スーパーサイエンスハイスクール 研究開発実施報告書(令和3年度指定 第1年次)
・令和2年度 スーパーサイエンスハイスクール 研究開発実施報告書(平成28年度指定 第5年次)
・令和元年度 スーパーサイエンスハイスクール 研究開発実施報告書(平成28年度指定 第4年次)
・平成30年度 スーパーサイエンスハイスクール 研究開発実施報告書(平成28年度指定 第3年次)
↓発展探究Ⅰで使用された教材集はこちらから↓