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9月18日 「Googleドライブで授業動画を配信する」ページを作成しました。
今回は、タイトルのとおり、Googleドライブで授業動画を配信する方法を説明します。「Googleドライブ」というのはDrop Boxなどと同じように、ネット上にユーザーがデータを保存しておける外付けハードディスクのようなものです。
Googleドライブでは、先生方が、パソコン内のデータ(ファイル)をバックアップとして保存しておくことができるだけでなく、そのファイルを他人と共有することができます。
この機能を使えば、先生方がご自身のGoogleドライブにアップロードしておいた授業動画に学生たちがアクセスし、それをインターネットで視聴することができるようになり、YouTubeと同じように動画を配信することができるのです。
Googleドライブを使って授業動画を配信する際には、注意しなければならない点が2つあります。第一に、そのファイルにアクセスできる人をどの程度限定するのかという点。「リンク」と呼ばれる配信アドレスを知っていればアクセスできるようにするのか、または、アドレスを知っているというだけでなく、cisユーザー(つまり本学の学生や教員)に限定するのかということです。授業動画の配信ですから、通常は、cisユーザーに限定するということでよろしいと思います。
第二にご注意いただきたい点は、その動画ファイルを、学生が編集したり、ダウンロードしたりできないように設定する必要があるということです。学生に悪意がなくても、うっかりダウンロードした先生方の授業動画が、不特定多数が閲覧するネット上に出回ってしまうことがないとは言えません。そこで、このサイトでは、共有設定で、閲覧者がファイルを編集もダウンロードもできなように設定する方法もあわせてご紹介します。
また、私自身、はじめて授業動画をGoogleドライブにアップロードした際に、なかなか動作確認ができず苦労したのでその体験を書いておきます。Googleドライブに重い動画をアップロードしても、アップロードそのものは比較的短時間で終わります。しかし、その動画にアクセスして視聴しようとしても「この動画は処理中です。しばらくしてからもう一度ご確認ください」という表示が出てしまい、動画は観られませんでした。結局、観られるようになったのは2時間後でした。表示のとおり、処理には時間がかかっていたのです。このように、アップロードしてもすぐに視聴できない可能性がありますので、先生方におかれましては、オンデマンド配信の場合には授業日時までに余裕をもって動画をアップロードするか、あるいは、Zoom授業を録画したものを後日アップする場合には、学生に「視聴できるようになるまで時間がかかる場合があります」とご周知することをおすすめいたします。
Windowsユーザーの方は、たとえば以下のサイトをご参考にしてください
https://it-meshi.com/it_googledrive_moviekoukai/
本サイトでは、「右クリック」のないMacでの方法をご紹介します。