こちらのサイトでは、遠隔授業に関する注意点や、Kyoto Gaidai UNIPA や Microsoft Teams などの使用するツールについて、教員向けの情報を発信しています。ご質問などは、サイトの一番下にある問い合わせフォームからお送りください。
「遠隔授業(オンデマンド・ビデオ型)」の詳細は、オンデマンド授業実施マニュアルをご確認ください。
遠隔授業に参加する学生は、学内外からPCやスマートフォン等を使って参加します。Gmail や Kyoto Gaidai UNIPA の基本的な操作については、京都外大オンライン学修準備サイトにて習得する機会を設けています。以下に、学生の学修環境を記載しましたので、ご参考にしてください。
なお、1授業あたりの通信量制限は設けておりません。
参考:学生の学修環境
学内
利用できる端末:6号館6階MAICO、4号館1,3階貸出ノートPC
持込み端末のインターネット通信環境:eduroamによる全館無料WiFi
自宅
端末の所有率 ※2020年5月調査:スマートフォン 97%、パソコン 90%、プリンター 60%
インターネット通信環境 ※2020年5月調査:固定回線 92%、その他(ポケットWiFi 、スマートフォンのテザリング等)7%、通信環境なし 1%
Word、Excel等のOfficeソフト:大学のライセンスで所有する端末にインストール可能
コミュニケーション手段:Gmail、Kyoto Gaidai UNIPA、Microsoft Teams
使用可能なアプリ:Google Workspace for Education(Gmail、Google ドライブ等)、Microsoft 365(Teams、Forms、Stream等)
遠隔授業を行うためには、以下の機材と環境をご準備いただく必要があります。
PC:こちらのサイトにあるハードウェア要件を満たす Windows PC、Mac、Linux PC(モバイルデバイスは除く)
ネットワーク環境:PCをインターネットへ接続するための、固定回線、ポケットWiFi、スマートフォンのテザリングなどのネットワーク環境
マイク:WEBカメラやノートPCの内蔵マイク、外付けマイク、ヘッドセット、スマートフォン用マイク付きヘッドフォン、Bluetooth無線マイク付きヘッドフォン 等
WEBカメラ※カメラ映像を録画する場合:ノートPCの内蔵カメラ、外付けWEBカメラ、USBビデオキャプチャーボード+ビデオカメラ・デジタルカメラ 等
※教室のPCは、上記要件を満たしています。
本学は、遠隔授業のために、主に次の3つのツールを使います。各ツールの使用方法については、このサイトで個別に説明しています。
Microsoft Teams:本学の遠隔授業主要プラットフォームです。カメラ映像・PC画面のライブ配信と録画、動画作成・配信、ファイル配布、課題、テスト、学生との会話(チャット)が行えます。
Kyoto Gaidai UNIPA:授業の準備(予習)、課題、多機能なテスト、お知らせ等に利用できます。Teams には無い機能を使いたい方向けです。
Google Drive:課題や資料のファイル置き場、課題の提出先として利用できます。共有リンクを貼り付けることで、Teams等 からアクセスする事ができます。
上記ツールを使って遠隔授業を行うにあたり、従来の授業方法を変更していただく必要があります。例えば、黒板やホワイトボードの板書を学生に伝える事は難しいため、代わりにパワーポイント(PPT)によるスライドなどをご準備ください。普段からスライドを使って授業されている方は、そのままお使いいただけます。カメラで板書を撮影する事もできますが、相応のカメラと撮影環境及びセッティングが必要になります。以上を踏まえ、以下の情報を参考に授業を計画してください。
互換性に問題があるファイル:Google Driveを使う場合、Windows標準のwma音声ファイルは開けません。mp3に変換してください。(参考:Google ドライブに保存可能なファイル)
遠隔授業における著作物の取り扱いについては、SARTRASのページを参照してください。
対面授業実施マニュアルを確認してください。
「Microsoft Teams」は遠隔授業の中心的ツールです。以下のサイトや、動画を参考に、概要と利用方法をご確認ください。 お手元のPCへインストールする場合は、以下のボタンからTeamsのページを開いていただき、「職場/学校向けの Teams」の「Teamsをダウンロード」からインストールしてください。
京都外大 遠隔授業_教員向けマニュアル(PDF: 10MB、日本語)
【別紙】京都外大 遠隔授業_教員向けマニュアル ※Formsを使ったアンケートと小テスト作成のマニュアル(PDF: 5.9MB、日本語)
ライブイベント手順(PDF: 3.2MB、日本語)※教員含む1000人以上のライブ配信は、こちらの手順を参考に「ライブイベント」で行ってください。
クイックガイドの内容を、1本1〜2分の短いビデオで説明します。☆は遠隔授業を行う上で、最低限知っておいてもらいたい機能です。
Planner、Forms編 ☆(Forms編のみ☆ 1:55 から)
Microsoft が提供する無料の学習コース(事前トレーニング)の中から、遠隔授業に役立つ6つのコースをセレクトしました。
