「グローカル人材育成事業」は、福山市の福山みらい創造ビジョンとして、2017年度より推進している地元探究活動です。高校1年生が、様々な出会いを通して、地域活性化のために地元企業や団体が果たしている魅力や課題を発見し、持続可能な社会の実現に向けての取組を提案・実行していきます。
★2024年サイトhttps://sites.google.com/manabi.city.fukuyama.hiroshima.jp/glocal2024/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0
まとめ冊子 HiHiふくやま2024 https://drive.google.com/file/d/1vqVv_P3UQPERe8LcBNFUQnDvr_OeaP1L/view?usp=sharing
★2023年サイト https://sites.google.com/manabi.city.fukuyama.hiroshima.jp/glocal2023/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0
★2022年サイト
https://sites.google.com/manabi.city.fukuyama.hiroshima.jp/glocal/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0
2025年度の探究グループです。探究目的がわかりやすいように、テーマごとにグループ名を名づけ、課題解決に向けて、関連企業・団体と協働します。お忙しい中、快く探究先を引き受けてくださった企業・団体のみなさま、ありがとうございます。
探究先のうち、次の企業や団体は、その商品や活動が福山ブランドとして認定されています。
マルコ水産 ・御領の古代ロマンを蘇らせる会 ・篠原テキスタイル ・福山工場長・山野峡大田ワイナリー・わかいふぁーむ
探究先に関わるスタンプラリーを行います。フィールドワークを兼ねて、どこでも参加・訪問してみてください。スタンプだけではなく、探究先の方のサインや写真など何らかの形での証明を集めてください。表に書かれた以外でも、関連した活動ができたら、どんどん申告してください。賞品を用意しています。
本校では、およそ8人に1人が、進学先として、多様な分野での医療従事者を志しています。福山市医師会からも、若者の健康意識の向上や医療の仕事に携わることの魅力配信など、高校生目線での取組を期待されています。福山市の医療現場の課題や工夫などを探究しつつ、健康な地域社会の実現に少しでもつながることができたらと思います。
ラーニングカフェでは、救急医療に焦点を当てました
参加した5年生から鋭い質問
別室では、看護師についての座談会
協会の主催する各種観光イベントに参加するなかで、福山を観光という視点で、その魅力と楽しみ方を高校生の目線から探究提案していきます。福山の魅力発見ということでは、他の地元探究グループとのつなぎ役になることも期待されます。
GWの始まりの日、鯛網サポーターへ
道行く観光客へ案内、英語版も用意しました
観光船へとお客様を案内して移動
観光船から鯛網漁を観察
お客様に救命胴衣を配布
鯛を見に漁船へも移動
TSSの取材
5月18日、ばら祭りでのボランティアに参加
沿道で、ウチワを配ります
姉妹都市岡崎市の観光大使の方と
敬老の日、動物園飼育係ボランティアを体験
触るのは、ちょっと怖いカピバラ
亀の餌やりは大丈夫
バードゲージの清掃
ヒクイドリ・クイズショーのサポート?
