第29回日本地域薬局薬学会年会
・2026年7 月19日(日)~ 20日(月・祝)
・じゅうろくプラザ(岐阜市文化産業交流センター)
・2026年7 月19日(日)~ 20日(月・祝)
・じゅうろくプラザ(岐阜市文化産業交流センター)
ご挨拶
第29回日本地域薬局薬学会年会の開催にあたり、年会頭としてご挨拶申し上げます。本年会は、地域の最前線で患者さんと向き合う薬剤師が、次の10年に向けて「実践を変え、成果を変える」ための共創の場としてご活用いただければと存じます。日々の業務、災害・感染対策、ICTを活用した医療の取り組みが進められる中、手応えが得られる一方で新たな課題も浮き彫りになりつつあります。そこで、本年会のテーマは「Change the Practice, Change the Outcome; 新時代における地域医療のエビデンス」として、現場の知と研究の知が行き来し、臨床・教育・研究・政策を一本の線で結ぶことを本年会の柱といたします。
会期は2026年7月19日(日)~20日(月・祝)、会場は岐阜市文化産業交流センター〈じゅうろくプラザ〉です。JR岐阜駅に隣接し、名古屋駅からは約20分とアクセス至便で、多忙な皆様にもご参加いただきやすい環境を整えました。少しでも「来て良かった」と感じていただけるような濃密なプログラムを準備しております。
本年会では、①現場で使えるエビデンスの創出と活用、②患者視点からの薬学的支援と業務プロセスの見直し、③薬剤師の役割の見える化と共有、④データの標準化とシステムの共通化、⑤人材育成とレジリエンス向上――の五つを主軸に据えます。あわせて、若手の挑戦を現場目線で共有し、地域医療教育のアップデートや、災害発生時にも継続的な地域医療の提供を確保するための連携を軸にしたシンポジウムも企画しております。明日からの現場での運用につながるヒントを持ち帰っていただけるよう、参加者の皆様と議論を重ねてまいりたいと存じます。
岐阜には、豊かな自然のなかで培われた地域の人々のつながりがあります。会場内での議論はもちろん、懇親のひとときまで「学びの続く導線」を意識して準備しております。ちょうど長良川では鵜飼の季節を迎え、篝火に照らされる川面の景観は、岐阜ならではの風情として皆様をお迎えいたします。現地参加の価値を最大化し、全国の仲間と知見を分かち合い、具体的な変化を持ち帰っていただくことを最大の目標といたします。
実行委員会とともに皆様の挑戦を後押しできる環境を整えてまいります。一般演題では現場でのご苦労や工夫、記録と検証の歩みをぜひともお持ち寄りください。必ずしも完成形である必要はありません。途上の試みこそが、次なる創意と発展の契機となります。岐阜の地において、全国の皆様とともに地域薬局の実践を前進させる二日間を築けましたら幸いに存じます。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
年会頭 林 秀 樹
(岐阜薬科大学 教授)