こちらの動画作品をご覧ください。
それぞれの解説は、下記に詳細があります。
① PA(プロジェクトアート)チーム50号絵画による共同制作作品。
今年の美術部活動目標である「無限色~挑戦を楽しむ~」から,「無限色」を表現しました。
「人は、人種や環境、文化や身体機能など様々な要因で見える色が異なる」という考えの基,あえて未完成の部分を作っています。「観ている人の数だけ想像する色がある,観ている人の数だけ色がある=無限色」という意図を表しています。
背景にある世界各国を象徴するモチーフは,人種や国,文化の違いを表しています。ピンクや金色という光の加減で様々に見える雲は,「物は状況によって様々な色に見えること,様々な色に見えていい」ということを示唆しています。
人物は我らが敬愛する副部長をモデルにしています。彼女の姿勢や目線には,自分を取り巻く世界を自然体で感じている様子を表しました。
階段絵「涼」
絵画・イベントカラー,アクリルガッシュ
チーム階段絵
貼る前の絵
② PA(プロジェクトアート)チーム階段絵による共同制作作品。
暗い階段が少しでも明るくなるよう青や白など,暗がりでも目立つ色を使用しました。暑い夏に涼しめるようなモチーフにしました。下から階段を上っていくと,海・陸・空の生き物たちが現われます。ペンギンが空を飛んでいるのは,空の左記にある人間の限りない想像力を表しています。
拒む椅子と机
椅子と机・アクリルガッシュ・石粉粘土
チーム椅子シリーズ
③PA(プロジェクトアート)チーム椅子シリーズによる共同制作作品。
昨年度制作した「問う椅子」に続く椅子シリーズ第2弾。
作品タイトルの「拒む」とは,この作品が何かを拒んでいるのではありません。拒んでいるのは私たち鑑賞者の方です。「なんだか不気味」「座ると痛そう」「作品に座るのは罪悪感がある」など,私たちは自分の価値観で物事を判断しています。
「この椅子を拒む理由はなんですか? あなたにとって椅子とは?」
と、文化祭のステージ発表で,東仙中のみんなに投げかけました。
この椅子は3年生のフロアに設置されていますが,最初はあまり利用する人がいなかった椅子と机も,今では何人かの3年生が利用するようになりました。
実は,この作品にはもう1つ、隠されたテーマがあります。それは、「どんなものも見慣れるといつかは風景と同化する」「最初は拒んでいた椅子を,風景として受け入れるようになるのではないか」ということです。
この作品を受け入れてくれた皆さん,ありがとうございました。
黒板列車が運ぶ回答
板・チョークボードペイント・チョーク
チーム黒板アート
④PA(プロジェクトアート)チーム黒板アートによる共同制作作品。
東仙中の職員玄関に停車中です。
毎月1回質問の内容が変わり,それに対しての回答を鑑賞者が車庫に入れます。そしてその内容を列車が運び,黒板に現われます。※美術部担当者が一生懸命描きます。
鑑賞者と制作者が共同で作品を完成させる参加型アートです。
12月までに5回作品が表われました。
下の作品は「10月で楽しみな行事は?」という質問に対して,継走祭や東仙中PTA伝統の芋煮,ハロウィン,おでかけなど,東仙中生の様々な楽しみな行事を表現しました。
⑤PA(プロジェクトアート)チーム棒人間アニメによる共同制作作品。
棒人間の主人公が囚われた友達を助けるために敵と戦う物語をアニメーションにしました。アニメーションは文化祭のステージ発表の部で上映しました。
アニメーションの語源は「命を吹き込む」からきています。「生きているように見えるには、動きが大切」をモットーに,キャラクターの個性はなるべく省くため棒人間にしました。同じ棒人間でも違いを表すため,色を変えました。
1年生だけのチームでしたが,満足のいく作品になりました。
⑥PA(プロジェクトアート)動画班による共同制作作品。
私たちは夏に動画「無限色~挑戦を楽しむ~」という東仙中美術部の活動目標をテーマにした動画を制作しました。
◇あらすじ◇
動画の主人公S君は自画像のテーマが思いつかず、美術部のM先輩に助言を求めます。自分で自分のことを決められないS君に、M先輩は魔法をかけてネジ人間の姿に変えてしまいました。ネジ人間の姿で美術室や校舎を放浪するS君は、美術部が作り出す作品や,表現することを楽しむ部員の姿を目撃し・・・。
◇◇◇◇◇◇
動画内では表現することを楽しもう!というメッセージと共に,美術部の共同制作や個人制作を紹介しました。動画は文化祭のステージ発表で上映され,S君を演じた3学年担任のS先生の名演技もあり,生徒や先生にも大好評でした。
今回はその動画の一部に使われたコマ撮りアニメの部分を美術部展動画の中で紹介しています。
無限色~挑戦を楽しむ~
アルミ線・天蚕糸・カメラ
動画班