「チーム」=教室(授業、クラス):教員は自分が担当している授業、学生は自分が履修している授業が一覧で表示されます。
「メンバー」=学生:個人はメールアドレスで管理されています。例:23ua0000@ kufs.ac.jp
「投稿」:ここに何かを投稿する事で授業が展開されます。コメントはもちろん、画像や資料、課題を投稿できます。
「会議」:カメラ映像や、教員のPC画面に映ったスライドなどを配信する事ができます。教員と学生、学生同士の会話は会議チャットで行います。
「レコーディング」:会議の内容はそのまま録画する事ができます。録画した内容は「投稿」され、チーム内の学生と共有されます。
「ファイル」:授業で使う資料(ファイル)をアップロード、ダウンロードできます。学生と共有するファイルを置いてください。「クラスの資料」フォルダの中のファイルについては、学生はファイルを編集したりアップロードする事はできません。
「チャネル」:学生をグループ分けしたいときは、チャネルを使って分ける事ができます。ペアやグループ学修に使います。
「課題」:課題を与える事ができます。提出物の有無、提出期限の設定や参考資料の添付ができます。
「クイズ」=小テストやアンケート:正解がないもの(アンケートや自由回答)及び正解があって採点するもの(小テスト)を選んで出題できます。クイズでは、「Forms」という別のアプリが使われます。
本学ドメインのメールアドレス(ユーザーID※8文字まで@kufs.ac.jp)でサインインしてください。
授業は必ず、管理者が作成した授業用チーム上で行ってください。
チーム名を頼りに学生は授業に参加します。また、チーム名を検索してサポートを行いますので、チーム名は変更しないようお願いします。変更されたものに関しては、管理者が元の名前に戻す場合があります。
各チームの所有者として、「Teams 管理者」と「Educational Affairs(教務部)」がサポート用として追加されています。※これらのユーザーの削除や変更は行わないでください。
チームの一般の投稿欄に、あらかじめメッセージや指示事項を投稿しておくと、学生にとって良い案内になります。
教員を含め参加者が1000名を超える「会議」は開催できませんので、「ライブイベント」(予定表>ライブイベント)で配信してください。詳しい制限事項はこちらを確認してください。
「チーム」はどなたでも自由にお作りいただけますので、授業以外でもご活用ください。ただし、チームを”パブリック”に設定すると、誰でもチームの検索ができる上、チーム上で録画した動画は、学生を含む全てのユーザーに公開されてしまいますのでご注意ください。
2022年度に使用した授業用チームは、アーカイブに移動されます。アーカイブされたチームは、学生を含め、いつでも開く事ができます。ただし、新規の投稿や会議の開始、学生によるファイルの編集・削除はできません。アーカイブに関する詳しい情報は、こちらを参照してください。※2022年度秋学期のチームは、3月中頃にアーカイブされます。
Teams の会議に学生が出席したかどうが確認する方法は、会議中に出席リストをダウンロードする方法と、Insightsアプリをインストールする方法があります。詳しくはこちらの手順を確認してください。
Teamsにサインインし、すべてのチームから、準備を行う授業の「チーム」に入る チームの例:Mon1-English Seminar Ⅰ
授業で配る資料は、「ファイル」の「クラスの資料」にアップロードしておく ※「クラスの資料」にアップしたファイルに限り、学生はファイルを直接開いて見る事はできるが、編集やダウンロードはできない。
授業の内容をあらかじめ動画で準備する場合は、「今すぐ会議」で会議をはじめて「レコーディング」しておく ※動画は会議をはじめた場所の投稿欄に表示される。
授業開始時間までにTeamsにログインし、すべてのチームから、当該授業の「チーム」に入る チームの例:Mon1-English Seminar Ⅰ
学生に指示があれば、「投稿(一般)」の一番下にある”新しい会話を開始します”の欄に入力する 例:”チームに入ったら、会議に参加ボタンを押してください。”
画面右上にある「会議」ボタン(カメラのマーク)を押し、”今すぐ会議”を押してライブ配信を開始する
会議に学生が参加するのを待つ。参加者は、参加者を表示[2人の人形アイコン]ボタンを押すと表示される
授業を録画する場合は、画面中程に表示されている横並びのボタンの中から、その他の操作[・・・]ボタンを押し、「◎レコーディングを開始」を押して録画を開始する
カメラ映像を使う場合はカメラをオンにして授業を行い、PPTなどPC画面を配信する場合は、共有[↑]ボタンを押して配信する画面を選択する
ライブ配信が終わったら、その他の操作[・・・ ]ボタンを押し、「会議を終了」を押して「投稿」へ戻る ※録画は自動的に終了する
小テストや課題を出す場合は、「課題」タブから出題し、必要に応じて「投稿」で学生へ指示する
授業が終わったら次の授業の「チーム」に移るか、Teamsからサインアウトする
Teams 遠隔授業 Ongoing Discussion Teams 他、遠隔授業に関する情報共有の場です。是非ご参加ください。※Teams へ本学アカウントでサインインする必要があります。
