午前中に世界人権問題研究センターでこの町の歴史について研修。その後柳原銀行記念資料館を見学いただきました。そして、昼休みは「この町のお店」で自由に昼食。午後再び集合してまち歩きを実施しました。今日は一日崇仁の町を知ってもらい、感じてもらいました。「先生、この町はあったかいええ町なんや」という崇仁発信実行委員会藤尾代表の想いが伝えられたなら嬉しいです。
現在14036名
「教職員にとっての部落差別」をテーマに、実際の学校現場で出会う事象に対する対処を含めてお話しさせていただきました。校内でなににげなく「〇〇って部落なん」とその地域に住む友人への問いかけがあり、その生徒が「こんなことを言われた」と出身中学に報告したそうです。私自身も経験したことがある出来事です。決して「差別的」な思いで発言したのではない、けれどそこには「そのことで悩み苦しみ涙した人」があるという認識が欠如しています。これを伝えることが「誰もが普通に生きられる社会」のために教育が大切にしたいことなのですね。もはや、そのようなことで人を差別などしないのは当たり前。だけれど、このことで「悩み苦しみ涙した人」が今も生きている。これからも生み出されるかもしれない。だから啓発が必要なのです。
現在14017名
民生児童委員研修にお招きいただきました。大江町にまいりましたので、「日本の鬼の交流博物館」を訪問させていただきました。とっても素敵な博物館でした。鬼への温かいまなざしが展示のすべてに込められています。当時の人々にとっての、「異端」が鬼を生み出す。この「異端」を形成するハビットこそが「差別」そのものだと考えています。その時代が作り出した自分とは違うと位置づけられた「人」へのまなざし。「それに気づき取り払っていきましょう」というお話を私は続けています。そのまなざしを作り上げる制度や構造の解決は、また違う立場の方々が日々取り組んでくださっています。まさに、民生児童委員の皆様は日々目の前の地域住民の方に向き合い寄り添っておられます。「人」へのまなざしがとても大切な皆様に、何かを伝えられたなら幸せです。
現在13944名
こちらの学校様は昨年に引き続きご依頼をいただきました。1年生の皆さんにお話しさせていただきます。昨年の感想の中に、「中学校の頃から学習会で部落差別について学んできたけれど、新しい視点を得ることができた。あらためて考えてみたい」と記入してくれた生徒がいました。部落差別解消の取り組みはずっと長く続けられてきました。ともすれば、今までの「継続」が繰り返されている懸念もあります。これが、まさしく私がこの活動を始めた想いでもあります。熱心に取り組むがあまり、過去の自分が学んだ「部落差別」にこだわってしまう。いつしか正義も逆転してしまう日がくるのです。「逆転しない正義」を時代に合わせて求め続けなければと考えています。その正義もまた、いつの日か逆転してしまうかもしれないことを心にとめながら。
現在13824名
いろいろな考え方やいろいろな立場がある。同じように自治体によって地域によってさまざまな取り組みがある。そのことをたくさん学ばせていただきました。「今生きる人にとどく話」になっているのか、自分の中だけの「納得できる答えになっていないのか」あらためて考えさせられた会でした。今も「部落差別のただ中にあって苦しんでいる人」がいる。同時に、「部落差別そのものを認めない」考え方の人もいる。誰もが大切な人。一つの考え方を「正義」とするのではなく、「そんなことで涙を流す人をもうつくらない社会になればいいなぁ」それが私の活動です。
現在13494名
全校生徒と先生方、700人のみなさんにお話をさせていただきました。本当に嬉しい限りです。いろいろな立場の様々な来歴を持つ生徒たちがいます。まさに学校は社会の縮図です。私の話がどれだけの生徒に届けられたのかそれはわかりません。でも、誰かの何かの力になったのならそれで充分です。これまで長い時間生徒と一緒に過ごしてきました。でも、いったい何を伝えられたのか自分ではなかなかわかりません。ましてや、一合一会の生徒たちです。でも、「世の中にはこのような考え方があるんやで。」「今も差別に囚われている人はこういう理由なんやで。」「自分の人生をそんなもので惑わされないように」だからこそ、自分をもっともっと素敵に成長させていってほしい。がんばれ若者たち。未来は勝手にやってくるものではない。自分の力で掴み取るもの。「今を生きることで 熱いこころ燃える だから君はいくんだ ほほえんで」「そうだ うれしいんだ 生きるよろこび たとえ胸の傷がいたんでも」
「アンパンマンのマーチ」やなせたかし:20061221
現在13434名
啓発には教育がとても大切だと考えています。令和2年の部落差別の実態に係る調査においても、部落差別との出会いに学校教育を上げている人が最も多くなっています。この出会いが暗く重い、先生の緊張ととまどいが感じられるようなものだったらどうでしょう。それが、「部落差別」そのものなのです。「明るく楽しい人権学習」を標榜する私の活動は時には批判をいただくことがあります。「差別とは命にかかわる問題」なのだと。だからこそこうお答えしています。「子どもたちが差別によって命を奪われる悲惨な時代を繰り返してはいけないのです」。今の先生方は多様性が当たり前の中過ごしてこられました。その感性に期待しています。
