◇◇令和4年度第3回研究会を開催しました(Web開催)◇◇
2023年1月12日
令和4年12月16日、本年度最終となる第3回信州機能性食品開発研究会を開催しました。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点からオンライン配信にて行い、参加登録者は67名でした。
今回の研究会では、まず、「食と免疫」をキーワードとし、食品由来成分である亜鉛や乳酸菌、また生活習慣が免疫機能に対してどのような影響を及ぼすか、最新の研究成果や知見について3名の講師にご講演いただきました。それから、研究会会員企業との共同研究から生まれた成果について信州大学の担当教員にご報告いただきました。いずれも講演後には様々な質問が投げかけられ、Web配信形式ながらも活発な質疑応答が行われました。講師の先生方をはじめ、ご参加くださった皆様、そして今回のテーマを企画くださった田中沙智准教授に、心より感謝申し上げます。
【プログラム】 2022.12.16(金)
次第・概要はこちら
・開会挨拶 13:30~13:35
井上 修 会長(伊那食品工業株式会社 取締役会長)
・講演① 13:35~14:25
「生体における亜鉛の重要性 〜疾患の発症との関連・治療/予防への応用〜」
鈴鹿医療科学大学 薬学部・大学院薬学研究科 免疫制御学研究室 教授 西田 圭吾 氏
・講演② 14:25~15:15
「生活習慣病対策と免疫体質改善に資する機能性食品の探索と同定」
北海道大学 遺伝子病制御研究所 免疫機能学分野 准教授 北村 秀光 氏
・講演③ 15:30~16:05
「免疫機能を維持するプラズマ乳酸菌の研究開発」
キリンホールディングス株式会社 ヘルスサイエンス事業部 小久保 健 氏
・事例紹介 16:05~16:30
「信州赤松産の酸性活性炭によるメタボ予防
~信州機能性食品開発研究会から始まった共同研究~」
信州大学 大学院総合医理工学研究科 国際医学研究推進学教室 教授 田中 直樹 氏
・閉会挨拶 16:40~16:45
藤田 智之 専務理事(信州大学農学部 教授)