【スマホが欲しい児童生徒・保護者の皆様へ】
「もうすぐ中学校に入学するから」「みんな持っているから」,そんな理由でスマートフォンを買って大丈夫でしょうか?
個人情報の流出・特定,フィッシング詐欺,誹謗中傷・炎上,世間では大人でもスマートフォンに関した問題がたくさん起こっています。
いきなりスマートフォンを自由に使っていい,としてしまったら,取り返しのつかないことが起こるかもしれない,保護者の皆さんはとても心配しているはずです。
このサイトには,学校の1人1台端末を利用することで学んできたことなどをまとめました。ぜひ,お子さんといっしょにご覧になり,学校でのデジタル機器を利用した学びの姿勢が身についているか,確認をしてみてください。
このサイトに書いてあることが理解できていない状態であるならば,スマートフォンを持つことには危険が伴うかもしれません。児童生徒の皆さんは,ここに書いてあることを正しく理解し,保護者の許可を得て,約束をしたうえで,スマートフォンを利用することをおすすめします。
それでは,以下,1~4の確認をしてみましょう!
☑ 壊さないように、大切に扱っていますか?
借りた物を大切に扱う気持ちがありますか? パソコンには自分の大切な情報が含まれていることを忘れずに。自分の個人情報を利用するパソコンをおもちゃのように扱うことには危険があります。修理なども大変ですから大切に扱いましょう。
☑ 夜遅くまで操作せず,時間を守って利用していますか?
小学生は21:30~翌日6:00の間,中学校は22:30~翌日5:00の間,インターネットアクセスができないよう制限を行っていますが,夜遅くまでさわっていることはありませんか? 睡眠の質にも関わります。
☑ 1時間使ったら10分休憩するなど、長時間の利用を控えていますか?
目だけでなく首なども疲れてしまいます。長時間利用は避けて,時々休憩をしましょう。休み時間を自分で考えられるようになる必要があります。やめられなくなっているようなら依存症という病気かもしれません。
☑ IDとパスワードを自分できちんと管理できていますか?
学校のアカウントのパスワードは人に教えません。他の人のIDとパスワードを知ることもよくないことです。パスワードはいつでも変えることができます。自分だけがわかるように管理しましょう。スマートフォンを買ってもらった場合は,何かあったときに保護者が管理するために,保護者にはIDとパスワードを教えておくルールを設けることもおすすめです。
→💡教育委員会から出ている「個人用パソコン利用の約束」を、お子様といっしょに確認してみてください。
☑ どのような学習をしているか,履歴を見せて説明できますか?
市から借りた学校用のパソコンですので,原則として履歴が消せなくしてあります。どんな学習をしたのか,どんな検索をしたかが見えます。履歴をもとに,お子様にどんな学習でどんなふうにパソコンを使ったか,説明してもらいましょう。
☑ Googleドライブや「ファイル」(ダウンロード)の中の成果物を見せて説明できますか?
授業でどんなことをしているか,Googleドライブや「ファイル」アプリのダウンロードファイル内の成果物を保護者に見てもらいましょう。特に,お友達が映った写真は,相手の許可を得て撮ったものか確認しましょう。盗撮は絶対にダメだということが理解できていますか?
☑ GoogleClassroomで思いやりあるやり取りができていますか?
学校では,コミュニケーションツールのはじめとしてGoogleClassroomを利用しています。SNSを始める前にやり取りを学んでもらえるようになっています。どのようなやり取りをしているか,説明してもらいましょう。誹謗中傷は絶対にしてはならないことを理解できていますか?
ブラウザの閲覧履歴確認方法:
Chromeブラウザを起動して「ctrl」+「h」
学校で使用している個人用パソコンは、サイトの閲覧履歴が削除できないようになっています。履歴のほとんどがゲーム、趣味のブログなど娯楽目的のサイトで占められており、学習関連の利用が極端に少ない場合は、どのような使い方をしているのか確認が必要です。
Google検索履歴はどんな言葉で検索をかけているのかがわかりますので,お子様が興味を持っていることを確認しておきましょう。
心配な使い方が見つかり,より詳細にお子様のパソコンの使い方を調べる場合は以下のページを参照してください。
☑ 壁紙は適切なものを設定できていますか?
パソコンの壁紙は自分一人が見るものであることから,著作権は考慮せずに好きなものを設定できますが,市から借りた学校用のパソコンですので,授業中に友達に見られることは考えなくてはいけません。みんなが嫌な気持ちになるものはやめましょう。
☑ アイコンは著作権に配慮して設定できていますか?
