中間発表会が近づき、高校2年生の動きが活発化してきました。実験計画をゼミ指導教員と一緒に立ててている生徒や、質問紙調査の準備を進める生徒、イベントの企画を検討している生徒、それぞれがそれぞれの探究を深めるための時間を過ごしていました。
↑社会科学ゼミでは、Googleフォームを用いた質問紙調査の準備をしている生徒がいました。社会科学の文脈に適した調査が実施できるよう、「why/whom/when/where/how」が明確か、回答者への配慮がなされているか、個人情報の扱いについて言及できているか、データ収集後にどのように分析するかなどについて検討を重ねていました。
↑芸術ゼミ(音楽)では、ゼミ指導教員から本校探究活動で使用しているノート(「Gプロノート」)が返却されていました。このノートは、探究サイクル(課題発見→目的・仮説設定→調査・実験→考察)に沿いながら、自らの探究活動を書き込んでいくワークブックになっています。生徒たちはノートに書きこまれた教員からのコメントに目を通し、今後の探究計画を練っていました。
この夏に行われた各種探究イベントに参加した高校2年生が、高校1年生に対して体験報告を行いました。報告はオンライン形式で行われ、高校2年生が話すイベントでの学びや成果に、高校1年生は耳を傾けていました。
↑神戸で行われたSSH生徒研究発表会に参加した生徒も体験報告を行いました。
↑放送室から、1年生の各ホーム教室に向けて配信しました。今回発表を行ったのは、「探究キャンプ2025」(兵庫県)、「令和7年度SSH生徒研究発表会」(兵庫県)、「第3回Social Science Boot Camp@一橋大学」(東京都)、「第5回プレゼン甲子園」(福井県)に参加してきた2年生です。校外の探究イベントに参加したことで得られた学びや成果を自分の言葉で先輩たちが語り、後輩たちの探究・研究に対する主体性や挑戦心をくすぐりました。
小中学生向けの科学体験プログラム『みらいのRikejo&Rikedanは君だ!“こくサイエンス”ブース!』
令和7年度文化祭では、最初に「見える」とはどういうことかを哲学的に考え、その後、物理学の観点から考える「見える」について、アルミ缶を使った簡易分光器制作を行いました。
↑分光器の完成品です。白い蛍光灯の光が射しこむ方向に缶を向けて覗き込むと、光が七色に分かれて見えます。「見える」と思っている蛍光灯の光は、実はずっと多くの色(波長)が混ざったものなのです。それを人間の脳が解釈し、目に映る映像として「見える」と認識させているのです。
今回は物理学の観点から「見える」について考えました。でも、私たちの日常には様々な「見える」があります。私たち人間にとって、「見える」とはどういうことを指すのでしょうか…。
お手伝いをしてくれるボランティアスタッフを募集したところ、総勢22名の生徒スタッフが集まり、受付や司会、実験補助といった運営にあたりました。
76名の小中学生の皆さんが来場してくださいました。本当にありがとうございました。来年も面白い企画を準備します!
夏休みが明け、ゼミ活動が再開しました。後期から具体的な「調査・実験」に取り組めるよう、高校2年生は各自の探究テーマ・リサーチクエスチョンを深める時間にしている生徒が多数みられました。
↑数学情報ゼミでは、仮想通貨をテーマに探究を深めていました。
↑夏休み期間も地道にパスタブリッジの制作が進んでいたようです。このように、夏休み中に主体的に活動し、調査・実験の準備を進めてきた人や、県外の探究イベントに参加してきた人がたくさんいました。
高校3年生が、自分の所属するゼミ内で探究成果の発表を行いました。スライド発表や口頭発表など、ゼミごとに様々な形式が見られましたが、どの発表にも、聞き手の高校2年生や先生方に分かりやすく成果を説明するための工夫が施されていました。そしてこの発表をもって、高校3年生はゼミから巣立っていきました。
↑健康栄養ゼミでの高3成果発表の様子(外国人教員に向けての英語発表および質疑応答)。ボディーランゲージも用いながら、一生懸命成果を伝えました。
↑物理ゼミでの高3成果発表の様子。実験内容を写真や動画で具体的に説明していました。
物理ゼミを覗いてみると、研究で使用する歯車をレーザーカッターで作成している人がいました。その他にも、構造と強度の研究で用いるためのパスタブリッジの作成が順調に進んでいます。
↑パスタを使って橋の模型を作ろうとしている様子
↑レーザーカッターを使って歯車を切り出している様子
↑歯車の設計図
高校2年生がゼミ内で探究活動の構想発表を行いました。探究活動を本格化させるために各自が設定したテーマや仮説について、意見を出し合いました。
高校2年生の発表に対して、聴衆の高校3年生からは鋭い質問が飛び交い、お互いに高め合う機会となりました。
↑化学ゼミでの発表の様子
↑ビジネスゼミでの発表・議論の様子
↑生物ゼミでの発表・議論の様子
↑医療看護ゼミでの発表の様子
物理ゼミでは、3Dプリンターで実験に必要な道具や、縮小模型など作成できます!
また、研究テーマの設定や観測可能かをゼミ生同士で議論していました。
↑本校のレーザー加工機(左)、3Dプリンター(右)
↑流体力学の探究を思案している様子
↑3Dプリンターで作成した模型
↑議論の様子
↑唐突に始まる物理講座
医療看護ゼミでは、医療従事者に対するアンケート調査実施に向けてアンケート内容を検討している生徒がいました!
本校では、アンケートを作成するにあたって、教員のチェックが必ず入ります。有意義なアンケートになるように一生懸命練っています!
一年生のスキルトレーニングでは、仮の課題を題材に探究のサイクルを回しています!今日は『調査の計画、実験の計画』について学びました!
今回もゼミの様子をお届けします。
芸術ゼミ(音楽)では、新たにラジオ体操『第三』を作成することに取り組んでいます。※通常、ラジオ体操は第一と第二しかありません。
体操の内容を考えるのは、難しそうですが、果敢にチャレンジしています!
サイエンスゼミでは、『気柱の共鳴』の実験が行われていました。
写真は、気柱共鳴装置を使って音速を測定している様子です。
今回は、サイエンスゼミ(数学)の様子をお届けします。
このゼミでは、統計学など数学についての探究活動を行っています。
本校でもデータサイエンスに精通した生徒を育成するべく、探究活動だけでなく普段の授業から統計データを活用した授業が展開されています。
ゼミの時間は本校のスタディーコーナーも解放されています。自分たちで探究する内容についてアイデアを出し合ったり、熱く議論を交わしたりする様子を見ることができます。
本日から令和7年度のGプロ(総合的な探究の時間)がスタートしました!
本校では、縦割りゼミによる学年を越えた探究活動が展開されています。
ゼミは、『サイエンス・医療看護・教育福祉・地域創生・芸術・スポーツ科学・防災・ビジネス・社会科学・人文学』の10ゼミに分かれており、生徒が自身で選択したゼミに所属し、自分の興味関心のあるテーマを設定し、探究をしています。
今回は、サイエンスゼミ(物理)の様子をお届けします。(写真上部)
校内での発表はもちろんのこと、県外でも高い評価を得ている発表者が多数所属しているゼミです。今年度は、アメリカでの発表を控える生徒もおり、ゼミ活動に熱が入っています!
また、高校1年生は深い探究を目指して、スキルトレーニングが始まりました。(写真下部)
前期は、学年全体で探究に必要なスキルを身に付けます。本日は、オリエンテーションと探究活動の流れを学びました。