福岡雙葉では、中学校の総合的な学習の時間(総合学習)や高校の総合的な探究の時間(総合探究)において、生徒の「主体性の育成」を大きな目標に掲げています。本校のビジョンである「グローバルシティズン」を目指し、日本や世界に羽ばたき、輝くことのできる人材を育成することが、私たちのミッションです。
福岡雙葉では、総合学習・総合探究のプログラムにおいて、生徒が身につけ、より高める「13の力」を設定しています。この力を養うことで、生徒が自らこれからの進路や将来を切り開くことができる力を育みます。
中学校の総合学習では、STEAM教育の一環として、教科横断型テーマ学習を行っています。また、中学では、高校の先取りで、生徒が自らテーマを設定して取り組むPBL型の学習にチャレンジします。
高校での総合探究では、1・2年生合同でゼミ制によるPBL型学習を実践しています。生徒は、希望するゼミで、専門性を持った教員のサポートの中で、自らテーマ・課題設定を行い、プロジェクトを立案し、解決に向けた活動を行っていきます。高校3年生は、1・2年次の探究の成果をさらに深めつつレポートにまとめます。この学習を通して、記述力や論理的思考力を養い、自らの進路に繋げます。
特に、本校では、プレゼンテーション力を高めるため、ゼミ内での発表はもちろん校内コンテストを開催しています。また、ものづくりや企画・イベント、起業など、様々な成果発表する機会を設けることで、多様な表現力を身につけることができます。
総合学習・総合探究では、ポートフォリオを用いて、生徒の活動の記録や成果物をまとめています。ポートフォリオを3年間・6年間まとめることで、自らの成長や進路にもつなげます。
生徒の評価は、2025年度よりルーブリック評価からAIを活用した非認知能力の評価へ移行しています。観点別の自己評価はもちろん他己評価も含めることで、自らの成長を客観的に受け止め、分析できる力を養います。