現在12734名
久しぶりに子どもたちの前でお話ができて楽しかったです。私なんかよりはるかに多様性の中を生きている生徒たち。むしろ「私であること」が逆にとても難しくしんどい時代なのかもしれません。だからこそ、こっちのけんとさんの「はいよろこんで」がバズるのですね。もちろん講演の中で、けんとさんの思いを伝えてきました。私も同じ思いで高校3年生のみんなにエールを送ります。「今の自分そのままで生きていこうぜ」しんどかったらまよわず叫ぼう「ギリギリです。ギリギリです」SOSを出せばよい。人生は「ハクナ・マタタ」。
現在12694名
甲賀市信楽町にお招きいただきました。信楽焼のたぬきがまちのあちらこちらに並んでいます。たぬきは人を化かすといわれてきました。ある意味私の話も「人を化かす」お話かもしれません。人は自分の人生でたくさんの「habitus」を身に着けて生きていきます。それは自分の生きてきた証でもあり、間違いでも何もありません。ただ時代はどんどん流れていき、過去の正義が逆転することがあります。今の価値観で「正義でない」こともかつては正義だったりすることもあるのです。そう今の正義もいつの日か「正義でなくなる」日がやってくるかもしれません。だから、「逆転しない正義」を伝えていきたいと思っています。最近の朝ドラに乗っかっているわけではありませんが(笑)。私の話を聞いて「化かされた」ように感じる人がきっとたくさんおられます。その時こそが古い正義がゆらぎ、新しい正義の芽生えなのです。
現在12464名
地域の福祉を支える民生児童委員の皆様にお話しさせていただく機会をいただき身が引き締まる思いです。日々地域の中で実践をされている方々に伝えることは、本当に嬉しいことです。講演後、日々障害のある方と接しておられる方から、その胸の内と戸惑いと展望についてのご質問をいただきました。懸命にかかわっておられるからこそのお悩みでした。私は特別な何かをお答えすることはできません。ただいつもと同じ思いをお伝えします。人はみな尊敬すべき「命」という同じ価値を持っています。「自分」とは異なる「人の価値をそのまま認めることができる考え方」を多くの人が持つことで、「社会は変わる」のです。これが私のお話の原点です。
現在12397名
大阪府南部にある支援学校様からお招きをいただきました。多様性の最先端の学校で日々子どもとかかわっておられる先生方に、私は何が伝えられるのだろうか。いつも考えます。そして、いつも思い出すのは小学校の時転入してきた友達のこと。いいえ正確には友達になれなかったクラスメートのことです。京都の就学猶予の制度が変わり、彼はきっと念願の学校へ来たのです。今だからわかることです。でも僕たちクラスメートは彼を受け入れることができなかった。脳性麻痺を持った彼を、ただ「変わったやつ」としてからかいいじめました。彼はすぐに学校へ来なくなりました。本当に馬鹿な自分を今も悲しく思います。あの時は何も知らず、何もできなかった。どころか、自分もまた一緒になっていじめていたのです。どうすれば良かったのか、もちろんあの時の自分には何も見えていないし、知りもしなかった。だからこそ、あの時の先生が私たちクラスのみんなに教えてほしかった。社会には、いろいろな個性を持った友達がいることを、みんな同じ大切な命を持った尊敬すべき人間なんだということを。先生のせいにしてゴメンナサイ。でもだから今、話さずにいられないのです。
現在12247名
京都府立高等学校の教職員の皆様にお話をさせていただく機会をいただきました。もちろん主題は「今」部落差別をどう捉えるのか。と、「今」の部落差別の通史です。もちろん私が調べ考察した内容を、「啓発」目的としてお話ししています。未来に向けて明るい展望を基本とした講演です。たくさんの方に聞いていただいて感謝です。そして今日は夜「もののけ姫が」地上波で放送されます。きっとお話を聞いた人は見ずにはいられないかもしれません。でも最近はもののけ姫のはなしをじっくりすることも出来なくなりました。少し悲しいです。今はジブリ3作品を人権を考える時代の流れと捉えてお話ししているからです。どこかで、3回連続講座「となりのトトロ」「もののけ姫」「崖の上のポニョ」で考える人権。「なんてできないかなぁ」と贅沢な考えを持っています。もちろん〆は「あなたはどう生きるか」になります。
現在12097名
向日市立中学区にお招きいただきました。今回は2学期に行われる部落問題の人権学習をどう進めるかについての教職員研修でした。事前に管理職の先生や人権主任、当該学年の先生方のお話や思いを聞かせていただき、今日は私なりの授業案を提示させていただきました。もし、私が今この学校で3年生の担任として授業をするならこういう展開でします。という授業案です。普段のジブリやヒット曲は封印し、どの先生でも展開しやすい、資料と啓発用に公開されている動画を使用してのスタンダードな授業案です。「令和の人権学習を学びましょう。」とご紹介いただき本当に感無量です。自分では考えたこともありませんでした。確かに私の思考は、旧態依然の人権学習や部落問題学習とは一線を画します。しかし、「自分の独りよがり」なのかもしれない。迷いはありませんが、常に今の社会に受け入れられるのかを危惧し続けてきました。このようなお言葉をいただけ本当に嬉しく感じました。これからも、令和の人権学習を広めていきます。
