レンチキュラー
名刺・はがきパックとは
[チェンジングについて]
濃い色の絵柄と淡い色の絵柄との組み合わせでチェンジングをする場合、色味が薄い側に濃い色の絵柄が残って見える場合があります。
またチェンジングは2~3枚の絵柄がおすすめです。
画像が4枚以上の場合、絵柄全面がそれぞれ鮮明に切り替わって見えない可能性(ブレ感・残像感)がとても高くなります。
[見え方について]
絵柄は上下に傾けて変化する「上下変化」か、左右に傾けて変化する「左右変化」のどちらかをお選びいただけます。
弊社では変化が綺麗な「上下変化」をオススメしています。
絵柄の多いアニメーションの場合、「左右変化」にすると絵柄の混ざり具合がより一層強まるので、あまりオススメはできません。
※見え方の方向による加工は弊社にて行います。ご注文時にどちらの変化にするかをお選びください。
[正面指定について]
どの効果でも、絵柄の正面指定はできません。
例えばチェンジングでAとBの2種類の画像を用意された場合、弊社ではデータでの設定上はAの絵柄が正面になるよう指定をしています。
しかしレンチキュラーのレンズ幅(凸部分)は1枚1枚わずかにサイズや位置に違いがあるため、全て同じように印刷をしても物によってはBの絵柄が見えるようになってしまいます。
弊社ではなるべく同じ品質になるよう、レンチキュラーレンズは入荷ロットごとに0.01mm単位で測り直して都度調整を行っておりますが、どうしても全てを統一した見え方にすることはできません。
これらを含めてがレンチキュラーの特性となりますので、予めご了承のほどお願いいたします。
[裏面について]
裏面のデザインが表のレンチキュラー面から透けて見える可能性があります。
特に、レンチキュラー面の色味が明るかったり薄かったりする場合は裏面の黒色が透けて見えやすくなります。
裏面に何も印刷をしないか、低めの濃度でのデザインで制作して下さい。
[レイヤー効果について]
・乗算・オーバーレイなどは印刷に反映できません。レイヤー効果(描画モード)は「通常」で仕上げてください
・マスクや調製レイヤーなどがある場合はラスタライズしてください。
不都合が発生する場合や、効果が反映されずに色合い等が変化してしまう場合があります。
レイヤー効果:Photoshopの場合
レイヤー効果:Illustratorの場合
[文字について]
必ずアウトライン、ラスタイズ化した状態でご入稿ください。
サイズ・・・最小6ポイント以上推奨
6ポイントよりも小さいテキストはレンチキュラーレンズの影響を受けて識別しづらくなります。
[QRコードについて]
推奨サイズ…… 10 mm x 10 mm 以上
※余白を含まないサイズ
表面の場合、推奨サイズ以下ですとレンチキュラーレンズの影響でセルが潰れてしまい、
QRコードが読み取れない恐れがあります。
※2面チェンジングの場合
↑レイヤーを増やす場合は上に増やしていく↑
レイヤー2に2つ目の絵柄を配置
レイヤー1に1つ目の絵柄を配置
[画像の枚数]
2~3枚の絵柄(なるべく1つのファイルにまとめてください)
※画像が4枚以上の場合、絵柄全面がそれぞれ鮮明に切り替わって見えない可能性(ブレ感・残像感)がとても高くなります。
また枚数の上限は10枚までとなります。
[データ形式]
・AI形式 (Illustrator)
・PSD形式(Photoshop)
[解像度]
300dpi以上
※Illustratorのリンク画像・埋め込み画像の解像度も含む
[カラーモード ]
[表面]
CMYK
[裏面]
グレースケール
裏面印刷は黒(K:0〜100%)のみ
画像がある場合もグレースケールでご用意ください
裏面を印刷しない場合、入稿は不要です
⚠️注意⚠️
裏面のデザインが表のレンチキュラー面から透けて見える可能性があります。
レンチキュラー面の色味が明るかったり薄かったりする場合は裏面の黒色が透けて見えやすくなります。
裏面に何も印刷をしないか、低めの濃度でのデザインで制作して下さい。