【実施日】令和7年10月29日(水) 【会場校】津山市立中道中学校
事前課題
事前課題は9月末掲載予定
やりとりの記録
数学科の教科会の様子(中道中学校)
R7.07.03 単元が『データの分布』に決定しました
授業改善研修会当日の授業について、授業者の池上先生と中道中学校の数学科の先生方と当日授業公開する単元について、協議を行ってきました。全国や県の学力調査の自校採点の結果や指導上の課題等を踏まえて、「D データの活用」領域2年生の『データの分布』に決定しました!
次回はR6年度の学力調査の問題(大問7)をもとに、「生徒のつまずき」や「単元を通して育成したい資質・能力」について協議・検討を行い、単元構想をしていく予定にしています。
みなさんはこの大問7の調査問題から2年生のデータの分布の単元において、どのような資質・能力の育成が求められていると考えますか。また、それらの資質・能力を単元を通して育成するためには、どのようなプロセスや学習経験が必要だと思いますか。みなさんも是非一緒に考えていただければと思います。
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R7.08.05 単元を通して育成したい生徒の姿とそのプロセス
統計領域における指導で、身に付けるせたい力にはどのようなものがあるのか、どう単元をつくっていけばいいのか、ということについて、中道中学校の数学科の先生方と協議を行いました。やり取りの中で、「正直、箱ひげ図の有用性を感じていない」「新たなに指導事項として加わったことだから、よくわかっていないところもある」といった率直な意見も出て、改めて箱ひげ図の必要性と意味を考えたり、身に付けるさせたい力について考えたりして、単元のゴールやプロセスのイメージを共有しました。
協議後には、授業者の池上先生が「ワクワクしてきた!」と話していましたが、モチベーションが高まる協議をされた中道中学校の数学科の先生方のチームワーク、素晴らしいですね。また、ご参加いただいた授業改革推進リーダーの先生、研究主任の先生もありがとうございました。
次回は、本日の協議をもとに、統計的な問題解決を遂行する力や批判的に考察する力を育成するために、具体的に、生徒にどのデータを用いて、どのような問題解決をさせていきたいのか、ということを考えていきたいと思います。
ホワイトボードを見て、データの活用領域の指導で大切だと思ったことはどんなことでしょうか。また、ここに追記するとしたらどのようなことを追記するでしょうか。みなさんも是非一緒に考えていただければと思います。
写真は前回訪問時の協議の様子です。
R7.08.22 問題解決の「問い」の設定について
前回の訪問に引き続き、中道中学校の数学科の皆さんと協議を行いました。今回は本時に関する授業の題材や展開を検討し、各先生方が活発に意見を出し合いました。授業者の池上先生は「ああでもない」「こうでもない」と行ったり来たりしながら、自分自身が行う本時の授業やその前後の授業を含めた単元全体の構想について、熟考していました。
「こんな風になればいい」という理想や願いを基に、具体的な授業展開を考える際に、「でも…」という現実的な問題が出てくると思います。この具体と抽象を行き来しながら、授業者自身が納得できるところを探していくこのプロセスが大切だなと池上先生の姿を見て感じました。次回はここまで協議してきたことを基に、学習指導案の形にしていただき、それを基に本時の展開等の検討を行いたいと思います。
さて、本時は東京書籍の「新しい数学2」186ページの題材を中心に扱う予定です(今後、変更はあるかもしれません)。具体的には、あるスーパーにおける牛乳の曜日ごとの売り上げを箱ひげ図に表したものを基に全体の傾向を読み取る活動です。この題材を扱う場合、生徒が問題解決に主体的に取り組むことができるようにするために、どのような「問い」を立てますか。また、皆さんは日頃の授業では、どのような「問い」を立てていますか。
学習指導案
参考ページ