専門性が高い領域ではあるものの、まずは一般臨床医としての力を貯え、その上で専門医としての洞察力を深めていくことが求められます。
全身管理が安心して任せられる、知識・技術・創造性・人格ともバランスのとれた内科医師を育成すること
これが本教室の基本到達目標です。その結果として数多くの関連病院と連携し、群馬県医療の重要な部分を担っているとの自負があります。
もちろん高度先進医療の推進も大学医学部附属病院の重要な使命であり、当教室の対象疾患である難治性病態に対する画期的な予防法・治療法の開発を目指して教室の総力を注いでいます。そのためにも若い力のさらなる参集を期待しています。
他大学の方の見学を随時受け付けています。医会長まで、ご連絡ください。
当科の研修は群馬大学医学部附属病院の初期研修プログラムのもと、内科研修として血液内科を1ヶ月~2ヶ月の範囲で選択可能です。
造血器、免疫不全疾患の患者さんを受け持ちながら、内科的、全身的な管理を学ぶことができる。
指導医を中心としたチーム医療による診療・指導体制により、充実した日々の診療、研修を行うことができる。
当科では造血器、免疫不全疾患を主体に診療を行っています。当科研修では各疾患の患者さんをまんべんなく受け持ち、内科研修を行います。
造血器疾患では急性・慢性白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫など、免疫不全疾患では、HIV感染症その他の続発性免疫不全症などの症例を受け持つことになります。
当科で扱うこれらの疾患は、内科領域の疾患の中でも特に全身の諸臓器が複数同時に障害されることが多く、専門領域だけにとらわれず、内科医として修得すべき全身管理のしかたを学びながら、統合的・包括的な医療を研修することができます。
当科は若いスタッフが多く、群馬大学附属病院内においても活気のある診療科の1つであると自負しています。助教以上の指導医と医員そして研修医による診療チームをつくり、入院患者さんの診療をおこなっています。毎日、朝夕にチームごとに集まり、治療方針を相談しながら、診療を行います。このようなチーム診療を通して、熱意ある指導医、医員より、的確な指導を随時受けながら、研修をすすめていただきます。さらに症例検討のための各種カンファランスや、抄読会、研修医チュートリアルなどを通して、内科的な診断、治療へのアプローチの仕方を学ぶとともに、体系的な知識の習得を目指します。
このような診療、指導体制により、内科的診療の基本はもとより、医師としての心構え、患者さんとの接し方なども含めて、将来、良い医師となるために必要なことの基礎を築いてもらいたいと思います。
【概要】
総合内科専門医、血液専門医、がん薬物療法専門医の取得を目指した臨床研修。血液疾患は全身性疾患であり、一つの臓器にとらわれることなく全身を診る力が重要となります。本コースでは専門疾患を診療しながら、内科医として総合力を身につけることに重点をおいて研修します。治療戦略の主体である抗がん薬治療とその合併症対策に精通することにより、血液疾患のみならず、腫瘍内科の基礎を学びます。1〜2年毎に大学病院/関連病院の血液内科を循環し、内科学全般と血液疾患診療を学び、6〜7年の研修を積むことで、総合内科専門医と各専門医の資格の取得を目指します。
群馬大学附属病院(血液内科)
・血液内科全般を網羅、HIVの拠点病院
・JALSG、JCOGの参加施設
・骨髄移植推進財団認定施設、外来化学療法30床
・輸血学会、臨床腫瘍学会研修施設
済生会前橋病院(血液内科)
・無菌病床20以上、白血病中心に診療
・JALSGの中心的施設
・骨髄移植推進財団認定施設
・同種造血幹細胞移植を年間20-30例
渋川医療センター(血液内科)
・悪性リンパ腫、多発性骨髄腫を主体
・自家造血幹細胞移植は年間30例実施。
・がん拠点病院、臨床腫瘍学会研修施設
公立藤岡総合病院(血液内科)
・西毛地区の拠点病院。地域の中核としての機能をはたし、豊富な症例を有する
前橋赤十字病院(血液内科)
・高度救命センター、ICU24床を有し重症例にも対応
・地域がん診療連携拠点病院
・悪性リンパ腫を中心に幅広く豊富な症例を有する
【関連学会】日本内科学会/日本血液学会/日本輸血・細胞治療学会/日本造血・免疫細胞療法学会 /日本血栓止血学会/
後期研修プログラムへの参加希望や問い合わせは下記までご連絡ください。
(医会長 小川孔幸)