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(1) 福島県広野町での地域振興活動
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(2) 横断型教育プログラム 地域未来社会(Future Regional Society) 修了
都市計画に関する講義とフィールドワークに参加した。政策立案演習では富山県氷見市に対して、日常移動手段としての超小型モビリティ「ヒミカ」の活用、シャッター1枚分の店舗スペースの導入による商店街店舗の活性化を観点に政策立案を想定して発表を行った。また、フィールドワークでは石川県白山市の製造業について現状を実際に見学した。石川ソフトリサーチパーク内の金沢工業大学革新複合材料研究開発センターを見学、インタビューし、リサーチパークのあるべき姿について考察した。
【修得単位】
高度教養特殊講義(地域未来社会概論)
高度教養特殊演習(地域未来社会政策立案演習)
高度教養特殊演習(地域未来社会フィールドワークII)
農村地域デザイン
自然地理学
まちづくり論
(3) 横断型教育プログラム こころの総合人間科学(Human Integrative Science and Education of Mind) 修了見込
精神医学・心理学に関する講義と実習に参加した。精神医学実習では、東大病院精神神経科外来診療・入院治療、こころの発達診療部、精神科デイホスピタルと、都内精神科病院、郊外精神科病院を見学し、精神科治療・研究における現状や問題点を学び、精神科の現状の地域差を理解した。また、学内の心理学実習ではMRI(核磁気共鳴法)を使用し、基本的な操作を学び、科学的な視点から心理学にアプローチする基礎を習得した。
【修得単位】
高度教養特殊演習(こころの総合人間科学演習)
高度教養特殊演習(脳認知科学実習(1)「心理学実験」)
高度教養特殊演習(臨床発達精神医学実習)
認知行動障害論
動物生理学II
(4) ALESS学生論文集 “ALESS: A Collection of Student Papers 2021” に論文掲載
英語による論文執筆の授業ALESSにおける課題論文が、全理科類の1年次(当時)の学生の論文の中から12題目に選出され、A Collection of Student Papers 2021* に掲載された。
Title: "The Different Factors in Deforestation by Income-level in African Nations"
Abstract: Deforestation has occurred throughout the world, but the rate of net forest loss has increased only in Africa since 1990. Since African countries are economically and socially different due to their development after their independence, we hypothesized that the factors in the rate of net forest loss were quite different according to the countries' income level. To test this, data of six socioeconomic indicators in almost all African countries (57 countries) were collected and classified into three groups; low-income countries, lower-middle-income countries, and upper-middle incomes countries. Then, these indicators were correlated with the annual change rate of forest share. The results revealed different factors in deforestation in each income-level countries' group. Low-income countries had a negative correlation of per capita GNI, population density, and artificial surfaces share, whereas lower-middle-income countries had a negative correlation of GDP, and upper-middle-income countries had a positive correlation of per capita GNI. This study suggests deforestation was accelerated by different factors in Africa, and social and economic development differences have still remained in Africa.
*A Collection of Student Papers contains student papers recommended by ALESS instructors and selected by an editorial committee. Papers are chosen primarily for the quality of English composition, completeness of content, logic and organization, and use of scientific style and rhetoric, but also to represent the wide variety of active research done by ALESS students.
