「里山の土壌を知るプロジェクト」の調査には、いろいろなパターンでご参加いただくことができます。
想定されるパターンをいくつか記述しますので、参考にしてください。
いずれの場合にも、「調査する許可を所有者・管理者から得ている」など、いくつかの条件を満たしている必要があります。
これら条件についての詳細は、申し込みフォームの「調査地などの要件」の箇所でご確認ください。
対象を「里山に関わるグループ」としています。森林を管理する里山活動団体をイメージしていますが、たとえば、以下のような事例も考えられます。
①自治体(市区町村の森林を管理している部局、地域と連携して里山管理している部局など)
②学校(里山と関わっているサークルやクラスなど)
③企業(所有する広葉樹林を管理している部門や地域貢献の一環で里山で活動しているグループなど)
④自治会・町内会(地域で共有する里山林を管理しているグループなど)
⑤地域の活動グループ(地域で環境教育・環境活動をおこなっているグループなど)
参加できる団体かどうかがわからない場合には、お問い合わせください。
調査は、「里山に関わるグループ」「里山活動団体」のメンバーが参加することをイメージしていますが、
グループや団体のメンバーだけに限る必要はありません。調査地の里山に関わりがある人であれば参加可能です。
下記のような人で調査に協力したい方には、ご参加いただければと考えています。
(1) 里山の植物などに詳しい人
(2) 調査に慣れている人(モニタリング活動に参加しているなど)
(3) 研究者(大学院生、博物館学芸員、研究機関の研究員の方など)
(4) 学生(生物・地域社会について研究する大学生、地域活動をしている高校生など)
手順にしたがって調査を実施していただければ、里山や調査に興味がある方であれば、どなたでも参加可能です。
調査の体制づくりについても、さまざまなパターンが考えられます。
たとえば、以下のようなパターンがあると考えられます。
【里山団体による調査】
・団体メンバーのみで実施する。
・団体メンバーが「調査地の里山に関わりがある人」と協力しながら実施する。
【里山団体+協力者による調査】
・里山団体が、協力者に相談し、里山団体が参加申込、両者が連携して調査する。
・調査協力予定者が、里山団体に提案して、里山団体が参加申し込み、両者が連携して調査する。
お互いが助け合って、安全に調査ができるような体制を柔軟につくっていただければと考えています。