古典から世界文学まで、日本近代文学からエッセイ・随筆まで文学の翻案や方法に触れるトピア
⇒トピア認定クエスト(RANK:★★★)
※Mトピアの2つの棚につき、それぞれひとつ以上のクエストを達成した者にのみ挑戦資格が与えられる上級クエスト
古今東西の古典・名著、神話から経典、日記から民話まであらゆるものがコミカライズされてきた。近代文学・現代小説からマンガへの大胆な翻案、逆にマンガから小説や映画へ再編集される動きも起こってきている。マンガの歴史は、「文学をマンガする」ことの実践の系譜でもあるのだ。文学、文芸の活字の世界がどのようにマンガになっていったのか、その先にマンガはどのように現代日本の表現の前衛を切り開きつづけているのか。マンガの翻案力とメディア媒体の編集方法の違いによる認知差を感じてほしい。
マンガはメディアとしての歴史は新しい。そのため、常に新しい方法を切り開いてもきたし、新たな表現にチャレンジもしてきた。マンガが歴史を重ねてくると、新しいマンガにも「型」ができてくる。その「型」を破り、「型」を離れて、新たな「型」を生み出そうとする先駆者たちがいる。マンガにつきもののコマ、吹き出し、ハコビを崩してみたり、約束されたストーリーを破綻させてみたり、文学の特権であった内省的かつ哲学的思索に向かってみたり。ここでは方法の挑戦者、イメージの実験者たちの作品を集める。