(5) 東京大学体験活動プログラムへの参加
2024年度「インド工科大学マドラス校での学生交流と文化体験活動 ー日本語教育ワークショップ・企業訪問を通してー」
IITマドラス校の学生に対して東京大学の紹介を行い、現地の日本語教室でのサポートや日本文化体験セッションの司会を行った。また工学系を中心とした複数のラボの視察も行い、IITマドラス校では研究機関と企業の活発な連携を見学した。特に、キャンパス内にあったリサーチパークのハードソフト両面における充実した設備は日本にも取り入れていく必要があるのではないかと感じた。
デリーではJICAインド事務所を訪問し、JICAの対印取組について議論をした。多様性の幅が広いインドにおいては地域ごとに現状を分析し対策を講じる必要があること、そしてその多様性の中で常に競争し生き抜く必要があるところに、インド人の優秀性や強みがある可能性があることを理解した。一方で、有償/無償資金協力だけでは人口の急激な増加による雇用問題を解決することは難しく、国内産業の活性化や初等教育拡充支援など、外資に頼らない施作を講じる必要があるのではないかと考えた。
2023年度「不登校傾向の子どもたちとの活動から探る新しい学びの形 」
かまくらULTRAプログラムにスタッフの一員として参加し、普段学校にあまり馴染めない子どもたちの自分らしい学び方をサポートした。子どもたちへの適切な声かけや環境づくりなどを積極的に行なった。
2023年度 「いちばん近い演習林で樹木調査を体験しよう 」
東京大学大学院農学生命科学研究科附属田無演習林 にて樹木の全数調査やナラ枯れの実態調査など、演習林で普段行っている活動の一部を行なった。
2022年度「笑う東大×学ぶ吉本SDGs人材交換留学 相撲部屋体験入門」
大相撲二所ノ関部屋にて稽古見学や土俵築体験を行った後、部屋が所在する阿見町の地方創生を目的としたイベントを吉本興業と協力して企画・実施した。あみさくらまつり2023での謎解きイベントの企画、運営を主体的に行い、謎解き問題の作題を行った。さくらまつりでは660名にのぼる来場者に謎解きイベントに参加していただき、大変好評であった。
(1) 2017年度SGH課題研究 修了(平成30年度愛知県立旭丘高校スーパーグローバルハイスクール事業)
毎週実施されるゼミに参加し、日韓が共通して抱えるグローバル化とその問題点を「女性の社会参画」を切り口に考察した。また、フィールドワークでは高陽国際高校の生徒たちと、その問題解決や日韓の歴史問題解決のために何ができるかを討論を行った。
対日理解促進交流プログラム「カケハシ・プロジェクト」の一環として愛知県が実施したアメリカ・テキサス州への県内高校生訪問団派遣事業に選抜され参加し、グループリーダー、副団長を務めた。自身のグループでは、現地の高校において「日本人の知恵」という観点から日本・愛知の魅力について英語でプレゼンテーションを行った。
(3) 2018年度 名大MIRAI GSC 修了
名古屋大学生体分子動態機能研究室(D-Lab)(内橋貴之教授)にて約半年間高速AFMを用いてAnnexin Vの回転拡散の測定を行い、研究成果について海外研修の一環としてドイツ・フライブルク大学で口頭発表を行った。この他に「科学三昧inあいち」第10回記念大会にてポスター発表を行った。
口頭発表題目「Studying nanoscale dynamics of two-dimensional protein crystal」
要旨: ヒトの体を構成するタンパク質は構造変化や離散集合、拡散など様々なダイナミックな現象を通じで機能を発現しているが、従来の顕微鏡ではタンパク質の動的挙動を直接観察することは困難であった。今回、高い時空間分解能を持つ高速原子間力顕微鏡(AFM)を用いて、膜結合タンパク質であるAnnexin V (A5)の様々なダイナミクスの観察とその解析を行い、そのダイナミクスを明らかにすることで、ヒトの仕組みを解明する基礎を研究した。
A5はCa2+依存的にセリンリン脂質(PS)に結合し二次元結晶を形成する。マイカ基板にPS膜を形成し、A5の結晶化過程と、Ca2+をEDTAでキレートした際の脱結晶化過程を観察した。また、結晶内部でのA5三量体の回転拡散を観察し、回転停止角度の分布の解析を行った。
Ca2+濃度が0.2 mM以下でA5の核形成が生じ、その後急速に結晶成長が進行した。一方、Ca2+をキレートしていくと、1.8 mMで脱結晶化が始まり0.7 mM程度で結晶が消滅した。このことから結晶化と脱結晶化は異なるCa2+濃度で生じることが明らかになった。
次に、結晶内で弱く結合したA5三量体を観察したところ、三量体は回転拡散しながら0度と60度の二状態を行き来しており、二状態の出現頻度は異なることもわかった。これは周囲の欠陥構造による結晶の歪に起因するものと推測されたが、周囲の欠陥の有無による回転停止位置の解析を行い、原因を特定するまでには至らなかった。今後、さらに解析を進め、この非対称の原因を明らかにしたい。
(4) 科学コンテストへの参加
第3回科学の甲子園ジュニア全国大会 SHIMADZU賞受賞(愛知県代表)
日本数学オリンピック JMO2018 Aランク(本選出場)、JMO2019 Aランク(本選出場)
日本数学コンクール 個人戦 第28回 奨励賞、第29回 優秀賞