テンジクネズミの餌やり
ペンギンは人気のコーナー
飼育員さんと巡回
福山にも大小多くの公園があります。公園の機能は、緑の環境づくり、健康維持、遊び、交流、避難所など様々です。国内外の公園と比較しながら、そのあり方を探究し、具体的に身近な公園の有効活用について、高校生として提案できることを考え活動していきます。
8月末、これまで考えた公園の利用法について、ローズコムでプレゼンしました。
①稼ぐ公園、②災害に強い公園、③開発公園という3本柱でレベルの高い提案
福山市公園緑地課や地域振興課など各方面から15名ほどのご参加をいただき、コメントを頂戴しました。
学校近くの公園でフォトスポットをさがしました
同じ市立の学校として最高学府にあたる福山市立大学。新たな学部(情報工学部)の新設も発表されていますが、開学当時から、持続可能なまちづくりを考える「都市経営学部」があります。その研究は幅広く、毎年、本校からも多くの卒業生が入学します。地域活性化をめざす大学での探究の面白さを発見し、街づくりへの提案もしていきます。
6月、福山市立大学を訪問しました。渡辺学部長のお計らいで、卒業生との座談会を学内図書館で行うことができました。
ワイナリーをベースに、四季折々のブドウ栽培を体験しつつ、豊かな自然のなかで、土地や人と交流していきます。山野町というトトロの世界のような里山の魅力と課題解決策も考え、持続可能な地域作りに向けて、関係人口を増やすためのACTIONも期待されています。
5月3日、春の作業であるブドウの芽かき体験に参加
峯末醸造長から指導
古民家で一般参加者の方とも交流
醸造場を見学
山野全体図を大田様から紹介
パワースポットの岩屋権現探訪
水車も稼働中
文化祭で山野野菜を販売
新鮮野菜は大人気
お昼前に、完売御礼
早朝からのお届け、ありがとうございます
7月、猛暑の中ですが、袋掛け作業を体験しました
一房ごとに袋をかけていく根気のいる作業です
休憩時間は、一般参加の人たちと交流
作業しながらの会話も弾みます
昼食は、古民家「ゆうすけ山荘」で
醸造所も見学して記念写真
男子5名は、自転車で2時間かけて到着
山の風を受けて快走中
龍頭の滝へもチャレンジ
小田川での川遊び
お盆休み、この距離を再び自転車部隊8名が挑戦
目的地のキャンプ場で川遊び
女子は、日に1本のバス交通を利用して里山の交通を実感
一日一本のバス、まず利用者ゼロ。時折、外国人労働者が利用する程度
収穫その1
夏休み最後の週末、収穫を体験
本日のブドウは、「北天の雫」、白ワインのエースです
参加者自己紹介では、九大からのインターンや山口からも
高校教頭先生も長年のワイナリーファン
8月最後の日曜日、収穫に参加
16名がバスでやって来ました
猛暑の中、話がはずみます
休憩タイムで参加者交流、「私の夢は・・・」
1.2トンを収穫
収穫したての搾り汁
ミッションコンプリート
こんなに学生が山野の道を歩くことはありません
午後から大田さんのカヌー教室
ここは河岸段丘地形です
小田川の自然探究を満喫
あっという間に上達
福山のデニムと琴は、日本一の生産量を誇る地場産業です。篠原テキスタイルは、世界へ福山デニムを発信しするとともに、SHINOTEXというアップサイクルのブランドも創造しています。その流れを高校生目線で広めていきます。三島屋楽器店は、本校近くで琴や和太鼓を生産されてます。伝統の持つ音楽芸術の魅力を広めるとともに、培った技術で新たな製品の提案も行います。
琴のラーニングカフェでは、中嶋様からミニ琴体験、デニムは、篠原社長が生地を持参して
デニムを解体して、その仕組みを探究
もふおの毛とアップサイクルデニムとのコラボ商品を考えていきます
篠原テキスタイルとコラボして、不要デニム製品のアップサイクルに取り組んでいます。回収BOXをピロティ前に置きました。
7月、デニムチームが篠原テキスタイルを訪問しました
大阪や愛知から来た糸がここで織られていきます
織機は、オートメーション化され、織機の音が響きます
学校の羊・もふおの毛を使って、デニム商品を作ります。今日は、毛の洗浄作業
