学習や生活・人として大切にしてほしいことをマイスターとして設定し、
マイスターの規準を達成できた子どもに認定書とバッチを授与する取り組みです。
「三筑マイスター」のねらいは、粘り強く取り組む忍耐力や達成の喜びに自信を持ち、
自己肯定感(自尊感情)を高めたりすることです。
そのため、取り組みは強制せず自己選択と自己決定を原則としています。
マイスターで大切なことは
「自分でめあてを決めて、コツコツと続けて取り組む」ことです。
全員が同じことをするのではなく、バッチをもらうためでもありません。
この取り組みが、自分で決めたことを努力して達成すること、
そこに喜びや自信をもって過ごせるための一助となることを願っています。
R6年度の取り組みでは、234名のマイスターが誕生した一方で、取り組みを自由としたために、始めから取り組まなかった子どもが出てしまいました。
R6年度の取り組みの反省を活かし、今年度はスタートラインに全員の子どもが立てるよう、1学期は1つのマイスターに全員で取り組むことにしました。
2、3学期は子ども達からマイスターを募集して決め、その中から自己選択してチャレンジします。
1学期のマイスターは全校共通「ろうかの歩き方」で取り組みました。
自分なりの廊下歩行のめあてを立て、
(例:右側歩行・走らない・すれ違う人に挨拶)
取り組むマイスター(ゴールド、シルバー、ブロンズ)を自己決定します。
45日めあてを守れたらゴールド、40日でシルバー、30日でブロンズ、の達成です。
結果、1学期は190名のマイスターが誕生・認定書を手渡ししました。
認定証イメージ(R6年度のもの)
2学期からの三筑マイスターは、子どもの「やってみたい・やってみよう」という思いにそって取り組むため取り組みたいマイスターを募集しました。
なんと約600もの応募があり、その中から32ずつ・2学年ごとに設定しました。
学校全体で子ども達のチャレンジを応援していきます。
保護者の皆様からも子ども達への励まし、称賛をよろしくお願いいたします。