選択科目を履修した学生のコメントを掲載します。(選択科目については、年度ごとに内容が変更される可能性がありますので、詳細は最新の情報はシラバスでご確認ください。→シラバスのページ
ドイツ語 読解B(杵渕先生・2022年度)
授業の感想
第二外国語の授業は、何度でも同じ授業に参加することができるため、1年次に必修のドイツ語初級を受講した後、2年次からは前期後期ともにドイツ語読解の授業を続けて履修してきました。2022年度後期のドイツ語読解Bでは、フロイトのZeitgemäßes über Krieg und Tod(1915)の一章を読解していきました。この作品は、戦争における戦闘行為が人間の本性に影響を与えることや社会に対する不満が描かれています。初めは、日本語で書かれていたとしても難しいと感じる内容に、ついていけるか心配でした。しかし、ドイツ語で読むことで、一つひとつの文の形に注目し、自分の中でしっくりくる単語の意味を選択しながら読解することができるので、意味が分からないながらになんとなく日本語で読み進めるよりも、作品の内容を分かりやすく理解することができたと感じました。難しい本でも日本語だと何となく読んだ気になってしまいますが、他の言語を通じてゆっくり着実に読むことで、言語学習だけでなく、作品の内容自体の理解も深まるところが、第二外国語の読解授業の魅力かなと思います。また、上記の作品の著者フロイトはドイツ語を公用語とするオーストリア出身であり、実際にドイツ語から読むのと、翻訳された日本語や英語版で読むのとでは感じ方も異なり、著者の表現をそのまま知ることができるのも、ドイツ語読解の授業のいいところだと思います。授業のペースは、受講するメンバーに合わせて下さり、着実に読み進めることができますし、授業の合間にしてくださる杵渕先生のお話も毎回勉強になり、聞くのが楽しみでした。自分でドイツ語の勉強をしようと意気込んでも、授業がないとなかなか継続してできなかったり、文法の授業だけでは実際に読解力がついてきたのかを知ることは難しかったので、3年間のドイツ語読解Bの授業を通して、徐々に読むスピードや予習が早くなったのを実感することができてよかったです。1年次の必修のドイツ語初級では、正直難しくて大変で2年次からドイツ語の授業をとるか迷っていたのですが、1年ちょっと過ぎるとだんだんと読むのが楽しくなっていったので、来年も履修するか迷っている方はもう少し続けてみてほしいです!(私は専攻が国際英語なので、英語で作品や文献を読むことが多いのですが、ドイツ語の授業が息抜きになっていました!)(4年生)
初級で学んだ文法を使って一つの文章を丁寧に読んだ。予習に苦労したり自分の語学力のなさに辟易したりと大変なことがあったが、自分の力になったと思う。また、先生の解説も文章の背景もわかりやすく楽しく受講することができた。来年も受講したい。(2年生)
以下の点からこの授業を、おすすめします!
何度同じ授業を取っても、毎回違う作品を読むことができるので飽きないし、新たな学びがある、授業のペースがゆっくりで、一つひとつ理解しながら読み進めることができる、本の内容を深く理解することができる。(4年生)
学んだ文法を文章の中で実践的に活用する点。実際の文を読むことが楽しかった。文章が読めて、ドイツ語を続けて学んでよかったと思えた。(2年生)
スペイン語 読解B(尾尻先生・2022年度)
授業の感想
小説を和訳する授業でしたが、自分1人だったら絶対にやっていなかったと思います!少し大変なときもありますが、それよりも分からない単語があったら辞書を引くことを繰り返す地道な勉強を中学生ぶりにできて、達成感が得られました。後期になると知っている単語や文章の形が増えてきて、成長を実感出来たのも嬉しかったです。(2年生)
以下の点からこの授業を、おすすめします!
少人数クラスであるため先生に気にかけていただけます。また、辞書を引く楽しさを再確認できます。慣れてくると和訳するスピードが速くなり調べなくても分かる単語が増えるので、1番自分の成長を実感できる科目だと思います。(2年生)
中国語 読解(大橋先生・2022年度)
授業の感想
毎週の課題の量がかなり多かった。また、テストも教科書を全てカバーするだけでは満点なんて取れず、なにかしら小細工をしてくる。でも、それが逆にやってやろうという闘争心を燃やすきっかけとなり、最後までやり遂げることが出来た。(3年生)
以下の点からこの授業を、おすすめします!