授業の「休講・補講・教室変更の申請」、「履修者名簿の照会」、「出欠の管理」、「テストや課題の管理」、「成績入力」などの機能から構成される総合的なポータルサイトです。ここでは、概要と基本的な操作方法を説明します。
学生とのコミュニケーション:授業を履修している学生へ一斉に連絡したり、質問対応など学生とのやり取りができます。
課題の作成・提出:学生に自宅のPCやスマホから課題に取り組ませ、提出させることができます。
成果物の保管:過去の課題を保管し、ポートフォリオとして活用できます。
京都外国語大学ホームページを開いて一番下までスクロールし、「Kyoto Gaidai UNIPA」を押してください。
本学のアカウント(8文字まで、@kufs.ac.jpは不要)でログインします。
使い方など詳しくは、教員用操作マニュアルを参考にしてください。
Google ドライブに置いたファイルや作成したファイルを、Teams や UNIPA で共有できます。
Google ドライブに置いたファイルを選択して、クリップマークを押してください。リンクの共有のメニューが出たら、スライドをONにしてください。クリップボードに共有用リンクがコピーされますので、UNIPA のクラスプロファイルや、Teams の投稿などに貼り付けて使ってください。
本学グローバル観光学科の Eric Hawkinson 先生より、先生が作成されたサイト「Online Teaching Resources」について、リンクの許可を頂きましたので、紹介させて頂きます。
普段教材としてお使いの PowerPoint のスライドに、ナレーションを付けて動画にすれば、動画教材を作成できます。(参考:プレゼンテーションをビデオに変換する)
Teams の会議で画面共有をしてレコーディングを行えば、より簡単に動画教材を作成する事ができます。作成された動画は、会議を開いたチャネルの投稿欄に置かれます。詳しくはオンデマンド授業実施マニュアルをご確認ください。
PDF形式の資料を作成する場合、印刷した紙をスキャンしてPDFを作成すると、ファイルサイズが大きくなりますので、できるだけ原稿ファイルから直接PDFを作成してください。参考:Word や Excel からPDFファイルを作る方法
スマートフォンで撮影した画像ファイルは、意外と大きくなります。写真をメールで送る場合は「中」や「小」を選んでサイズを小さくしてください。
Q1.UNIPA の代わりに Teams でトレーニングを始めるのはなぜですか?
UNIPA には、遠隔授業に必要なライブ配信や画面共有機能がありません。
Q2.Teams が選ばれたのはなぜですか?
遠隔授業開始当初、Zoom にはセキュリティの問題※と将来的なコストの問題が、Google Hangouts Meet にはパフォーマンスの問題がありました。Teams は強固なセキュリティを謳っており、大学が契約しているライセンスの範囲内で無料で利用できる事もあり、採用いたしました。※現在は Zoom のセキュリティ問題は解消しています。
Q3.大学にはすでに G Suite があるのに、Google Meet ではなく Teams が選ばれたのはなぜですか?
検証したところ、Meet で参加者が多くなった場合、映像や音声が途切れるなど、Teams に比べるとパフォーマンス上の問題があったためです。また、一部の学生が留まっている中国では、Google のサービスが使えない事も理由です。
Q4.教員は Teams を使用しなくてはいけませんか?
Teams に統一すれば学生側の負担が少なくなりますので、Teams を使用してください。また、Teams であれば授業と履修者をあらかじめ登録しておく事ができますので、教員側の負担も少ないと考えます。
Q5.教員は Teams の代わりに Zoom を使用して授業を開催できますか?
学生側の負担を考えて原則 Teams を使用していただきますが、どうしても Zoom を使用される場合は、待機室を有効にし、入室者を管理した上で使用してください。なお、大学は Teams 以外をサポートしません。
Q6.UNIPA のトレーニングセッションはいつ開催されますか?
UNIPA のみのトレーニングセッションの開催予定はありません。使い方はこちらのサイトやマニュアルを確認してください。
Q7.UNIPA と Teams を使用するために、学生はどのようなトレーニングを受けますか?
こちらのサイトで案内しています。
Q8.教員と学生は、サポートが必要なときにどのような支援を受けることができますか?
教員は、このサイトの下にある問い合わせフォームから連絡をいただきますと、ITスタッフによるサポートが受けられます。学生は、学生用問い合わせフォームで支援を申し出る事ができます。
Q9.対面でのサポートを受ける事は可能でしょうか?
Teams を介しての遠隔操作によるサポートを基本としておりますが、事前に問い合わせフォームよりご連絡いただければ、7号館3階 情報システム課にてサポートを受ける事もできます。
Q10.PCを持たない学生を教員はどのように扱うべきですか?
スマートフォンなど、画面の小さなデバイスで授業に参加していますので、配信する画面、教材や課題の内容については、適切な配慮をお願いします。