2001年に香川県の小学校から始まった「自分で作る”弁当の日”」は、弁当の献立から買い出し、調理、箱詰め、片づけまでのすべてを、子ども一人で行うという取り組みです。
一中では、平成21年度(2009年)にPTAの成人教育委員会の発案で始まり、コロナ禍においても縮小しつつ受けつがれ、現在も「生きる力」を育む取り組みとして継続しています。
令和4年度(2022年度)には、この取り組みの発案者である竹下和男氏を講師として、「弁当の日」講演会を、生徒向け・教員向け・保護者向けの3部構成で行いました。
講演会の後に実施した「弁当の日」では、生徒は献立作り、買い出し、調理に取り組み、思い思いの弁当を作ってきました。
学校ではそれぞれが作ってきたお弁当をクラスの仲間と披露しあい、「すごいね」「おいしそう」などと声を掛け合っていました。盛り上がる交流の時間を通して、生徒たちは仲間に認められて自信をつけ、「次もがんばるぞ」「もっとやってみたい」という気持ちを高めました。
令和5年度(2023年度)も2回計画しており、10月14日に第1回の弁当の日を行いました。