【 インタビュー 】

石原 翔太郎(いしはら しょうたろう)

SGホールディングス(2002.1.4 兵庫県出身)

 5000m   13.29.21 / 10000m   28.05.91

今年の春より、実業団で新たなスタート!



倉敷高校を選んだ理由は?

高校で何がしたいかを考えた時、自分は陸上がしたいと思いました。同じ中学の卒業生の先輩が倉敷高校で活躍されており、自分も倉敷高校で頑張りたいと思いました。

倉敷高校で学んだことを教えてください。

1番は"感謝"です。倉敷高校に行けたからこそ経験出来た事が沢山あり、支えてくれた方々がいたからこそ、今の自分があります。

全国高校駅伝に毎年出場するという事は、それだけ大きな大会の経験が身近で出来る高校だという事も大きかったです。モチベーションも上がりますし、他の学校へ行くよりもより高く目標が定めやすいと思います。

不安だった寮生活では、家だと甘えが出てしまうような基本的な生活面が、帰省の度に親が驚くほど自分で出来る様になりました。寮生活で自立ができ、チームメイトと協力し合う事の大切さを学びました。

高校時代の1番の思い出は?

高校2年生の時に出場した全国高校駅伝(6区)での優勝です。2018年7月にあった西日本豪雨災害で練習にも影響を受けました。そんな時、色々な方に協力いただいて練習する環境があった事で優勝する事ができました。また、自分達の走りで多くの方に元気や勇気を届けられるという事を知りました。

中学生に向けて一言お願いします。

自分は陸上がしたいという思いを今でも持てているのは、倉敷高校で監督やコーチ、仲間から学んだ事や経験が大きいです。皆さんも同じように倉敷高校で学び、多くの人に元気や勇気を届けられる選手になって欲しいです。 

南坂 柚汰(みなみさか ゆうた)

東海大学 1年(2005.1.6 兵庫県出身)

 5000m   13.54.90 / 10000m   29.08.32

東海大学に進学後、1年目から箱根駅伝で8区を区間位で走った。大学2年目のシーズンもトラック・ロードでの活躍を期待している。



倉敷高校を選んだ理由は?

自分が1番強くなれる、成長できる環境を考えた時に倉敷高校を選びました。その中でも、ケニア人が在籍しており、世界レベルの選手が身近にいるという環境も理由の一つでした。

倉敷高校で学んだことを教えてください。

周りの人の支えで競技に取り組むことができたことです。寮生活を通して、ほとんどの事は自分で行ってきました。しかし、遠征や合宿など自分たちだけで行えないことが多くあります。監督やコーチだけでなく、OBやOGの方々や学校関係者など、多くの方に支えられて競技に向き合えていることを学びました。また、支えて下さっている方々に恥ずかしくない姿勢で競技に向き合う事は、今も大事にしています。

高校時代の1番の思い出は?

3年時の全国高校駅伝です。この年は1年間、駅伝で日本一を目標に掲げ様々なものを犠牲にしてきました。前年まで4位、6位と表彰台にも乗れていなかったですが、監督・コーチを信じて練習から私生活まで常に優勝に必要なことを意識して取り組みました。結果はチームメイトや地域の方々、学校関係者など周囲の方々のサポートもあり優勝することができました。ありがとうございました。

中学生に向けて一言お願いします。

倉敷高校は、駅伝でも日本一を目指すチームです。全国日本一を目指す以上、厳しいことやしんどいこともありますが、人としても成長できる環境だと思います。また、寮生活で自立が促されると同時に、チームメイトと過ごす中で切磋琢磨し強くなれる環境です。倉敷高校で、様々な経験をして将来に繋げる高校生活にして欲しいです。

植月 俊太(うえつき しゅんた)

東京農業大学 1年(2004.11.2 兵庫県出身)

 5000m   14.14.73 / 10000m   30.52.06

東京農業大学に進学後、1年生ながら箱根駅伝の6区を走りチームに貢献した。これからの活躍が期待できる選手。



倉敷高校を選んだ理由は?

中学時代から箱根駅伝に出たい夢を持っていた中で、同じ中学の卒業生の前田先輩(明治大卒)や石原先輩(東海大4年)が倉敷高校に行って伸びていたことも知っていたり、当時の中元コーチ(現監督)に勧誘していただくご縁があり僕も行きたいと思いました。

倉敷高校で学んだことを教えてください。

悔しい気持ちを持つ事で強くなると言う事とコツコツする事の大事さを学べたと思います。僕は、中学時代持ちタイムも強さも全くありませんでした。それでも少しずつ少しずつ努力し続ける事で全国的に見ても戦えるようになっていったと思います。でも全てが順調だったかと言うと、そうではなかったです。高1と高2時に都大路のメンバー10人に入る事が出来ましたが、出走出来なくてとても悔しい思いを味わいました。そこからは、ラストイヤーって事もあり意識の高い練習って事を心がけてやっていきました。すると少しずつそれが自信に繋がっていき高3時は、試合を外すという事がなくなっていきました。そして都大路では区間3位で総合優勝を果たす事ができました。人は、悔しい思いやコツコツ積み重ねると絶対に伸びるということを学び今でも頑張っています。

高校時代の1番の思い出は?

高校3年時の全国高校駅伝で2区を走って優勝したことです。集大成として臨み、優勝したいと言う目標がありました。いざ本番になると緊張やプレッシャーはありましたが、走れなかった人の思いを持って走り自分の役割だけは絶対果たさないといけないと言う思いを持って走りました。結果2人抜いて3区のサムエルに渡せたので貢献できたと思います。そして仲間達が一生懸命襷を繋げて優勝のゴールテープを切りました。ゴールテープ切った瞬間は、今でも忘れられない思い出です。

中学生に向けて一言お願いします。

持ちタイム関係なく自分が強くなりたいと言う強い意志をもってコツコツ積み重ねる事で絶対強くなっていくと思います。そして倉敷高校で監督、コーチのもとで多くのことを学んで、走りでしか見せれない勇気と感動を与えられるような選手になって欲しいです。

實 大(くにざね ひろむ)

城西大学OB (2009年卒業 広島県出身)

 5000m   14.28 / 10000m   30.03

城西大学に進学して、4年間は箱根駅伝の出場を目標に取り組んだ。大学卒業後は企業で働いていたが、現在はスポーツインストラクターとしてスタートしている。



倉敷高校で学んだことを教えてください。

寮生活で学んだことは多くあります。コミュニケーションの重要性や協力の大切さ、自己管理能力の向上などがあると思います。また、異なるバックグラウンドを持つ人々との共同生活から、寛容さや柔軟性も身につきました。

◇今の仕事を目指したきっかけは?

スポーツインストラクターになったきっかけは、自分の健康への関心とお客様をサポートする喜びです。運動は身体的な健康を促進し、それをお客様に伝えることで健康的な生活を送る手助けができることに魅力を感じました。 

中学生に向けて一言お願いします。


倉敷高校は豊富なOBが在籍し、OBが練習や寮を訪れることもあり、定期的に相談できる機会が多くあります。その伝統や経験を共有できる環境が整っています。中元監督は多くの選手を見てきた経験豊かな方で、細やかな気づきと指導があります(高校時代の先輩)。この充実した環境を生かし、チャンスをつかむために一丸となって頑張っていきましょう。倉敷高校での経験が、将来、ランナーとしてだけではなく人としての基盤を築く一助となることを期待しています。