これと綿糸でデニム生地を作ってもらいます
社長さんに手伝っていただき、ありがとうございました
学校から歩いて、三島屋楽器店を訪問しました
桐の原木から琴を製造していきます
7月19日、ふくやま琴まつりのボランティアスタッフに参加
舞台袖での活躍、皆さんに評価して頂きました
記念品のバッグは、福山デニムとのコラボ
昨年、篠原テキスタイルと本校生徒がコラボして商品化した福山デニムのブックカバーですが、啓文社での販売は、完売。今年度は、個人書店・アンラーンさんに置いてます。SNSでもご紹介いただきました。
ボランティアスタッフとして、ちらしに大きく名前を載せていただきました
福山本通商店街は、築城当時から「とおり町」の名で親しまれてきました。9年前にアーケードが撤去され、街路樹のある商店街となりました。情報が集まるカフェ・umbrellaをベースに、本通ならではの魅力と課題を探究し、活動していきます。また、駅前でも、iti SETOUCHIなどでの交流やイベントの経験を通して、面白い街づくりを探っていきます。
7月12日、とおり町の土曜夜店に出店
手作りの射的には、景品を用意
玉転がしでもお子様をターゲットに
スタンプラリーで交流
七夕ならではの本通の賑わいの中
通りに生徒の声が大きく響きます
商店街の方にお世話になりました
秋の本通マルシェに参加します。テーマは、「ロハス」、ワークショップでお客様と交流します。「本に出会い隊」とともに、ちらしで宣伝いただきました。
農家さんの困りごとである規格外野菜をカリツオーネのようなおしゃれで魅力ある食品に変え、「福山工場長」というブランドで販売しています。いわゆる6次産業です。これを商品開発・製造、デザイナー、コピーライター、アーティストなど各分野のプロフェッショナルが支えています。一緒にフードロス対策食品を開発販売していく楽しさを探究していきます。
6月4日、ラーニングカフェで、彦田社長から
規格外トマトのおいしさ実感
宇田さんがカルツォーネ用意
デザイナーの滝沢様とアーティストのmako様
昨年に続いて文化祭に出店
探究チームで販売サポート
おかげ様で2時間で完売
7月末、わかいふぁーむを訪問して、農場段階でのフードロスを探究
炎天下、なすの収穫体験から
白うりを重さで選別
大きすぎると規格外
なすは、長さで選別
出荷の箱もコストが100円かかるそうです
規格外を持って帰って、家で調理法を研究するよう、ファーミーさんから
8月5日,工場を訪問し,徹底した衛生管理を体験
スーパーなどでおなじみのポテトサラダなどが作られています
試食もさせて頂きながら,今後の活動を確認
マルコ水産は、瀬戸内の豊かな海に面した内海町の田島で、海苔や牡蠣の養殖をしています。牡蠣は、年中食べれます。海苔は、知られざる福山の名産品であり、その魅力や課題を発信していきます。また、水産業の現場に温暖化などがもたらしている海の環境問題も広く考えていきます。
一樹祭にて、マルコ水産さんの海苔シリーズを販売、「本物の味」が受けて、2時間で完売しました
8月1日、11名の生徒がマルコ水産を訪問しました
船を出していただき、カキいかだへ
怖々といかだの上から観察
こちらは、広島式の垂下式
こちらは、シングルシード式
猛暑でも海上は涼し
阿伏兎観音を海から
箕島の干拓地におもしろい農園があります。若井さんとインドネシア人のファーミーさん夫婦が経営され、特産の野菜に加えて、アジア人向けの多種多様な野菜を栽培して日本中に出荷しています。ここは、多様性あふれる国際交流の場でもあり、近隣や広島大学などから実習生や留学生が集まってきます。農業体験で交流をしながら、食のことや多文化共生のことなど楽しく考え、一緒に新たな農園を創造していきます。
アジア野菜を通じた インドネシア・日本両地域の 農業の発展と多文化共生活動 - 福山ブランド|福山市都市ブランド戦略
文化祭で多くのインドネシアからの留学生が来校
わかいふぁーむのとうもろこしプロジェクトを紹介
