統合的陸域圏研究連絡会
統合的陸域圏研究連絡会
日時:2021年12月3日(金)夕刻
日時:2021年12月3日(金)夕刻
場所:オンライン開催
場所:オンライン開催
テーマ:「陸域圏研究:IPCC-AR6から」
テーマ:「陸域圏研究:IPCC-AR6から」
趣旨:
趣旨:
気候システムは陸域圏と強いフィードバックを持った形で成り立っており,大気–陸域間のエネルギー収支や水文過程,CO2をはじめとする各種温室効果ガスの交換やエアロゾル(の前駆体)のエミッションを介して気候に作用している.また人間活動に由来するエミッションや土地利用変化も陸上で生じており,これによって産業革命以降の気候は大きく変化してきた.これまで本研究会では,このような陸域圏を中心としながら分野横断的に勉強会を開催してきた.今年はIPCCの第6次成果報告書(WG1)の出版年であり,本報告書においても気候システム・地球システムにおいて陸域が果たす役割が多数報告されている.そこで今回は,IPCC第6次報告書に深く関わった研究者にご講演いただく:同報告書第6章 "Short-lived climate forcers" のReview Editor を務められた金谷有剛氏(海洋研究開発機構)を話題提供者としてお招きし,特に大気化学の観点から陸域の果たす役割や,今後の陸域研究に対する期待などについて話題提供いただく(他講演者も加わる可能性あり).
気候システムは陸域圏と強いフィードバックを持った形で成り立っており,大気–陸域間のエネルギー収支や水文過程,CO2をはじめとする各種温室効果ガスの交換やエアロゾル(の前駆体)のエミッションを介して気候に作用している.また人間活動に由来するエミッションや土地利用変化も陸上で生じており,これによって産業革命以降の気候は大きく変化してきた.これまで本研究会では,このような陸域圏を中心としながら分野横断的に勉強会を開催してきた.今年はIPCCの第6次成果報告書(WG1)の出版年であり,本報告書においても気候システム・地球システムにおいて陸域が果たす役割が多数報告されている.そこで今回は,IPCC第6次報告書に深く関わった研究者にご講演いただく:同報告書第6章 "Short-lived climate forcers" のReview Editor を務められた金谷有剛氏(海洋研究開発機構)を話題提供者としてお招きし,特に大気化学の観点から陸域の果たす役割や,今後の陸域研究に対する期待などについて話題提供いただく(他講演者も加わる可能性あり).
プログラム:
プログラム:
1. 研究会趣旨説明 [10分]
1. 研究会趣旨説明 [10分]
2. 講演 金谷有剛氏 (海洋研究開発機構) [30分]
2. 講演 金谷有剛氏 (海洋研究開発機構) [30分]
3. 他講演 [30分,省略の可能性あり]
3. 他講演 [30分,省略の可能性あり]
4. 質疑応答および総合討論 [15分]
4. 質疑応答および総合討論 [15分]
連絡先:羽島知洋(海洋研究開発機構) hajima[at] jamstec.go.jp
連絡先:羽島知洋(海洋研究開発機構) hajima[at] jamstec.go.jp
研究会HP:http://seib-dgvm.com/liku/history/2021_1.html
研究会HP:http://seib-dgvm.com/liku/history/2021_1.html
第 10回気象学史研究会
第 10回気象学史研究会
参加申込等 URL:https://sites.google.com/site/meteorolhistoryjp/home/coming/20211202msj
日時:2021年12月2日(木)18:00~20:00
日時:2021年12月2日(木)18:00~20:00
場所:オンライン開催
場所:オンライン開催
テーマ:「気候変動解明への歴史からのアプローチ」(気象学史研究連絡会主催)
テーマ:「気候変動解明への歴史からのアプローチ」(気象学史研究連絡会主催)
趣旨:2021年8月、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第6次評価報告書(第1作業部会)「自然科学的根拠」が公表され、気候システムや古気候的証拠への関心が高まりを見せている。本研究会では気候変動と歴史の関係を主題とし、①大気研究により過去に異常気象が起きたシステムを解明するとともに、②最新の高精度古気候復元から明らかになった過去の寒暖や乾湿の気候変動の状況を紹介する。さらに、気候変動に対して日本社会がいかに対応してきたのかも議論する。こうした過去の気候変動解明は、未来への展望を考える上でも示唆に富むだろう。
趣旨:2021年8月、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第6次評価報告書(第1作業部会)「自然科学的根拠」が公表され、気候システムや古気候的証拠への関心が高まりを見せている。本研究会では気候変動と歴史の関係を主題とし、①大気研究により過去に異常気象が起きたシステムを解明するとともに、②最新の高精度古気候復元から明らかになった過去の寒暖や乾湿の気候変動の状況を紹介する。さらに、気候変動に対して日本社会がいかに対応してきたのかも議論する。こうした過去の気候変動解明は、未来への展望を考える上でも示唆に富むだろう。
本会合は気象学史研究に関心を持つ、より多くの方の間の情報・意見交換をうながすため、学会員以外の方にも広く参加を呼びかけて開催する。
本会合は気象学史研究に関心を持つ、より多くの方の間の情報・意見交換をうながすため、学会員以外の方にも広く参加を呼びかけて開催する。
プログラム:
プログラム:
「昭和20年(19年から20年)の異常気象について」立花義裕(三重大学)
「昭和20年(19年から20年)の異常気象について」立花義裕(三重大学)
「高時間分解能での古気候復元による新たな可能性」中塚 武(名古屋大学)
「高時間分解能での古気候復元による新たな可能性」中塚 武(名古屋大学)
招待コンビーナ・司会:財部香枝(中部大学)
招待コンビーナ・司会:財部香枝(中部大学)
連絡先:山本 哲(研究連絡会世話人・元気象研究所)ya0010[at] nifty.com
連絡先:山本 哲(研究連絡会世話人・元気象研究所)ya0010[at] nifty.com