写真:瓶ヶ森
※学校行事など学校の様子は、「学校だより」をご覧ください。
2年ぶりの入学式。待望の新入生が2名入学してくれました。
上級生も、一段としっかりしています。
全校児童6名。新たな長沢小学校のスタート!
令和3年度の主な行事
令和3年度は新入生がいないため、入学式はありませんでした。
けれども、7名の全校児童が歌った校歌には、進級したやる気がみなぎっていました。
令和3年度は新入生はいませんでしたが、全校児童で、隣村の大川村のさくら祭り会場に、アメゴの入った給食のお弁当をもってでかけました。
本川中学校、長沢小学校、本川へき地保育園が一緒に高知市の春野総合運動公園に遠足に行きました。中学生や小学生が考えたレクをしたり、保小中合同の班活動をしたりして、広場を走り回りました。
参観日に保護者と一緒に救急法の講習を受けました。新型コロナウイルス感染防止のため、実習は大人しかさせてもらえませんでしたが、離れて見ていた児童も、いつの間にか、その場で動きをまねしてみるなどしていて、熱心に学習できました。
いの町の新しくなった防災アプリを活用して実際に保護者にも連絡し、本川中学校体育館まで迎えに来てもらう引き渡し訓練をしています。
今年は全員が経験者のため、すぐに仁淀川の本流にこぎ出し、急流に挑戦した児童もいました。
長沢小学校のことを児童会長が説明しました。そのとき使った自己紹介と行事や学校生活の説明のスライドは、全校児童で役割分担をして、パソコンに入力してつくりました。
5年生は、いの町内の神谷小学校、吾北小学校との3校合同で宿泊訓練をしています。本年度は香北青少年の家で1泊2日の体験をしました。たくさんの同級生と一緒にとても楽しく学習できました。
四国三郎「吉野川」。越裏門地域にある河原で、保護者や地域の方と一緒に川遊びやバーベキューをしました。吉野川の源流はこの川上です。
コロナの影響で、今年も公開は保護者と学校関係者に絞った半日開催でした。その中でも、7名が力一杯競い合い、また力を合わせて演技し、長沢小のパワーを見せてくれました。小中合同の作戦リレーも復活し、中学生と全力で走りました。
旧本川村の3小学校が統合して長沢小集まったときを第1回とし、令和3年度の今年は第20回になりました。「普段お世話になっている地域の人に、自分たちの学習している様子を見てもらって、元気になってもらいたい」という当時の小学生の願いは、今も、長沢小学校の伝統として、しっかりと受け継いでいます。
長沢小の校区には、石鎚国定公園の中を走る町道、通称「UFOライン」があります。標高1600~1700メートルの天空の道の絶景を町バスで走り、瓶ヶ森に登って氷見二千石原でお弁当を食べ、最高の秋晴れのもと、四国のてっぺんから、四方を見渡しました。地元からでも、なかなか出かけることが難しいUFOラインですが、それゆえにこそ、この日、体感した素晴らしい大自然を心に刻み、地元の宝物は、みんなの宝物と、大切にしていきたいです。
コロナのため、ご案内は保護者と学校関係者に絞りましたが、本年度は終日日程で、行うことができました。
長沢小は、500年の伝統を誇る国指定重要無形民俗文化財の本川神楽を、文化祭で舞っています。毎年舞う「注連の舞」「弊の舞」「扇の舞」は、初めて参加する2・3年生も一緒に全員で舞いました。加えて、今年は6年生は「折敷の舞」、5年生は「やたの舞」に初めて挑戦し、気迫のこもった舞で、会場を驚かせました。
音楽発表は、いの町出身の平井康三郎作曲「とんぼのめがね」のトーンチャイムの演奏と、NHK2020ソング「カイト」を歌と手話で表現しました。
図画や書写、調べ学習など、様々な学習の成果も展示しました。
コロナの影響で2度の延期とコース変更はありましたが、神谷小学校、吾北小学校との3校で2泊3日の修学旅行を行いました。観光地や工場見学、遊園地などでの驚き・楽しさとともに、普段できない班学習や集団生活も体験でき、一段と頼もしく、成長してくれたと思います。
保護者や地域のみなさんと一緒につくってきた門松作り。本年度も地域のみなさんから様々な材料を集めてきていただきました。当日もたくさんの方が参加してくださり、材料の下準備や、子どもにのこぎりの使い方を教えてくださったり、大きな門松を作ってくださったりしていただきました。子どもたちは、自分のミニ門松を作り終えた後、地域の人にも届けられるようにミニ門松を作りましたので、本川へき地保育所、本川総合支所、新郷土館に飾ってもらうよう、お届けしました。
事前に感染防止対策の確認をしっかりと行って、毎年行っているスキー教室を石鎚スキー場で実施することができました。全校児童7名、休む間もなく滑り続け、大満足の一日でした。
この日も青空の見える晴天で、秋に登った瓶ヶ森などのUFOラインの山々の荘厳な雪景色を愛媛県側から眺めることができました。
3名の卒業生は、お世話になった方々への感謝の気持ちや、これからの決意を、自分たちで考えた言葉で、ひとことひとこと丁寧に伝え、力強く巣立ちました。
式後に保護者のみなさんが行ってくださった茶話会は、思い出の写真も見ながら、優しい気持ちになる時間でした。