現在12027名
京田辺市の市民の皆様と、市役所職員の方々に講演をする機会をいただきました。こうして様々な場で話す機会をいただけて感謝しかありません。この4月より、定職はなくなり講演がなければ毎日が日曜日の日々です。さりとて、「いつ講演が入るかわからない」今、曜日を定めたお仕事もできません。日雇いバイトを斡旋してくれる〇〇や△△、◇◇に登録しそれを眺めながらちょっと不安になってしまいます。最近、そのためか某朝の連続テレビを見る機会が増えました。前作の「おむ〇〇」にはまったく興味はわかなかったのですが、今回の「〇〇ぱん」はなぜか見てしまいます。頭の中にあの歌詞が浮かぶからなのかもしれません。「なんのために・・・いやだ!」「今を生きる・・・ほほえんで」「こぼさないで涙」素敵なキーワードだらけです。きっと今が一番楽しい日々なのかもしれません。たくさんのつながりにありがとうございます。
作詞:やなせたかし
現在11977名
お盆を過ぎても暑い日が続いています。もうすぐ新学期、「この暑さの中始められるのだろうか」ぽつりとこぼされた先生の一言に「うんうん」とうなづいてしまう私です。暑さのせいにして更新をさぼっているのではありま……。この時期、教職員の皆様方の研修にお招きいただくことが多くなります。学校教育が啓発にとって一番大切な「場」だと私は考えています。素敵な機会をいただき感謝しています。
南丹・船井人権教育研究会 様 現在11519名
城陽・久御山人権教育研究会 様 現在11659名
宇治市立中学校区小中連携人権研修会 様
現在11759名
京都市立高等学校教職員・PTA合同人権研修会 様
現在11809名
京都市立小中学校 様 現在11822名
京都市立中学校 様 現在11882名
学校関係へお邪魔すると「坂田先生!」と声をかけられることが増えます。今回も〇〇中学校で担任した生徒から声をかけられました。「先生、〇〇です。3年生の時担任してもらいました」。覚えていますとも。顔を拝見してすぐにお名前は出てきませんが、名前を聞くとよみがえってきます。やっぱり面影はそのまんまですね。話を聞くともう9年目。「ベテランやんか」とおもわず返していました。教師という職業の素晴らしさとともに怖さがここにあります。「あの時の自分」のままで生徒たちは時が止まります。「未熟で何もわかっていなかった自分」。きっと時がたてば今の自分もまた、「何もわからないまま偉そうにしゃべっていた」と振り返るのですね。でもその時その時の自分に出来る全力で怖れずお話ししていこうと考えています。
崇仁まち歩きをご一緒した、アーティストユニットの「繁殖する庭」が上映されています。「既存の家族制度や所有の枠組みからこぼれ落ちる関係性を育み、場所の内外に新たな共同体の可能性を芽吹かせるためのプラットフォーム」(「包摂とQ」パンフレットより引用)です。63歳のストレートのおじさんの感想は「楽しかった」です。その表現がどうなのかわかりませんが、お二人にはそう伝えさせていただきました。家と庭をもちいて淡々と「規制」を描き出していかれます。そこにあるのは、まぎれもない一人一人の「人」の営み。「規制」の意味を革(あらた)めて考えました。差別はこの「規制」によってつくられる。私のよがった考え方で私はこの活動を続けています。そんなおじさんに「刺さる」映画でした。興味のある方はぜひ足を運んでください。
会場 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
会期 2025年8月17日(日)–2025年9月15日(月)
開館時間 10:00 am–6:00 pm
休館日 月曜日
9月15日(月・祝)は開館
入場料 無料
主催 京都市立芸術大学(2025年度京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA申請展)
昨年に引き続きお招きいただけて大変光栄です。もちろん同じ話をさせていただくわけにはまいりませんので、違った材料をもとにお話ししています。2年目は私の経験からの内容です。教員として未熟だったため、大切なことが見えていなかったことからつながれなかった悔しさ。気づいた時にはもうもどることはない悲しさ。もちろん、経験と学びの繰り返しの中で成長していく教員にとって、若い時には見えないことがたくさんあります。でも、子どもにとって目の前にいる先生がすべてなのです。私の講演でずっと使い続けているモチーフである「大切なことは目には見えないんだよ」サンテグジュペリの書いた一文の意味がここにあります。きっと今も見えていないことがたくさんあることを忘れないために。
現在11169名
以前ご一緒させていただいた学校での先生からご推薦をいただきました。京都市の中学校でお話しすると、先生方の中にも多くのつながりを感じます。今回は、私が新採だった学校の生徒の方がおられました。「坂田先生ですね」この呼びかけにいつもビクッと(笑)してしまいます。若いころの自分はその時代の中で精一杯活動していました。でも、今振り返ると稚拙で至らないことばかりだったと思ってしまいます。これが「ビクッと」の正体です。
現在11069名
