複雑流体物理学研究室

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大学院生募集

 コロイド、粉体バクテリア(アクティブマター)からガラス(アモルファス)まで、様々なソフトマター・複雑液体系における非線形・非平衡問題を対象と考えています。主に理論・数値的アプローチによる研究を行っていますが流体シミュレーション、分子動力学シミュレーションなどにこれまで触れたことがないという方やプログラミングの知識がないという方でも、研究を実際に自分で進めることができるようにサポートしてゆきますシミュレーション研究以外にも、レオメーターなどを利用した実験研究も企図しています。ぜひ一緒に研究しましょう。


・他大学、他学部・学科の方も歓迎します。何か質問があれば、 furu[at]iis.u-tokyo.ac.jpまで、気軽に相談してください。

入試については、物理工学専攻のページをご覧ください。

研究設備

HPCクラスタ計算機

GPUクラスタ計算機

数値計算用ワークステーション(各自に支給)

アントンパール社製レオメーター(アントンパール社HPより)田中肇研究室より同型機を移管させて頂きました。

News

・2025年3月に生産技術研究所において、IISシンポジウム"Soft and Liquid Matter Physics: Past, Present, and Future"を開催します。指導的な立場で研究をされている国内外の多くの研究者をお呼びしご講演頂きます(9月中のアナウンス予定)。

・早野陽紀さんがローリー(USA)で開催されたThe 8th International Soft Matter Conference にてポスター発表を行いました。

・早野陽紀さんが、エディンバラ(スコットランド、UK)で開催されたWorkshop: The Physics of Self-Organising Active Matter (Higgs Centre Workshop) にてポスター発表を行いました。

寺山智春さん(卒業生、協力研究員)との共著論文Heterogeneous Solvent Dissipation Coupled with Particle Rearrangement in Shear Thinning Non-Brownian Suspensions、および、澤貴弘さん(東大理学部、元UROP学生)との共著論文Microrheology of active suspensionsがSoft Matter誌で出版されました(2024/7)。

早野陽紀さん(D1)との共著論文Anomolous rheology of puller-type microswimmer suspensionsをarXivで公開しました(2024/6)。

・日本物理学会がオンラインで開催され、野地さん"濃厚コロイド懸濁液の緩和過程における散逸機構の違いが及ぼす影響"と早野さん"クラミドモナス型マイクロスイマー懸濁液における異常レオロジー "が講演を行いました(2024/3)。

・早野陽紀さんが博士課程に入学し(秋入学)、SpringGX研究員として採用されました(2023/10)。

Ecole des Ponts(フランス国立土木学校)のAnael Lemaitre博士が、8月4日より滞在します(2023/8)

"Quantifying the reduction of the volume fraction in sheared fragile glass-forming liquids"が出版されました:Phys. Rev. Research 5, 023181 流動下のフラジャイルガラス形成液体における体積分率(自由体積)の減少(増加)を定量的に評価し、シミュレーションや実験事実を説明する理論モデルを提案しました。

・9月に大阪で開催されるソフトマターの国際会議 The 7th International Soft Matter Conference, ISMC2023 において、卒業生の寺山さんと私が口頭講演を行います:①T. Terayama and A. Furukawa, Interplay between solvent hydrodynamics and particle dynamics in shear-thinning non-Brownian suspensions. ②A. Furukawa, What determines non-Newtonian flow behaviors in glass-forming liquids.

8月に幕張で開催されるガラス物理関係の国際会議 9IDMRCS (9th International Discussion Meeting on Relaxations in Complex Systems) において招待講演を行います: A. Furukawa, Wavenumber dependent shear viscosity in supercooled liquids and glasses.  

・野地隼平さんが特任研究員として着任しました(2023.4-)



研究紹介2023年度版

寺山さん(卒業生・協力研究員)との共著論文がSoft Matterのinside front cover に選ばれました。

金澤さん(元UROP学生)との共著論文がSoft Matterのback cover に選ばれました。

複雑流体物理学研究室

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Bw301-303

TEL.03-5452-6753

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