野生動物研究センター共同利用研究会2021


主催 野生動物研究センター

共催 京都大学霊長類学・ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院

日時 2022年3月4日() 13:00-17:30頃

形式 会場およびオンラインでの発表と討論

会場 野生動物研究センター(京都市左京区)

はじめに


私たち京都大学野生動物研究センターは、皆さんと共に、野生動物の保全を目指して研究や教育を進めています。その中心的な取り組みとして、文部科学省・共同利用・共同研究拠点に参画し、当センター以外の方との共同研究を積極的に進めています。

 この研究会では、共同利用・共同研究の取り組みや、その成果を発表していただきます。また共同利用研究に関わる多くの方にご参加いただき、これからの共同利用研究のあり方も考えて行きたいと思います。

 今回は、「動物の栄養」というセッションを設けて、動物園や水族館の動物、野外の野生動物がどのようなものを食べ、どれくらいの栄養を得ているのか、ということに焦点をあてます。動物園や水族館の動物では、与えている餌の種類や量は把握しやすいですが、意外にも食べている食物の栄養価は明らかではなく、データの蓄積が必要です。実際に栄養が取れているか、それが動物の健康にいいのか、といったことを知るには、さらに研究が必要です。

 野外の野生動物の生態学的な研究においても、何をどれくらい食べているかは、古典的なテーマです。しかし野外に特有な難しさもあり、新たなアプローチを必要とする課題は沢山あります。

 動物の食をテーマにした、共同利用研究の成果を発表いただき、研究の意義や問題について討論したいと思います。

 また、今年度に実施していただいた公募研究の成果もご発表いただきます。

ご参加ありがとうございました

沢山の方にご参加いただき、無事、研究会を終えることができました。発表者の皆様、ご参加いただいた皆様に感謝いたします。

参加者数 約75人(発表者、座長を含む)
 ・所属別の人数
   動物園および水族館に所属する方 約15名
   京都大学以外の大学・研究機関・任意団体の方 約35名
   京都大学(野生動物研究センター以外)の方 約15名
   京都大学野生動物研究センターの方 約10

 ・オンライン、会場での参加人数
   オンラインでの参加 約65名
   会場での参加 9名 

参加申込(終了しています)


 これまでの共同利用研究への参加の有無にかかわらず、どなたでもご参加いただけます。野生動物や、動物園や水族館の動物を対象とした、調査・研究に関心のある方のご参加も歓迎します。

 新型コロナウイルス対策として、会場での参加人数には上限があります。またオンラインで参加される方はパスワードが必要です。こちらより事前の申込をお願いします。

プログラム

共同利用研究会2021プログラム

要旨

共同利用研究会2021要旨