B3学生へメッセージ Recruit
B3学生へメッセージ Recruit
(2025/9/22更新)
・配属説明について
学部3年生配属及び大学院から吉岡研に入りたい方/興味ある方は吉岡(kyoshioka47@keio.jp)にメールをください!
文面は"配属に興味があるのですが、見学できますか?"程度の内容で大丈夫です。
吉岡からの研究内容の説明や先輩との簡単な懇談を通して研究室説明を行っています。
配属期間は早めに・積極的に教員に連絡を取り、色々な話を聞いた上で入りたい研究室を絞ってみてください。
・研究テーマについて
吉岡研では回路かセンサ、どちらかの研究テーマに分かれて配属しています。
どちらのテーマも上下のレイヤ(上はAI・ソフトウェア、下は半導体デバイスやレーザなど)と連携して研究をします。
そのためハードまたはソフトだけの研究というよりかはハードとソフト両方に興味があることが重要です。
またプログラミングやAIの知識や経験は必須ではなく、それよりもハードとソフトを両方やってみたいという意志が重要だと思っています。
・研究室の文化
慶應から世界へ、をモットーに研究しています。
研究をやるからには世界の研究者の前で研究を発表する国際学会を目指して研究を行います。競合相手はMIT、スタンフォード、インテル、Googleなどです。
慶應の学生のポテンシャルと教員の熱意があれば次世代社会にインパクトを残す研究ができると信じています。
研究室にはコアタイムはありませんが、週に一度のグループミーティングが出席必須です(オンライン可)。
4年生以降は授業がとても少なくなるため、自発的に研究活動に取り組むことを期待してます!
・主なOngoingプロジェクト
Projectページも御覧ください。
メモリ内でAI計算を行うことで、従来回路よりも遥かに低い電力のAI回路の実現を目指しています。
吉岡研ではアナログ演算や確率的計算などのデジタル演算よりも革新的な計算方式による効率化を探求しています。
実際の回路設計の他、Pytorchを利用した回路フレンドリーなAIの学習やフレームワーク作成も行います。
スポンサー:JST CREST/科研費/理研 他
共同研究:東京大学、京都大学、静岡大学、情報工学科 藤木研など
成果例:[ICCV'25] [ESSERC'25][ICCAD'24][SSDM'24][ISSCC'24] [ASP-DAC'24]
自動運転に不可欠なLiDARセンサは多く使われていますが、そのセキュリティ性質はあまり調べられていません。吉岡研ではLiDARセンサの脆弱性発見や自動運転車における脅威などを調査し、その脆弱性の解決策を提案する研究を行っています。
LiDAR攻撃装置の構築の他、実際のLiDARを設計したり試験用に自動運転車を走行したりしている世界でも数少ない研究室です。
スポンサー:JST CREST/JST さきがけ, 科研費 他
共同研究:University of California, Irvine, University of Florida, 早稲田大学、電通大学、ソニー
成果例:[ICRA'25] [NDSS'25] [NDSS'24] [VehcleSec'24] [VehcleSec'23]
LiDARセンサの高性能化・低価格化に伴い、医療やスポーツといった新しいアプリケーションが考えられます。そのような新規センシングアプリ開発を共同研究を通じ実現します。
スポンサー:科研費
共同研究:岡山大学病院、アイシン、電情 青木研
立ち上げたばかりの研究室ということもあって、活気に満ちていると感じたから
比較的新しい研究室で、これまでの研究テーマや伝統にとらわれずに自由に挑戦できると感じたため
自律走行、センシングに興味があり、しかもハードとソフト両方できそうだったため
ハードとソフトのどっちも扱っていた、研究室が大きかった、やる気のある生徒がいた
ハードウェアとソフトウェアの両方を触ることができる唯一の研究室だったから
研究テーマが面白そうだったから、ハードとソフト両方を学べるから、対面で会う機会が他の研究室に比べて多いので仲は深まる、先生や雰囲気が良かった、
議論の最中に良いアイデアが浮かんだ時/海外の研究者と交流できる点
メンバー全員が国際学会や論文誌を目指していること
国際会議の発表、吉岡先生以外にも一流の研究者と出会えたこと
海外の学会発表、仲間との議論。優秀な先輩との議論は興味深く、自分もこうなりたいと思わせるものがある
We went to VLSI meeting and had beer at night, people talked about interesting stuff.
研究に関する相談とダーツ
京都に学会発表を聞きに行ったこと、飲み会
問題解決能力、なんとかする力
自分で考えて行動する力が身についた
プレゼンテーション能力、課題に対する向き合い方、知的なタフさ
マネジメント能力。自分のプロジェクトを進めるのに人を巻き込む必要があり、スケジューリングなどを自分で率先する必要がある環境なのでその能力が身につくだろう。
The research group is experienced and good at writing good papers
プレゼンや資料作り、英語での日常会話
実験プロセスを考え、結果を分析し、考察する力はどの仕事でも役立つと思う。メンバーと協力する場面が多く、コミュニケーション能力を培うことができ、仕事で役立つと思う。
朝10時ごろに研究室に到着し、実験や論文執筆を行います。20時ごろに研究室を出て帰宅します。
日によるが、午前中 or 午後のどちらかで自分のテーマの研究。残りは研究室メンバーの研究の手伝いや論文を読んで新しいテーマを考えています。
大学に登校し、同僚と話し、研究。飽きたらまた同僚と雑談。気分で帰りに同僚とダーツ
13:00〜14:30ミーティング、14:30〜15:00遅めのご飯、15:00〜17:00実験やデータの取得など
FAQ
Q) 世界と勝負するといってもなにをすればいいのでしょう?
A) 吉岡が考える大切なことは失敗することと基礎力と環境です。
・失敗すること
仕事で失敗したら怒られるしガッカリします。
では失敗はいけないことでしょうか?私はそう思いません。大学のものづくりでは失敗から経験から驚くほどたくさんの事を学べます。研究室ではたくさん失敗をし、そしてそこから学んでください!研究生活におけるたくさんの失敗・勉強・経験は将来の自分に向けてのトレーニング・投資であると思ってください。そうすると研究や勉強にも能動的に動くことができると思います。
進んでリスクを取り失敗する勇気のある学生さん、大歓迎です。
・基礎力
基礎が大事なのはスポーツでも研究、仕事でも同じです。
基礎理解がないと物事の表面をなぞるだけになってしまいます。
もちろん基礎が出来ていないから研究室には向いてない、ということはなくCSGでは新人研修や勉強会を通し人生を通じる屋台骨となる基礎力と専門性を培います。
・環境
海外では指導教員を先生ではなくアドバイザーと言います。アドバイザーの役目は学生に楽しく自発的に研究できる環境を整え、一方的に指導するのではなく学生を導きます。
慶應義塾の理念の一つである"半学半教"に近いです。
偉そうに書いてますが吉岡もまだまだです、共に成長できるような研究室環境・風土を作っていきましょう。
Q) 配属されると3期生になると思いますが他の研究室と変わるのでしょうか?
A) 皆さんは3期生になるとのことで、まだ他の研究室と比べて歴史も先輩も少なく、自分で立ち上げないといけないことが多く大変なことも多いと思います。
その一方で暇がある教員から密接な指導が受けられる、スタートアップに近い環境で研究できるとプラスも多くあります!このような環境にワクワクする方と会えるのを楽しみにしています。