これまでに取り組んできた研究テーマは,ジェンダー・セクシュアリティ,高校教育、学校から職業への移行,教育改革,学力問題、東日本大震災などです。テーマ的には多岐にわたるように見えますが、多かれ少なかれ、社会や教育が直面するジレンマやパラドックス(二進も三進もいかない状況)に注目するところに共通点があります。現在は、国内の研究者たちとともに、東日本大震災の被災地で育った若者たちへのインタビューやアンケートを積み重ねて、震災がライフコース(人生)に及ぼす影響を地道に検討しています。また、その一方で、ヨーロッパ各国の研究者たちとともに、教育・労働・社会保障の仕組みの違いが、ライスコース形成にもたらす影響に関する国際比較にも取り組んでいます。
2021(共著),「若者の大人への移行と社会保障─就業と離家・家族形成をめぐる日英比較─」(『社会政策』13巻1号)
2020(分担執筆),『震災と学校のエスノグラフィー 近代教育システムの慣性と摩擦』,勁草書房
2014(共編著),『現代高校生の学習と進路』,学事出版
2011(共編著),『教育改革の社会学 犬山市の挑戦を検証する』,岩波書店
1997(共著),「「ジェンダーと教育」研究の動向と課題」(『教育社会学研究』第60集)
【大学院】 【学部】
▪ 学校の組織と経営(共通) ▪ 教育社会学
▪ 教育研究における質的研究方法論 ▪ 教育の質的研究方法論※
▪ 教育経営総合演習
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