◆午前 ステージ発表
子どもの街「西大寺」で高校生ができること
西大寺地域の活性化の方策を考える中で、幼稚園・保育園・小学校・中学校・高校が隣接している環境に着目し、子どもたちとの関わりを通して地域に貢献できる方法を探究した。
その具体策として、日本遺産に登録され注目されている北前船に関する歴史を子どもたちに伝える活動と、子ども向けのワークショップイベントを開催しにぎわいを創出する活動に取り組んだ。
ベンチでつながる商店街
我々は、学校×企業×地域が協力した取り組みを行っている。
岡山工業高校建築科と地元企業が連携して、地域の商店街に設置するオリジナルベンチを製作した。岡山駅西側の奉還町商店街の活性化を目的とした、「ベンチ」のデザインコンペに参加し、作成したデザイン案を地元企業の協力で形にするという取り組みである。ベンチの素材や作成方法などを細かく打合せを行い完成したベンチは実際に奉還町商店街に設置する予定である。
児童・生徒の英語教育におけるオーセンティック教材の可能性
英語は、私たち日本人が国際的に活躍していくために欠かせない。この研究では、母語に日本語を持つ児童・生徒が学校の授業の中で、実用的な英語を習得するために必要な教材のあり方を考察する。英語話者が日常で触れる英語に近い素材であるオーセンティック教材に着目し、その一種である漫画を使用した授業を中学二年生を対象に実施した。授業前後のアンケートの分析結果から得られた、オーセンティック教材の利用効果を発表する。