第二外国語を生かして活躍している

在学生・卒業生

 第二外国語で対外的に活躍している学生を紹介します。学年は、参加時のものです。

2023年「話してみよう韓国語」東京・学生/一般大会
(2023年12月9日)

 スキット部門は2人1組で、指定された韓国語の会話とそこから先のオリジナルの会話を作って、スキット(寸劇)を披露する部門です。残念ながら入賞とはなりませんでしたが、韓国語の人気と共にレベルが高くなっているこのコンテストで、本選出場10組のうち、3組が本学から出場したのは、大変健闘したと思います。出場したのは、以下の6人です。

国際関係専攻3年、佐々木成美さん
歴史文化専攻2年、福田友理さん
国際関係専攻2年 藤乗雛子さん
コミュニケーション専攻2年 今村紗子さん
心理学専攻3年 鈴木梨沙さん
国際関係専攻3年 谷口知沙音さん

おめでとうございます!

『第12期韓国大使館SNSリポーターに本学学生が選ばれました!

 東京女子大学現代教養学部心理・コミュニケーション学科コミュニケーション専攻2年の坂野里紗です。私は現在、第12期駐日本国大韓民国大使館SNSリポーターとして活動しています。このSNSリポーターの活動は4泊5日の韓国訪問を通して、文化施設や歴史遺産を探訪し、体験した内容を映像にまとめ、SNSで発信することが役割となっています。また韓国大使館主催の文化イベントに参加し、内容を自身のSNSで投稿することも活動の一つです。私は韓国ドラマを通して、韓国に興味を持ちました。劇中の生活に見られる日韓の些細な違いに関心が生まれ、「韓国をもっと知りたい」と思うようになりました。そんな中このSNSリポーターの活動を大学からのお知らせで知り、「行くしかない!」と思い、応募をしました。
 今回の訪問先はソウルと釜山でした。5日間のスケジュールの中で韓国の二大都市を訪問できるということで非常に楽しみでした。釜山では甘川文化村やチャガルチ市場、2030釜山万博広報館を訪れ、ソウルではチマチョゴリを着て景福宮散策、K-POPダンス体験、キムチ作り体験など、本当に盛りだくさんな経験をすることができました。特に印象的だったことは韓国の外交部への訪問です。ここでは外交部のプロジェクトによって組織されたデジタルサポーターのみなさんとの交流を行いました。サポーターは韓国の方だけではなく、韓国で学ぶ外国の方もいらっしゃいました。非常に緊張していたのですが、お互いの活動や趣味などを終始和やかな雰囲気で会話をすることができ、あっという間に時間が過ぎてしまいました。様々な国の人々が韓国語で会話をしており、韓国語を話すことができたら、もっと楽しかっただろうなと思いました。言語一つで自分の世界を広げることができることを実感し、韓国語学習のモチベーションに繋がりました。
 歴史施設としては烏頭山(オドゥサン)統一展望台を訪れました。この施設は北朝鮮から直線距離で約460mしか離れていない場所にあります。南北統一に関連した展示が数多くある施設です。展望台からは北朝鮮の様子を見ることができます。展示で特に印象に残っているものはタイルによる壁画です。そのタイル一枚一枚には、離散家族や失郷民の方が書いた故郷である北朝鮮への思いや統一を願うメッセージが書かれていました。学校の歴史の授業では知ることができなかった、人々のリアルな思いに触れることができました。世界平和の大切さを改めて考えさせられました。
 今回の訪問で世界の色んなものを自分の目で見に行きたいと思いました。スマホ一つで情報を手に入れることができる時代ですが、ネットの情報だけでは知ることができなかった韓国の歴史や文化を知ることができました。この活動に挑戦して本当によかったと心から思います。今回の活動で得た経験を活かして、日韓の文化に対する考えや思いを共有していきたいです。大学生の私ができる未来に向けた日韓の交流は身近な文化交流にあると思うからです。SNSリポーターのメンバーは大学も学年もバラバラでした。しかし韓国について知り、伝え、日韓の架け橋になりたいという思いは全員同じです。どうすれば韓国の魅力を伝えることができるかを考え、協力し、アイデアを出し合って動画撮影をしました。一緒に貴重な経験をし、一緒に美味しい韓国料理を食べ、たわいもない会話をした時間は忘れられない思い出になりました。YouTubeに今回の訪問の動画がアップされています。「SNSリポーターの活動について知りたい!」・「韓国について興味があるかも!?」という方は是非ご覧ください。

「カンカンTube_Korean Embassy Official」で検索です!