想像力豊かな中国の伝説を知りたいならおすすめします。また、毎週多めの課題と、難易度高めのテストを乗り越えられる根性を持っているならとても為になると思うのでおすすめします。話し言葉ではなく、書き言葉や中国語の文献を読みたい人にはうってつけの授業だと思います。(3年生)
韓国語 読解A・B(きむふな先生・2022年度)
授業の感想
先生が韓国の方のため、授業内で先生が韓国語で喋ることが多く、はじめは大変に感じたが確実に韓国語の力が身についた。(2年生)
読解Aでは昔話を読みました。日本で桃太郎を誰もが知っているように、韓国の昔話を読むことで常識の一端を担っている共通認識を知ることができました。(2年生)
読解Bでは小説を読みました。小説ならではの難しい単語が多く大変でしたが長い文章を読む力を培うことができました。
以下の点からこの授業を、おすすめします!
難しさはあるが、韓国語の勉強をとても頑張りたい人におすすめ。ある程度韓国語の力がついた3年生や、やる気がすごくある2年生におすすめ。(2年生)
韓国語は(韓国語だけではないかもしれませんが)とにかく先生が親身になってくださって優しいのでおすすめです。私が履修した授業の先生はどなたもとても優しく授業に行くのが楽しみでした。日本語と語順が一緒なので、単語さえ覚えてしまえばパズルのようで、楽しく学習できます。
第二外国語を勉強し始めた当初、あまりK-popや韓ドラに詳しくなかったので周りの子と会話についていけるか不安でしたが、アイドルオタクの子からそうでない子まで様々な人がいるので心配ありませんでした。また、韓国語を勉強しているうちにその国の文化やエンタメに関心を持つようになり、興味の幅が広がったように感じます。(2年生)
韓国語 作文と文法 2クラス(永原先生・2022年度)
授業の感想
韓国語作文と文法のうち、1つは1年次と同様テキストに沿って文法を学ぶので自分の語学力を進歩させることができました。もう一方の授業は歌詞や絵本、ニュース記事、エッセイなどからよりネイティブに近い文章に触れることができました。(2年生)
初級に続けて、韓国語の文法の学びをさらに進めることができて良かったです。普段の学習の中で韓国語の比重が高いわけではありませんが、先生の丁寧な授業の進め方や、適度な量の課題、小テストのために行う復習などを通して、韓国語の勉強を一年間無理なく続けることができました。(2年生)
先生がとても優しく、説明もとてもわかりやすく来年度も履修したい。(2年生)
韓国語作文と文法のうち、1つは1年次と同様テキストに沿って文法を学ぶので自分の語学力を進歩させることができました。もう一方の授業は歌詞や絵本、ニュース記事、エッセイなどからよりネイティブに近い文章に触れることができました。(2年生)
1年生で1年間、韓国語初級の授業を履修した以来、1年半ぶりの韓国語の授業でした。ブランクがある分、予習には時間がかかりました。私以外の履修者の方々は、初級から続けて韓国語の授業を履修してきた人ばかりで、パッと単語が浮かんだり、発音の変化にすぐ対応していたり、すごいなと思うことが多かったです。とはいえ、授業こそ受講していなかったものの、趣味の韓国の音楽やドラマ、ラジオを通して、毎日韓国語に触れていたので、それが多少アドバンテージになって、授業についていけたと思います。継続の大切さを感じました。また、授業を受講したことで自信がついた部分もあり、春のTOPIKを受験してみようと思っています。作文と文法の授業でしたが、会話や発音の機会もあり、充実した半期間でした!(3年生)
以下の点からこの授業を、おすすめします!
文法は語学の基礎であり、身に付ければ表現の幅が一気に広がります。この授業では、テキストの練習問題や普段の作文課題を通して、韓国語の文を書くことにどんどん慣れていくことができます。一年間の最後には、日本や世界の昔話を韓国語で発表し合う機会があり、一年前からの自分の成長を感じることもできました。韓国語をさらに勉強したい方は、ぜひこの授業を活用して力を伸ばしていってください!(2年生)
一年次で韓国語を履修し、まだ韓国語の学習に慣れていない勉強2年目の方におすすめ。先生が優しいところもおすすめ。(2年生)
少人数なので、細かい部分までよく見てもらえます。他の受講生と共同作業が多く、それも刺激になります。アットホームな雰囲気なので質問しやすく、のびのびと勉強できる環境です。私のようにブランクがあっても、少し時間をかけて予習をすれば、十分についていけるはずです。ちょっとでも迷っていたら、ぜひ受講してみてください!(3年生)