Q ボーイスカウトってなんですか? ~世界的な青少年の社会教育運動~
健全な青少年育成を目指した世界的な「社会教育運動」です。
子供の好奇心や探求心に応える活動を通して、心身ともにバランスのとれた「健全な人格の形成」と、「より良き社会を創る」ことを目指しています。
100年以上の歴史の中で世界中の青少年の社会教育を担ってきました。
たとえば『世界スカウト機構 規約(憲章) 』では「スカウト運動の目的」を「青少年が個人として、責任ある市民として、地域、国、 国際社会の一員として自らの身体的、知的、情緒的、社会的、精神的可能性 を十分に達成できるように青少年の発達に貢献することである。 」としています。
Q ボーイスカウトはいつどこで誰によりはじまりましたか? ~1907年イギリスで~
1907年8月にイギリスの南海岸にあるブラウンシー島で、「ロバート・ベーデン-パウエル卿」が20人の少年たちと行った実験的なキャンプが始まりです。日本には1908年には伝わりました。
Q 今、世界にどのくらいのボーイスカウトがいますか? ~5,700万人以上~
現在、世界中で5,700万人以上のスカウトたちが活動しています。(2023 年)
ボーイスカウトの活動を行うということは、世界中のスカウトたちの仲間になることでもあります。
Q 世界でボーイスカウトが行われている国は? ~173の国と地域~
2023 年現在、ボーイスカウトは173の国と地域で行われています。
スカウト活動が行われていないのは、アンドラ、中国、キューバ、北朝鮮、ラオスの5か国のみです。
詳細はこちらのリンクをご覧ください。
Q スカウト教育の特性は?
諸規定/教育規定において、以下の四点があげられています。
①「行うことによって学ぶ」
② 班などの小グループによる活動
③「進歩制度」の活用
④ 野外を主たる「教場」とする
Q ボーイスカウトをやっていた有名人を教えてください。
アメリカのNASA(航空宇宙局)では、アポロ計画で月面に立った宇宙飛行士の12人中11人がボーイスカウト経験者であったことはよく知られています。
日本ではじめて国際宇宙ステーションのクルーに選ばれた野口聡一宇宙飛行士もボーイスカウトの出身です。
他にも、多くのアメリカ大統領や政治家、起業家、映画監督、ミュージシャンなど幅広い分野で活躍している人がいます。
Q 海外のスカウトとの交流はありますか? 異文化や語学の習得に役立ちますか?
カブ隊の教本には「世界の国々」という章があり、世界の国や国旗や文化を学びます。
ボーイ隊以上では世界中のボーイスカウトが集まる長期キャンプ(世界スカウトジャンボリーなど)や交流プログラムへ参加するチャンスがあります。
世界規模のキャンプや海外派遣での海外スカウトとの交流をきっかけに語学に磨きをかけているスカウトもいます。
Q ボーイスカウトの進級制度とはなんですか?
ボーイスカウトでは年齢に応じた進級ワッペン教育を行っています。
ビーバー隊は修得課目ワッペン、カブ隊は修得課目ワッペン(カブブック)と選択課目ワッペン(チャレンジ章)があります。
ボーイ隊・ベンチャー隊もそれぞれ進級課目と選択課目(技能章)があります。
進級やワッペン取得の関わり方も、ビーバー隊やカブ隊では指導者がプログラムの中に盛り込みますが、ボーイ隊以上ではスカウト自らが目標をもって取り組みます。
進級制度は、目標をたて頑張るスカウトもいれば、ワッペンにはあまりこだわらずに日々のボーイスカウト活動を楽しむスカウトもいて、取り組み方は自由です。
Q 日本ボーイスカウトの最高峰のワッペンを教えてください。
ベンチャー隊まで活動をつづけるスカウトが最後に目指す最高位のワッペンが「富士章」です。
難関である「隼章(はやぶさしょう)」を経て、更に厳しい難関を突破し「富士章」は得られます。
富士章では県知事や皇族の方との表敬訪問も恒例となっています。
高校時代3年間のという限られた時間の中で自らの意志と計画で目標に挑む経験は、大きな成長の機会です。
横浜第132団では、現在までに、男子1名・女子1名の富士スカウトと、男子3名・女子2名の隼スカウトが誕生しました。
Q ボーイスカウト活動は「非認知力」を高めることに役立ちますか?
「非認知力」とは「学校のテストなどでは計れない人間の内面の力」などと定義され、幸せな人生の土台となる力として昨今特に注目されてきています。
ボーイスカウトで育まれる力は、点数や数字をつけれる勉強とも、順位や勝敗などの目に見える結果を求めるスポーツや習い事とも異なり、まさに「非認知力」と言えます。