多点表面筋電図

開発した64極の表面電極(左)と得られた56ch表面筋電図(右)

muap2.mp4

 一般的に筋電図は時間的な変化に着目して解析しています.本研究では,8×7の格子状に配置した電極で得られた筋電図を時間-空間的に表現することで,神経-筋活動を詳細に可視化することができるようになりました.左の動画は,56chの表面筋電図から,上腕二頭筋筋収縮時の電位変化をトポグラフィで可視化したものです.

 筋線維は左右に走行しており,電位がそれぞれ方向から伝播している様子が捉えられているます.また,中央から左右に電位の伝播が確認できたことから,神経筋接合部からの発火の様子や,左右から伝播した電位が交差する瞬間も可視化できています.


論文・技術解説

学会発表(国際学会)