アイコンは多くの人の目に触れるものなので,著作権に配慮する必要があります。アニメのキャラクターや芸能人の写真,他人の作った作品は利用できません。宇都宮市ではアイコンの設定で著作権を学べるように資料も作成しています。スマホを使う際にも著作権への配慮は重要です。
→💡教育委員会から出ている「Googleアカウントアイコンの選び方(小学生向け),Googleアカウントアイコンの選び方(中学生・保護者向け)」を、お子様といっしょに確認してみてください。
学校で長期休み前などに確認する資料です。著作権・肖像権への配慮,不正アクセスや誹謗中傷は絶対にやってはいけないこととして指導を行っております。
☑ 下記の資料,動画資料をご家庭でもぜひご覧ください。
ここでいうモラルは「情報モラル」ではありません。デジタルであるかアナログであるかは関係なく,学校生活の中で培われるモラルに照らして,他人の気持ちを考え,やってはいけないことを判断していけることが必要です。今話題の誹謗中傷も盗撮も,そもそもが犯罪です。
学校が子どもに端末を持たせたからトラブルになる,と考えてしまうことがあるかもしれませんが,トラブルが起きる状況や環境があったことがそもそもの問題です。道具が悪いのではなく,利用した人や用途が悪いことを認識しなければ,新たな道具に手を伸ばし,いつまでも問題は繰り返されるでしょう。そして,この時代に,「うちの子には一生端末に触れさせない」ということはおそらく不可能です。そうである以上,一般の機器よりも制限・制御の利いた学校の端末で,友達と共に年齢に応じた学びを重ねていくことは極めて重要です。
☑ モラルをもって機器を使いこなせるよう学び続けましょう
そのために,宇都宮市では「情報モラル・デジタルシティズンシップ年間指導計画」に基づく指導を行っています。詳細は以下のページをご覧ください。
お子様はスマホでSNSを利用したがるのではないかと思います。しかし,主要SNSのほとんどは13歳以上が推奨・対象年齢で、13歳未満のお子様にSNSのアカウントを作成する場合は、保護者が責任をもって使用させる必要があることをご存じでしょうか? 以下に主なSNSの対象年齢やをまとめましたので、ご確認ください。(※最新の情報は公式サイトでもご確認ください。本サイトの更新が追い付いていない場合もあります。)
☑ お子様の利用するネット上のサービスについて理解しましょう
宇都宮市の1人1台端末ではSNSの利用ができないように設定しています。(※scratchは学校アカウントは発行せず,交流サイト以外のプログラミング利用は可。)いきなりスマートフォンで社会とつながり炎上を起こしてしまったら,立ち直れない傷を負ってしまうかもしれません。宇都宮市内で閉じた環境から利用をはじめ,ステップアップできるように学校端末の適切な利用から学んでいく必要があります。児童生徒にSNSを利用させる場合は,必ず保護者の責任と監督のもとでご利用ください。
宇都宮市では「フィルタリング100%キャンペーン」を実施し,スマートフォン等を所持している児童・生徒にフィルタリングやペアレンタルコントロールの設定を確実に実施していただくよう推奨しております。詳しい操作がわからない場合は通信事業者等に設定方法を確認しましょう。後から設定することは難しいため,少し面倒に感じても,最初に適切な環境をつくることが大切です。物理的に危険を察知し利用不可にできるところは,設定の力を借りるのが最も安心です。
☑ フィルタリングを必ず設定しましょう
スマホを買い与える前に、各家庭で「ルール」をしっかりと作ることが重要です。以下に参考になりそうなサイトを示しますので、親子でルールを作る際,必要に応じてご活用ください。
☑ わが家のスマホルールを決めましょう
ルールを持続させるコツは,①守り得るルールを作ること(具体的で納得できるルールとペナルティを設定する),②成長に応じてルールを見直すこと(柔軟に時には例外を認める,罰則は1日利用禁止など簡単なところから),③スマホ以外の楽しみを家庭でもつこと,などがあるようです。いろいろ調べてみるとよいと思います。
学校での学びをいかして,目指すは「自律した情報の使い手」です。学校と保護者が協力して,未来を生き抜く子どもたちをいっしょに育てていきましょう! テクノロジーがみんなの幸福のために使われる世の中をつくりましょう。
スマートフォンや携帯電話の所持率は、学年が上がるにつれて増加する傾向が見られ、小5以降では60%を超え、中学校では90%台である。
子どもたちも1人1台のスマホを持つ時代になりつつあります。そんな時代の転換期だからこそ、周りの大人が子どもたちを見守り、子どもたちが自分で善悪を判断できるように導いていくことが大切です。このページが、子どもたちを正しく導く保護者の皆様の一助となれば幸いです。