北海道大学大学院文学研究科・博士課程単位取得満期退学
中国学術史(考証学発展史・比較注釈史)、日本漢学
「読書の種子」を絶やさぬことを仕事と心得ています。
中国学術史に関しては、清代に発展した考証学とその発展を支えた要素(幕府、科挙……)に着目して研究を続けています。
日本漢学については、博士家の人々が漢籍、とりわけ儒家の経典テキストをどのように理解し伝えたかに関心を持っています。最近は、琉球漢学や年号勘文の研究にも手を広げています。
▶ 中央大学公式サイトのメッセージはこちらからご覧ください。
哲学基礎演習(2)
原典講読
哲学講義(5)(15)
哲学講義(6)(16)
中国哲学研究ⅠA
中国哲学研究ⅠB
中国哲学研究ⅡA
中国哲学研究ⅡB
中国哲学特殊研究A
中国哲学特殊研究B
【 論文・翻訳 】
「戴震の初期思想と宋学との距離――《経考附録》に着目した考察――」(『中央大学文学部紀要―哲学』第67号、2025年)
「〔翻訳稿〕ジョン・B・ヘンダーソン《聖典、正典、そして注釈――儒教と西洋の釈義の比較》序」(『中央大学文学部紀要―哲学』第66号、2024年)
「森鷗外『元号考』の編纂について―『元秘別録』との関係を中心に―」(『斯文』第138号、2023年)
「張舜徽<宋代の学者の学問が備えていた広大なスケールと後世の学界のために切り開いた新たな道>翻訳稿(下)」(『中央大学文学部紀要―哲学』第65号、2023年)
「宋代の考證學に關する試論ー淸朝考證學との關係についてー」(『日本中國學會報』第74集、2022年)
「国立歴史民俗博物館所蔵《元秘抄別録》の内容紹介と校注」(『国立歴史民俗博物館研究報告』第233集、国立歴史民俗博物館、2022年)
「張舜徽<宋代の学者の学問が備えていた広大なスケールと後世の学界のために切り開いた新たな道>翻訳稿(中)」(『中央大学文学部紀要―哲学』第64号、2022年)
「元号と日本の文化―漢籍の典拠使用について―」(『斯文』第136号、2021年)
「張舜徽<宋代の学者の学問が備えていた広大なスケールと後世の学界のために切り開いた新たな道>翻訳稿(上)」(『中央大学文学部紀要―哲学』第63号、2021年)
「中国の年号―その発生と展開―」(『日本語学』2020年冬号、明治書院、2020年)
【 学会発表・講演 】
「琉球王国における漢籍学習の諸相―士族、王族、そして宣教師―」(国際日本文化研究センター・共同研究会「比較のなかの「東アジア」の「近世」 ―新しい世界史の認識と構想のために―」(代表:伊東貴之教授)、2025年)、
「《群書治要》所收文獻中寫入的注記初探」(第六屆《群書治要》與《貞觀政要》國際學術研討會 、臺灣成功大學、2024年)、
「王応麟と清朝考証学者」(北海道大學中國哲學會第54 回大會・科研費基盤研究B「中国近世考証学研究」合同シンポジウム、北海道大学、2024年)、
「戴震初期経学思想的形成:以《経考》和《経考附録》中対新安理学者的態度為線索」(国際学術シンポジウム「集う場の中国思想史-地域・講学・書院」、信州大学、2024年)、
「江戸庶民階層における『論語』受容の諸相 ―俗文学と課業表を材料として―」(「近世日本と『論語』」~近世日本における『論語』受容と展開~、國學院大学常磐松ホール、 2023年)
江戸の滑稽作品に見られる漢学的要素(次世代シンポジウム「日本漢学を/で考える」、日本中国学会第74回大会、早稲田大学小野記念講堂、2022年)
日本江戸時代俗文学中看到的漢学因素:以川柳為対象的考察(Nanjing Forum 2021、南京大学、2021年)
日本中国学会、東方学会、斯文会、訓点語学会、出土資料学会
宋元明考証学、東西比較注釈史、漢学・漢籍受容
胡適の白話運動へいたる思想形成の過程―胡適の進化論受容との関連性について―
山鹿素行の朱子学批判
水上雅晴教授の年号研究に関わる国立歴史民俗博物館共同研究プロジェクトの研究成果として『国立歴史民俗博物館研究報告』第233集「[共同研究]広橋家旧蔵文書を中心とする年号勘文資料の整理と研究」が刊行されました。
文学部教授 水上雅晴編『年号と東アジア』が朝日新聞(2019年5月22日(水)夕刊、第2面)で紹介されました。(記事はこちら)
水上雅晴教授のコラム「年号と元号」が八木書店のホームページに掲載されました。(紹介ページはこちら)
水上雅晴教授の新元号に関するコメントが毎日新聞(2019年4月4日(木) 第2面)に掲載されました。(記事はこちら)
水上雅晴教授の新元号に関するコメントが北海道新聞(2019年4月5日(金) 第32面)に掲載されました。
水上雅晴教授の新元号に関するコメントがロイター通信(英語版)に掲載されました。(記事はこちら)
水上雅晴教授が2019年4月2日(火)のテレビ朝日「報道ステーション」に出演しました。
水上雅晴教授の新元号に関する記事が、3つの新聞に掲載されました。
毎日新聞(2019年4月1日(月) 第2面) ※文学部名誉教授 宇野茂彦先生のコメントも掲載されております。
ジャパンタイムズ 2019年4月1日(月)
Reiwa: Japan reveals name of new era ahead of Emperor's abdication
北海道新聞(2019年4月2日(火) 第3面)
国書初めから「本命」 新元号は「令和」 前例より 保守信条反映
朝日新聞(2019年4月2日(火)朝刊)オピニオン欄(第15面)に、水上雅晴教授が参加した新元号についての座談会が掲載されました。(記事はこちら)
毎日新聞(2019年2月26日付)の1面「江戸初期 元号議論に和書」と3面「「和風元号」漢籍の壁」に、水上雅晴教授の年号研究に関する記事が掲載されました。
水上雅晴教授の『日本漢学珍稀文献集成:年号之部』(全5冊)が、中国社会科学院出版社によって「上海社会科学院出版社2018年度社科類十大好書」の中の一つに選ばれました。(詳しくはこちら)
毎日新聞(2019年1月22日付)の記事「代替わりへ:改元と記録(中)」に、水上雅晴教授のコメントが掲載されました。
「中国の経学と日本の経学」国際学術シンポジウムが開催されました。
大学共同利用機関法人「人間文化研究機構」が刊行しているWebマガジン「NIHU」に、水上雅晴教授が年号に関して受けたインタビューにもとづく記事が、日本語版・英語版の両方で掲載されました。
英語版 Five things you should know about Japanese era names before the end of Heisei
Chuo Onlineに「年号」の背後にあるもの(水上雅晴)が掲載されました。(2017/11/16)
Department of Philosophy / Chuo University