広葉樹二次林2か所:
①伐採あり、②伐採なし (面積は約20m×20m以上)
* 2か所は伐採の履歴以外はおよそ同じで隣接しているところ。
* 伐採 :ここでは広葉樹を間伐(10-90%)または皆伐(100%)したもの
伐採あり:(最新の)伐採から1-21年経過した場所
伐採なし:隣接する30年以上伐採していない場所
広葉樹 :コナラ、クヌギ、シイ、カシ、ミズナラ、シラカンバなど
[補足]
(ご協力をおねがいしたいこと)
0)準備
[1]伐採区と[2]対照区のそれぞれで、5点の調査点を決めます。
*所要時間(目安): 1か所 5~10分
以下の調査は合計10か所で行います。
1)土壌採取
各調査点で、高さ5cmの筒を土壌に差し込み、掘り上げて回収します。
*所要時間(目安): 1か所2~10分
2)落葉採取
各調査点で、周辺の広葉樹の落ち葉を採取します。
*所要時間(目安): 1か所1~2分
3)樹木調査
各調査点で、周辺の5本の樹木の①種類と②幹の太さを調べます。
また林内の写真撮影もします。
* 所要時間(目安): 1か所5~15分
**実施者は調査地の樹木に詳しい方が望ましいです。
4)樹冠開空度調査
各調査点で、上空を撮影します。
(任意)樹冠開空度を記載します。
*所要時間(目安): 1か所1分
5)下層植生調査
各調査点で、1辺が1mの四角い枠を地面に置き、写真撮影します。
(任意)植物の種類とその被度を記載します。
所要時間(目安): 1か所1~5分
** 2~5) 環境や植物は土壌と密接にかかわるため、同時に関連の調査をします。
報告会*などで調査結果を説明する予定です(2025年)。土壌環境、養分、微生物について以下のような内容を考えています。
①奥山林と里山林との比較の結果
②管理影響について
* このサイトでお知らせをします。
里山に関わる方々どうしの交流会を計画しています(2025年)。全国の里山に関わる方々、研究者との交流の機会にできればと考えています。参加者にはメールでご連絡する予定です。