審査書類には、”File-A”と”File-B”の2種類あります。
・doc1「プロジェクト記述書」
・doc2 「コンピタンス記述書」(専門家とスペシャリストでは記述すべき範囲が異なります)
・doc3「教育履歴、論文・著作、作品・成果物」
「審査書類の書き方」を参照ください。
(注意)記載に当たり次の要件を満たしていることが審査の前提になりますのでご注意ください。
◆ doc1「プロジェクト記述書」には、受験申請フォームに記述したHCD経歴のプロジェクトの中から、必ず3件以上5件以下を記入してください(P1~P5)。
◆doc2「コンピタンス記述書」は、doc1「プロジェクト記述書」に書いたプロジェクト(P1~P5)と対応させて記入ください。
◆ コンピタンス項目には、「必須項目」と「参考項目」の2種類があります。
「必須項目」
・HCD専門家:「A群:HCD基本コンピタンス」の中から7項目以上、および「B群:プロジェクトマネジメントコンピタンス」と「C群:導入推進コンピタンス」の中から各1つ以上かつ合計3項目以上必要です。※A、B、C群にわたっての記述が必要です。
・HCDスペシャリスト:「A群:HCD基本コンピタンス」から6項目以上必要です。※A群の記述だけ記入してください。
「参考項目」
「L:テクニカルコミュニケーション能力」のカテゴリーは、審査の際の加点対象となる参考項目です。各プロジェクトにおいて、どのように関連項目の能力を発揮したかについて記述してください。専門家、スペシャリスト共通です。
ユーザーに対するヒアリングやプロトタイピングなど人間中心設計の考え方や取組み方(プロセス)を導入して、仮説構築・検証をしながら進めるプロジェクトのこと。
プロジェクト対象は、製品・システム・サービスの新規開発や改善が代表的。開発ライフサイクル全体だけでなく、一部でも構わない。他には、設計環境の提供、調査・研究テーマや、組織の創設・運営や改革なども含まれる。
専門業務の遂行に必要となる、能力・技能・知識のこと
HCDプロジェクトに必要なコンピタンスを体系化したもの
※コンピタンスマップにおける「人間中心設計」は、ユーザビリティ、HCD/UXD、サービスデザインなどが適用対象です。