支援学校の教職員の方々にお話しさせていただきました。学校現場へ来るたびに感じることですが、本当に若い先生方がとても多くなってきました。多様性の時代を生きてこられた先生方には、部落差別をどのように感じられるのでしょうか。私は、「部落差別があるからしっかり学んでほしい」とはまったく思いません。逆に、「こんな差別はあってはいけないのに、現在もなぜこだわる人がいるのか」をお伝えしています。それぞれの「差別から解放された人のつながりが社会を変える」と信じて活動しています。
現在11039名
高等学校の教職員の方々にお話しさせていただきました。最近は「扉」の意味について考えています。扉の向こうにそれぞれが生きてきた時代がある。決して他の扉で生きることはない。しかし、現実の社会では、異なる扉に生きる人たちが共に生きている。今日お話しした教職員の皆様も、年配の方々から若い方々まで、まったく異なる時代を生きた先生方の集まり。そして、生徒というまた違う扉に生きる者たちに教える。答えなど見えません。でも感じるのは、「そこが学校の良いところな」のですかね。
現在10939名
世界人権問題研究センターのミーティングルームを使用して、約1時間の講義の後柳原銀行記念資料館を見学しその後まち歩きを実施しました。京都は38℃という猛暑の中でのまち歩きとなりました。「実際に現地で経験して学んだことをもとに子どもたちに教えたい。」このように話される先生方の思いには頭が下がります。私のお伝えしたことがどこまでお役に立ったのかわかりませんが、このまちで何かを感じていただければ嬉しい限りです。
現在10909名
亀岡市内の小学校へお招きいただきました。人権主任の先生が、「部落差別を研修で取り上げたい」と強い思いを持たれ実現したそうです。本当にありがとうございました。校長先生が研修の前に、「午後からの研修もがんばりましょう」と声をかけられると、教職員の方々が大きな声でオーと声を上げられました。思わずほほえましく顔がほころんでしまいました。フレンドリーであたたかな教職員集団なんだなと、日ごろの教育活動が目に浮かぶようでした。講演後も、12月にある人権学習について、アドバイスを求めていただきました。きれいごとだけの授業はしたくない。子どもが自ら考える授業を行いたい。その想いはまさに子どもと真剣に向き合う素敵な先生そのものです。やっぱり学校っていいなぁと今日も感じさせていただきました。きっと笑顔あふれる楽しい人権学習が実践されることでしょう。とっても楽しみです。
現在10889名
今日は久しぶりに京都市の公立学校からのご依頼をいただきました。京都市の学校あるあるなのですが、今回も講演後一人の先生から声をかけていただきました。「〇〇中学校におられた坂田先生ですね。」直接授業は教えていませんでしたが、かつての勤務校の教え子でした。若いころの自分をついつい振り返って、冷や汗ものです。汗汗。長い時間この仕事をしてきたのだと改めて感じてしまいます。あの頃はあの頃で、自分なりに精一杯やってきた。でも、今の自分から振り返ると、どこまで子どもたちに向き合えていたのか・・・。まさに人生はこの繰り返しなのですね。そしてまたいつの日か、今話している内容もあの頃はあんなことを偉そうにしゃべっていたんだ。と汗汗振り返る日がやってくるのですね。
現在10849名
橿原市の教職員の皆様にお話をさせていただく機会をいただきました。実は3年目を迎えるこの活動で、初めて奈良県の方々にお話をすることができました。嬉しい限りです。様々なご縁をいただいて活動の場は少しづつですが広がってきています。本当にありがとうございました。西光万吉が生まれた奈良の地は水平社運動の発祥の地の一つでもあります。あの厳しい差別の時代に立ち上がった人々がいたからこそ今があります。私の考え方の原点も、西光の記した「人間を尊敬する事によつて自ら解放せん」にほかなりません。ご縁の広がりに感謝です。「卑屈なる言葉と怯懦なる行為によつて、祖先を辱しめ、人間を冒涜してはならぬ。」想いを伝え続けていきます。
現在10819名
大阪私学会館で大阪私立学校人権教育研究会でお話をさせていただきました。大阪の私立学校の人権担当の先生がお集まりになり、自校の学習のため学びを深めておられます。そのような講座の一つにお呼びいただけ本当に光栄です。啓発にはやはり教育の力がとても大きいと思っています。教職員の皆様にお話しできることが一番の喜びです。ぜひこのご縁が広がりますようにねがっております。
現在10619名
草津駅のほど近く大路まちづくりセンターにお招きいただきました。周りはマンションや新しい建築物が立ち並び、さすが人口増加率の高さで注目される草津の町という風景でした。講演後会長様にお話を伺いました。会長様の小学校の頃は一面の田んぼが広がっていたそうです。どんどん開発が進み、今では町の多くの人が新しくやってきたマンション住まいの方々。そして昔から住まう戸建ての方々。まちもまた時とともに変化し、そこに住まう人々の生活も大きく変わっていきます。変わらないものを大切にしながら、変えるべきものは変えていく。私の願いの原点をこの町に見たような感覚になりました。過去があるからこそ今がある。だからこそ、今を越える未来がある。その未来を創るための活動でありたいと頑張っていきます。素敵な出会いをいただきありがとうございました。
現在10599名