大学生のみなさんによるインドネシア舞踊
とうもろこし奨学金プロジェクトの概略
100本のとうもろこし
1時間余りで完売
ネパール料理店にも来て頂きました
6月、炎天下、自転車で農園を訪問
じゃがいも掘り出し隊
干拓地の箕島にあります
収穫したじゃがいも
若井様から農業指導
先日、文化祭でも販売したとうもろこしも収穫
出荷作業でフードロスを認識
わかいふぁーむにフィールドワークで滞在している一橋大学の大学院生(社会学)古瀬様にご来校頂きました。
これまでのご自身の学生時代の国際社会との関わりや、研究者以前に人としての多文化共生社会へのアプローチの仕方をお話してくださいました。
やりとりを通して、自分たちの探究を見つめ直すことができたのではないかと思います。
秋の芋掘り体験に参加
作業しながらのインタビュー
次は、収穫祭を企画
本離れが心配されるなか、個人のこだわり書店が増えています。本の紹介販売だけでなく、古本を集めて私設図書館的な取組で地域に貢献しているところもあります。また、イベントを通して貴重な文化の発信も行っています。こうした情報を集めながら、個人書店の魅力を紹介していきます。校内外で本の魅力を発信したり、埋もれた本の有効活用も考えます。
暁の星近く、風の丘にあるアンラーンさんへ
建物のつくりには、こだわりがあります
おススメの鶴見俊輔全集
本にまつわるお話に、引き込まれます
アンラーンという書店名の由来を聞き取り
「今度は、個人でふらりと寄ってくださいね」
隣には、「いつか小さな絵本やさん」が
本通のVillage Green booksさんへ
絵本が充実、こちらの店名の由来も気になります
近くには、本のジャンルがまた違う「自由な本棚」さんもあります
ラーニングカフェにて
図書室で本に囲まれ交流
umbrellaの荻原さま
羅秀夢の池田さま
訪問した書店をプレゼン
お盆休みの最終土日、松永図書館と中央図書館で絵本の読み聞かせにチャレンジ
絵本を読むだけでなく、お客さんとのやり取りも
11月3日の本通ブックマルシェに「本に出会い隊」として出店します。そのための古本集めを校内で始めました。
カラフルでかわいいポスターで告知
ボックスを5年生が製作してくれました。
チラシに名前も入れていただきました。
本通の書店、Village Green booksさん、自由な本棚さん、双人社さんをめぐるフィールドワークを行いました。
「草刈りをしていたら古墳が見つかった!」。前方後円墳を含め、見つかった古墳は、240基以上。まだまだ大きな発見があるかも。そんな可能性を秘める福山市北東部の「御領古墳群」。西日本最大級の古墳群で、維持・広報活動を行っている「御領の古代ロマンを蘇らせる会」のサポートをいただき、古代だけでなく、中世、近世から現代へと地域を歴史的視点から再発見していけるようなワクワクする探究を行っていきます。
5月5日、御領の古代ロマンを蘇らせる会代表の端本様の案内で古墳探検
最大石室は、30名収容可能
前方後円墳
出土品も見学
6月に入り、ラーニングカフェが始まりました
三島屋楽器店の中嶋様は、ミニ琴持参
食害の背景にある環境異変について熱く語られるマルコ水産の兼田様
チーム「福山工場長」は、食品会社やデザイナー、アーティストのコラボチームで参加
わかいふぁーむは、農業を通じた多文化共生を推進
御領の古代ロマンを語られる端本会長
福山市公園緑地課から公園活用の提案
福山市医師会から救急医療を中心に
福山市医師会看護専門学校は、5年生を対称に
本の魅力を楽しく語る本屋さんチーム
もふおの毛とデニムのコラボ?
「福山の魅力を引き出して欲しい」と観光コンベンションチーム
福山市立大学都市経営学部の渡邉学部長から「探究とは?」
山野峡大田ワイナリーの峯松醸造長
本通umbrellaの岡本様と夜店運営について賑やかに相談
9月末、これまでの成果をスライド印刷で提示し合うギャラリーウォークを行いました。
他のグループからの気づきを受けて、今後の探究に生かしていきます。
自分たちのグループの探究と比較してどうでしょうか?