コミュニケーション専攻2年 坂野里紗さん

2023年度『日韓青年親善交流のつどい』に参加しました①(内閣府主催、一般財団法人 青少年国際交流推進センター実施)

 日韓交流を通じて広がった視野

 つどいで過ごした三日間は、私にとって貴重な思い出として深く心に残っています。初めての国際交流で緊張していましたが、沢山の素敵な方達と出会うことができました。日本語を流暢に話す韓国青年も多く、今まで日本語を熱心に勉強してきたと聞いて温かい気持ちになりました。自分の母国語を勉強して話してくれていることや、国籍の壁を越えて仲良くなることができた嬉しさから胸がいっぱいになりました。韓国語が堪能な日本青年や、英語で会話する青年同士もいたので言語を勉強することの大切さを改めて感じました。私は韓国語を勉強中のため話す力がまだまだありませんが、知っている言葉をできるだけ使うようにしました。実際に韓国の方と会話することで、韓国語で自分の言いたいことを伝えられるように頑張りたい、多くの人とコミュニケーションを取りたいとモチベーションになりました。つどいではディスカッションの時間があり、私達のグループは日韓のメディア・リテラシーの現状や今後について話し合いました。日韓において共通する問題や異なる点もあり、新しい気付きから学ぶことが多くありました。つどい全体を通して、様々な人との出会いから自分の中の視野や考え方が広がりました。参加できたことを本当にありがたく思っています。もともと韓国の文化に興味がありましたが、今回の交流を通して韓国がもっと大好きになりました。日韓の文化が日韓関係をより良い方向に導いていることも実感しました。これからも日韓の繋がりを大切に、このような交流が続いていくことを願います。

コミュニケーション専攻 手賀咲良さん

2023年度『日韓青年親善交流のつどい』に参加しました②(内閣府主催、一般財団法人 青少年国際交流推進センター実施)

 韓国人青年と共にした2泊3日の時間は、私にとってかけがえのない宝物になりました。「つどい」に参加するまで私は、言語はあくまでコミュニケーションを取るための手段に過ぎないと思っていました。しかし言語は、彼らと彼らの国を構成する歴史的背景や価値観と同じくらい重要な文化の1つであると気づきました。長いようで短かったつどいは、私の精神的な部分を成長させてくれました。

またネイティブを前にして、自分の韓国語能力の未熟さを痛感しました。だからこそ今後の韓国語学習のモチベーションができました。つどいに参加したことで、将来は日本と韓国をつなぐ国際人になりたいという夢も明確になりました。素敵なご縁に心から感謝しています。

経済学専攻 白戸怜 さん

『韓日交流作文コンテスト2023』に入選しました

韓国文化院主催の「韓日交流作文コンテスト2023」で本学の学生が、以下の通り入賞しました。おめでとうございます。

韓国語川柳・俳句部門入選 国際関係専攻3年 佐々木成美さん 

日本語川柳・俳句部門佳作 歴史文化専攻2年 福田友理さん

『話してみよう韓国語』東京・学生/一般大会で入賞!

12月10日に韓国文化院で開催された「『話してみよう韓国語』東京・学生/一般大会」の本選において、本学の白戸怜さん(経済学専攻)・大槻凛さん(コミュニケーション専攻)が奨励賞を、川上心響さん(心理学専攻)・田畑華蓮さん(日本文学専攻)が努力賞を受賞しました。いずれも1年生で、非常に難しいチャレンジの中、大変な努力を重ねて素晴らしい結果を得ることができました。