南丹市民の皆様にお話しさせていただきました。私のできることは、ただ私が信じることをお伝えするだけ。いつもそうです。それが正しいのかどうかはもちろんわかりません。ただ、部落差別と向き合い学び続けてきた今の答えです。そして、日々進化深化し続けているつもりです。すべての人にとって、自分の生きてきた物語があり、それは自分の生きてきた時代に大きく影響されています。でも、時代はどんどん移り変わっていきます。私のお話は、未来を生きる子どもたちが、もう悩み涙を流す必要のない社会を創るための営みです。過去の石を積み上げる行為ではありません。自分の石をしっかり握りしめる営みなのです。そしてその石は決してすごいものでも特別なものでもありません、長い長い時代の中で名もなき多くの人が残してくれた真っ白な無数の石なのです。とある最近の映画で考えさせられました。人は自分の扉の中でしか生きられないのです。しかし、子どもたちはまた全く違う扉の中で生きているのです。
現在10539名
総会の後に講演を持たせていただきました。暑い中たくさんの方が参加されています。人権への向き合い方や考え方はいろいろあります。また、政治やイデオロギーに翻弄された時代もあります。私はただ、近年掘り起こされた史料をつないで「部落差別とは何だったのか」を私なりの解釈でお話ししています。それは、伝統的な部落史とは一線を画すものでもあります。私は実践者として部落差別の解消を目指す啓発活動を行っています。そのような私にとって大先輩からの評価はすごく重みをもちます。おそらく私の根っこは20年ほど前からそれほど変わっていません。ただ多くの歴史史料がそれを裏付けてくれるようになり、納得いただける方が増えてきたのを感じます。今日も講演の後大先輩の方が声をかけてくださいました。「スッキリした」の一言を笑顔でかけてくださいました。「嬉しいです。」―差別とはそんなに簡単なものではない。命にかかわる、人間の根幹にかかわるものーその時代を身をもって闘い生き抜いてこられた大先輩に、「明るく楽しい」という軽薄なタイトルは決して伝わるものではありません。それを理解したうえであえて「明るく楽しく」お話を進めています。「私の想いは伝わるだろうか。」毎回が私にとっての挑戦です。だからこそ、「ほんとうにありがとうございます」この言葉しか返せなかったです。
現在10471名
私にとって初めての三重県での講演でした。崇仁のまち歩きに来られた所長様にご推薦をいただき実現しました。ありがとうございます。講演の後に人生の先輩の方がお話をしに来てくださいました。実は最前列で、講演の初め頃には少し渋い顔をして聞いておられたので、私も少し緊張してしまいました。でも講演の後、満面の笑みをたたえて、「新しいことをいっぱい聞けた。やはり学び続けなあかん。」とおっしゃってくださいました。本当に嬉しかったです。きっと、これまでの人生でたくさんの苦しいことや辛いこと、悔しいことを経験されてきたのだと思います。その過去はもう変わりませんが、未来が少しでも明るく拓けたのなら、私がこの活動をしていて良かった。そんな風に感じさせていただけた素敵な笑顔でした。
現在10381名
大阪北部の高等学校様で教職員研修を実施させていただきました。70分という私にとっては短めの時間の中で、伝えたいことがあふれてしまいます。時間の長短にかかわらず、いただいた時間の中でいかに相手の方が「知りたい」内容をお伝えできるのかが大切なんだと考えました。ともすれば、「自分が話したいこと」にこだわるあまり、聞き手の皆さんに「わかりにくい、つながらない話」になっていないのか、しっかり振り返っていきたいと考えています。1回、1回全力でお話をするあまり、独りよがりになっていないか、講演も100回を超え自分自身の中に慢心が生まれていないか。この区切りの時期だからこそ初心に戻って頑張っていきたいと思います。今日も、皆様方の大切な時間をいただきありがとうございました。
現在10288名
昨年に引き続き教職員研修にお招きいただきました。2年目はジブリ作品はなしです。「部落差別解消推進法」の目的にある「情報化」の意味することから始め、令和2年度の部落差別実態調査の結果から、現在の人々の部落差別に対する意識を確認しました。そして、時代における差別の捉え方の違いを「青空」をキーワードに考えてみました。2年目なのですこし内容は固めになってしまいましたが、本年最高に暑い日でしたが、私も熱く語ってしまいました。今、ネットを検索すれば当たり前のように「部落差別」について情報が出てきます。しかし、この情報が「どこからとられた情報」なのか「いつごろ書かれた情報」なのかによって大きく異なります。最新のネットに、未だ前時代的な歴史認識が書き込まれているものもあります。きっとアップした人も「ちゃんと調べて悪意なく」作成しているのでしょう。しかし、あまりに認識が古すぎる、差別の再生産につながりかねない内容もあります。これを正していけるのは教育しかありません。一校でも多くの先生方に伝えていきたいです。
現在10245名
