過去出展企業様の声(全文)
~BFACT株式会社

https://bfact.jp/

自己紹介をお願いします。
BFACT株式会社の代表取締役江﨑 寛季です。名古屋大学医学研究科の特任助教もしています。我々の会社では難治性のがん、あるいは肉腫を対象とした抗体薬物複合体の研究開発をおこなっています。

大学院生のときにされてた研究を事業化されたんですよね?
病理学の教室にいましたが、アイディアは大学院生のときからありました。まだ事業化できてないのでなかなかハードルが高いですが、自分の子どもを育てるような楽しさはあります。

ショーケースで発表していかがでしたか?
雰囲気は非常に良いですし、海外の方もいらっしゃったので、良かったなと思っております。Q&Aの英語がわかりづらくて、そこは個人的な反省点と思っています。

ピッチイベントのために事前準備とかされましたか?
清泉先生の動画を見て、基本的な型にはまるように構成しました。

アカデミアでの研究発表と比べて、ピッチイベントでの発表はいかがでしたか?
全くスライドは違いますね。アカデミア発表は9割ぐらいサイエンスのデータですが、ピッチイベントだと1、2枚ぐらいしか入らないと思います。

5月にプレシリーズAの資金調達も成功されていますが、大学発のスタートアップとしてビジネスの勉強も必要となり大変ですよね?
私はサイエンスの部分も代表取締役のどちらもしておりますので少し中途半端になるっていうところもありますが、ビジネスについては基本的には本で勉強し、実地の営業でアタックしています。国内の営業に続き、今は海外に向けてチャレンジしています。

ショーケースの教育セミナーはいかがでしたか?
現地の弁護士や投資家の方などがビザや投資について教えてくださるので、本当に海外に挑戦する企業にとってはとてもよいと思います。

ラボツアーはいかがでしたか?
アカデミックを知るっていう意味では良かったかなと思っています。ただし、ベンチャーではそんなになかったですよね?(注:ベンチャーのためのWETラボとしての現地の貸しラボや貸オフィスも同じ建物にあります)

ショーケースに参加して役に立ったことはありますか?
直接進展に関わったことはありませんが、特に弁護士にご指導いただいた後半の教育ツアーとレセプションがよかったです。

江崎さんは投資家さんへしっかりアピールされていて素晴らしいですね。
等身大で、自分のキャラで、熱い想いで、今回の調達は成功したと思っています。今後は戦略的に進めていく必要があると思っています。

今年応募される方にメッセージをお願いします。
私はこのようなイベントは使い倒すくらい利用することが大事だと思っています。現地でいろんな先生とアポを取ったりして、いかに決められたプログラム以外のことをすることが大事なのかなと思っております。