#最初に
みんなー、こんにちは‼︎はっしーだよ!
ここでは、僕の友達の防災活動を取り組んでいる子や気仙沼の良いところを知っている子にインタビューをとって見たよ!インタビュー記事を通して、防災・気仙沼について知ってもらえると嬉しいなぁーヽ(*´∀`)
#インタビュー記事
第一回目の今回は、気仙沼の伝承館で語り部活動行っている中学生のペンギンくん、そして中学校の探究学習で防災活動に取り組んでいるシャチくんと恐竜くんにいくつかの質問に答えてもらったよ!イラストも楽しみながら見てくれると嬉しいな♪
まずはペンギンくんについてです。先ほども説明しましたが、気仙沼の伝承館で語り部活動を行っている中学生です。語り部と言うのは、伝承館の説明を通し、震災について来館された方へ伝える人のことをいいます。気仙沼市階上地区の中学生語り部は、月命日に近い土日や祝日を中心に伝承館に集まり、他県の観光客や伝承館を訪れた方に、震災の当時の様子や復興について話をしています。活動する上での工夫、そして震災の記憶がないのに何故語り部をしようと思ったのか聞いてきました。
Q.語り部を始めたきっかけはなんですか?
A.塾の宿題で家族に東日本大震災のことを聞いてくる宿題があった事がきっかけでした。その宿題を通して、震災について興味を持つようになり、語り部になろうと思いました。
Q.語り部をしている上で工夫している点はありますか?
A.はい、あります。大人数を案内するときは、後ろのほうの人が聞こえなかったりするので、誰にでも聞こえやすいように大きな声でハキハキと話すようにしています。さらに分かりやすくするために、手や指、レーザーポインターでも紹介して建物やものを示すように意識しています。
Q.語り部活動をしていて、印象に残っている出来事は?
A.一番最初に語り部をしていた時が印象に残っています。最初は先輩と一緒に語り部を行い、段々と慣れてきたら一人で行うのですが、最初の方はとても緊張して話す内容も今と比べて少なかったと思います。そんな中、案内した方は様々なことを聞いてくださり、話の幅が広がって話しやすかった思い出があります。
Q.どんな思いを持って語り部をしている?
A.東日本大震災のような地震・津波がいつ起きてもおかしくないと思っているので、語り部を通して震災について知ってもらい、少しでも自分で命を守れる人が一人でも多くなって欲しいという思いを持って活動しています。
次は、シャチくんと恐竜くんについてです。「小学生に防災の知識に意識づけるためには」というテーマのもと、中学校の探究学習で、主に防災について学んでいます。このインタビューを通して一体どんな活動しているのか、中学生がどのように防災について考えているのか、知ってもらえるとうれしいです。
※このインタビュー記事で出てくる「アクサユネスコ減災教育プログラム」とは気仙沼市立階上中学校で年に一回行われるもので、その中でも毎年階上小学校へ行き、中学生が小学生に防災について教えることのことです!
Q.どんな活動をしているのですか?
A.小学生の防災の知識の向上を目指して、特に、アクサ・ユネスコ減災教育プログラムの防災教室をより良いものにするために活動を行っています。以前は防災教室に向けたアンケートやクイズ作り、そして防災教室を小学校で行ってきました。
Q.なぜこのような活動を行おうと思ったのですか?
A.私自身が小学生の時に受けた、アクサ・ユネスコ減災教育プログラムの防災教室についてあまり覚えていなかったと言う事と、昨年度の活動で階上保育所に行った際に想定していたよりも防災について理解していたことがわかり、次は小学生に焦点を当てて活動したいと思ったからです。
Q.具体的に防災教室の内容はどのようなことをしたのですか?
A.タブレットを活用した防災クイズを行いました。対象は階上小学生3年生です。
Q.小学生に防災について教える上での工夫はありますか?
A.楽しく防災について知れるように工夫しました。
Q.防災教室を通して、次に行う活動はなんですか?
A.何ヶ月かたたった後、小学生にアンケートを行い、どれくらい防災の知識を覚えているか確かめようと思っています。
Q.目指している最終ゴールはなんですか?
A.小学生の防災知識をより高くし、もしも時に自ら動ける小学生になって欲しいと思っています。
最後まで見ていただきありがとうございました。
このコーナーでは、実際に防災活動に取り組んでいる中学生の声を聞いていただけたと思います。中学生のありのままの言葉を通して、防災、そして震災について知っていただけるきっかけになると嬉しいです。
ではまた何かの機会でお会いいたしましょう。