滋賀県近江八幡市のコミュニティーセンターへ人権研修にお招きいただきました。梅雨空の中多くの方々が足を運んでくださいました。人権委員の方々、自治会長様、行政や学校関係の方々、地元の皆様方、それぞれいろいろな立場と想いで参加されたことと思います。楽しいひと時になれば本当に嬉しいです。差別のはなしは、決して軽いものではありません、だからこそ明るい未来を信じて一緒に考えていきたいと思います。講演の後、高齢の男性が声をかけてくださいました。未だにネットにさらされる地名への口惜しさ。本当に苦しかった昔の差別。しかし、それとともに「もう時代は変わってきている」という力強い言葉。一人一人の人生があり、一人一人の思いがある。それは誰も同じ。だからこそ、未来を生きる子どもたちに何を私たちは残していくのか。お集まりいただいたみなさんとこれからも考え続けていきたいです。
現在10212名
東京からわざわざまち歩き研修へお越しくださいました。若き芸術家のお二人と、京都市立芸術大学関係の二人です。8月17日より、京都市立芸術大学のギャラリー@KCUA(アクア)でグループ展を予定されている方です。芸大へ来られた時、芸大の周りに広がるフェンスを見て、この地のことを知らないまま、作品展示はできない。知ったうえで芸術大学へ作品を出展したいと連絡をいただきました。本当に感無量です。部落差別について自分たちはわからない。でも、そこにある人の生活や歴史を知らなければ作品はできない。このような若い感性が未来を創っていくのだと、理屈抜きに嬉しかったです。そう時代はどんどん動いているのです。私のような古い人間は、ただ次の世代の若者に信頼して託すだけです。今日それが間違っていないことを感じました。ありがとう。
現在10132名
京都府立の高等学校様で人権講演を行いました。2年生生徒と先生方に差別の考え方についてお話しさせていただきました。今の高校生たちは、私なんかよりはるかに多様性があたりまえの感覚が身についています。人は違って当たり前。様々な価値観を持つ人が存在することが普通の世代です。でも、それと同時に物心ついた時から、ネットの世界でつながりあう他者を常に意識せざるを得ない環境で生きています。私には、想像もできない日々なんだと思います。そのような生徒たちに、私の言葉が伝われば本当に嬉しいです。未来は君たちが創り上げていくのですから。今回の講演で、ついに1万人を突破しました。2023年の7月から講演活動をはじめて、ちょうど2年間で1万人突破です。本当に、ご縁をつないでくださった皆様に感謝です。
現在10128名
前回に引き続き大阪府立の高等学校様でお話をさせていただきました。講演の後にある先生から「楽しかったです」とお言葉をいただきました。本当に嬉しい言葉です。差別は決して楽しいものではありません。でもその解決が見えれば(信じられれば)ワクワクする楽しみに変わると信じています。私の考えが甘いのか、現実を知らなさすぎるのか、ご批判も全て受け止めたうえで、私は「このようなことで誰かが涙を流すような社会」はあってはならないし、もう消し去らなくてはならないと考えています。だからこそ、その想いを伝え続けています。
現在9888名
今の学校で部落差別をどのように教えるのか。学校現場では模索が続いています。高等学校では、入学してきた中学校によって学習の度合いが全く違う。また若い教職員が増える中で、彼ら自身の学びの質量が違う。でも確実に「多様化の大切さ」が物心ついたころから当たり前の世代でもある。一方、簡単に情報の得られる社会では、その情報自体を見極めることが難しい。人権を担当する先生方は悩み模索を続けられてます。本当に頭が下がる思いです。人権を考えること、人権意識を身に着けることは、生徒にとって生きる大きな力になるはずです。同じ思いを持つ多くの先生方によって私の活動も支えられています。今回の学校では秋にも近隣の学校と合同で研修会を持たれ、その講師としても呼んでいただいています。今日は、まず第一部をお話しさせていただきました。
現在9848名
京都テルサに60を超える企業様から338名の新入社員の方々が研修にお越しになられました。「企業人としての人権感覚」というテーマでお話しさせていただきました。普段の講演とは全く違う切り口です。でも、私のお話の根っこはいつでも同じです。「人間は尊敬するもの」にもかかわらず一部の人たちを「尊敬しない」日常が造りだされていたのです。そしてそれは社会が意図的に造り上げたのです。その時代には「必要なこと」として作られた差別も社会の変革の中でその存在意義を失っていきます。集まった多くの人がこれから社会に出る22歳の若者たち。そして話すのは、会社組織からこの3月に退職した62歳の私。40年の違いは生きてきた時代のhabitの異なりそのものです。私はただ「君たちのhabit」を迷わず自信をもって生きてほしいと伝えるだけです。過去の大きな過ちに囚われることなく、今の時代をしっかり見据える目をもって、「どう生きるか」です。
現在9828名
今日は滋賀県立の中高一貫校にお招きいただきました。午前中に中学2年生。午後からは高校1・2年生が対象です。久しぶりの中学生への講演はとても楽しかったです。だてに30年以上中学校で教鞭をとっていたわけではありません(笑)。こちらが笑ってほしいところで笑ってくれ、沸いてほしいときには沸いてくれ、盛り上がりながら話を進めることが出来ました。とっても素直でかわいらしい学年集団でした。「楽しい時を一緒に過ごしてくれたみんなありがとう」。そして高校生は1・2年生合同の学年集会です。380人の生徒が、90分間私語なしで集中してくれています。すごい学年集団でした。未来を創るみなさんに、私の話が少しでも役に立ったならこんなに嬉しいことはありません。私の人権のお話しが願うのは、何も難しい話ではありません。誰もが楽しく生きられる。自分の責でないことで涙を流すことのない社会でありたい。そのほんの一つの取組にすぎません。このご縁がどんどんどんどん広がりますように。
現在9490名
生徒会の次期リーダーを養成する講習会に参加させていただきました。私の演題は「リーダーとは―人権の視点で考えると―」。生徒は様々な視点からリーダー像を考えます。人権のリーダーは決して全体のリーダーとは一致しません。しかし、人権の視点を忘れたリーダーはただの支配者に過ぎません。人を大切にできるリーダーだからこそ、人は信頼し支持するのです。社会の中で大切にしなければならない「人権の視点」ですが、人権の視点「だけ」で考えることは間違っていると私は思います。批判のある方ゴメンナサイ。一番大切なことは「人を尊敬する」ことです。この視点をはずさずにバランスをとれるようになりたいと思います。このようなことを私なりにお伝えさせていただきました。真剣に学び話し合う生徒の皆さんにエールです。
現在9030名
崇仁~ひと・まち・れきし~Vol.19の完成記念講演会を実施しました。今回は第一部にまち歩き。第二部が京都市立美術工芸高校の生徒の方々が制作してくれた絵本「崇仁の偉人たち」のお披露目がありました。今回は「明石民蔵物語」と「儀兵衛の心 崇仁の絆」の2作品です。発表してくれた生徒たちの感想を聞いていると、自分の言葉と心で語っていることが伝わってきて感動しました。調べていく中で、きっと彼女たちは、自らもまた崇仁の絆の中にあることを感じ取ったのでしょう。そして第三部は「崇仁四方山話」です。4人の住民の方が登壇され、藤尾まさよのコーディネートのもと崇仁への想いや昔のこと、自分たちの活動やこれからの崇仁について、まさに井戸端会議のように楽しく語ってくださいました。来場された方々には、この町の今・未来・過去がしっかり伝わったのではないでしょうか。温かくほっこりした報告会でした。
現在8953名
福知山市内の4地域合同の人権講座にお招きいただきました。夜7時からの実施でしたが、たくさんの方にお集まりいただきました。感謝です。年に4回行われているこの研修会に毎回地域のみな様が多く参加されていることに、この地域のつながりと人を大切にする思いがしっかりと根付いていることを感じさせていただきました。終了後、中学校の先生からご質問をいただきました。私の考え方が、子どもたちに伝える先生方のヒントになれば幸いです。私も、「どのように伝えればより子どもたちに考えてもらえるのか」ずっと模索し続けてきた30数年でした。今から思えば、たくさんの過ちや遠回りをして、でもその時々の自分で最善を尽くしてきました。もちろん今の考え方が「正解」でもありません。今日より明日がより良いものであるよう、私も進化・深化し続けます。お互いがんばりましょう。
現在8902名
三重県人権センターの皆様をお迎えして、まち歩きを実施しました。代表の藤尾まさよが南側一帯を、私が北側一帯を、途中柳原銀行記念資料館での交代制です。まちの想いが伝えられたのならうれしいです。まちは人の住まう場。今も昔もそれは同じです。ただ時代とともにまちの位置づけが変わっています。しかし、人の中にあるhabitだけがなかなか変わることが難しい。だからこそ、町を歩き自ら感じることで、差別が如何に過去に囚われた感覚なのかを感じ取ってほしい。温かな人の営みが、これまでもこれからも続いていくまちです。
現在8854名
人権交流京都市研究集会第一分科会「教育と人権」で基調講演をさせていただきました。「部落差別をどう捉え、どう教えるか」という演題でしたが、なんかえらそうなタイトルでしたね。お話はいつものように自分が教員生活を通して、「部落差別について子どもたちにどう伝えてきたのか」という、今私が考えていることです。たくさんの先生方が集まってくださり力をたくさんいただきました。「どのように学年として人権学習を行っていくのか」といただいた問いに、「生まれた時から多様性と平等が当たり前とされた時代を生きてきた、若い感性を持った先生こそが過去に囚われない新しい人権学習を創ってください」とお答えしました。答えになってないですね(笑)でもHowを求めるのではなくWhyを共有することが大切だと思います。私は、「こんな風に考えています。こんな風にやってもいいんだよ。こんなことを大切にしています」とお話しします。そこから「それぞれの人権学習」を見つけ出してください。次の時代を創るのは、会場に来てくださっていたたくさんの若い先生方です。期待しています。
現在8832名
京都新聞で掲載された記事がネットでも閲覧可能になっていました。初めての経験でびっくりです。Yahooニュースの「人権」「ジブリ」で検索すると出てきます。職場や息子からも声をかけられました。ネット恐るべし。ご覧になった方から講演依頼がくれば嬉しいのですが・・・。書き込まれた「?!」なコメントも含めると、嬉しくもあり悲しくもあり(笑)。
現在8765名
京都新聞山城版朝刊 20250223
現在8765名
実は初めて宇治市で講演をさせていただきました。120分の時間をいただき、いつもは駆け足でお話しするところをゆっくりさせていただき感謝です。お話ししているとすごくリアクションをいただけ、すごく話しやすかった皆さまでした。ありがとうございます。手話通訳の方や、筆記口述の方など人権への配慮が大切にされた講演会でした。私がそのなかで充分なお話ができたのなら嬉しい限りです。講演後、「自分の娘が中学校の先生をしている。このような話だったと伝えたい。」とお声掛けをいただいた方がおられました。本当に嬉しいです。願いが広がること、きっと私の願いは私だけではなく、たくさんの人の願いにつながっている。そう信じてこれからも頑張ります。実は講演前に会場の方々を目で数え、62名だと思い合計数を8764名と記載しておりました。しかし、今日担当の方からメールをいただき、「後から1名遅れて参加されたので63名でしたよ」と教えていただき、「10万人到達まで応援します」と背中を押していただきました。いつか必ず実現できると信じて、ありがとうございます。
現在8765名
ガレリアかめおかのコンベンションホールでお話をさせていただきました。民生委員・児童委員の皆様は地域に住まう方々のため日夜ご尽力され、人権の大切さと日々向き合い活動をされています。このような方々に私がお伝えできるのは、人権の捉え方や考え方が時代とともに大きく変わっていることです。人の大切さは、どのような時代でっても変わらない。しかし、変わるはずない「人」の価値づけが、時代によって変えられているのです。そしてその時代に自分が「ある」限りはそれに気づくことができない。そんなことを明るく楽しくお伝え出来たなら嬉しく思います。
現在8702名
久御山町で職員研修をさせていただきました。1時間交代で2度の研修を行い、町役場にお勤めの皆様にお話をする機会をいただけ光栄です。「部落差別解消推進法」の目的にもある、情報化の進展した現在に課題になっている差別とは何なのか、これまでの啓発と何が違うのかを意識してお話しさせていただいています。もちろん「私」の経験と学びに基づくお話しなので、すべてが「正解」ではありません。「このように考え、このように捉えてもいいんだよ。」という一つの提案をさせていただいています。日ごろから町民の皆様と接する行政の方々は、日々様々な研修を積まれたいます。その中でお声掛けいただけたことに感謝です。
現在8502名
木津川人権啓発協議会の皆様をお迎えしてのまち歩き研修を行いました。90分程度町の歴史や、「まちの想い」について講演を行い、その後2班に分かれてまちを歩きながら研修を深めました。「このまちが好きだから。このまちにすむみんなが大好きだから」かつて私が赴任していた当時の子どもたちが残してくれた「想い」を伝えさせていただきました。偶然にまち歩きの途中、「先生」と声をかけてくれたのは、10年程前の卒業生でした。彼女は以前このまちの良さをこう語ってくれていました。「やっぱりこのまちは温かい」参加してくださった皆様に、その「想い」を伝えることが、いろいろなことを学ばせていただいたこのまちへの「恩返し」です。
現在8342名
京都府職員の方々の「まち歩き研修」を崇仁発信実行委員会が実施しました。会場は世界人権問題研究センターの多目的ホール。当会代表の「藤尾まさよ」の講演の後、崇仁北部と南部に分かれて、まち歩きのスタートです。私が北部を担当し途中で2班に分かれたグループが交代します。驚くほどのスピードで変わりゆくまちの姿。そして人の流れ。様々な人の想いや過去・歴史そして未来を紡ぎながら、まちは着実に歩み続けています。私たちに出来ることは「今」を目に刻みながら未来を信じること。差別を確実に過去にしていくこと。ご一緒できた皆様とそのような思いを共有できたのなら幸せです。
現在8310名
「部落差別の現在」
井手町の職員の皆様に「部落差別の現在」というテーマでお話をさせていただきました。時間が60分でしたので、いつもの「ジブリ」は封印です。「部落差別解消推進法」の目的にもある、情報化の進展した現在に必要な啓発の在り方と「部落差別の歴史」をお伝えさせていただきました。まさに今、情報はとろうと思えばクリック一つで手に入れることができます。しかしその情報が「正しい」のか「誤りなのか」、「普遍的な」ものか「恣意的な」ものかの判断は「知らなければ」できません。でも、「知らないから知りたくて」クリックするのではないでしょうか。どのような情報を発信するのかが大切な「現在」になっています。だからこそ、私が今日までの取組の中で培った「情報」を一人でも多くの方と共有したいと「10万人」を目標に掲げています。「部落差別を今の時代にどう捉えるのか」の私なりの「想い」を伝えるため、今年も取り組んでいきたいと思います。
現在8273名
2023年 30回 2405名
2024年 50回 5728名
現在 80回 8133名
2023年7月に開始した講演活動も3年目を迎えました。講演を聞いていただいた方々から口コミでご紹介いただき、少しづつ輪の広がりを感じています。本当にありがたく感謝しています。 100,000/8,133×2=24.59 とこのペースで25年で目標の10万人達成となります(笑)もっともっと伝えたいと気持ち新たにした2025年のスタートです。
現在8133名