日時:2025年9月12日(金) 14:00~17:00
会場:帯広畜産大学 講義棟1階 5番講義室
北海道は農業構造政策の優等生と呼ばれ,機械化や施設導入,外部支援組織の展開等の下で大規模化が進展してきた。しかしながら,近年の農業経営体数や農業従事者数の減少は,北海道においても大きな問題となっている。すなわち,農業従事者1人当たり経営面積や飼養頭数が都府県と比べて格段に大きい状況があり,今後もこの状況-あるいはより労働力が逼迫した状況-を所与とした下での展開が求められる。
スマート農業技術はこうした問題への寄与が期待される。北海道東部の農業専業地帯では畑作や酪農が盛んであり,水田作地帯とは規模や作目が異なることから,導入される技術や規格は必ずしも一致しないことが想定される。本地域シンポジウムでは,道内外における農業経営におけるスマート農業技術の導入・利用に対する議論を深める場としたい。
座長:三宅 俊輔 (帯広畜産大学 環境農学研究部門 農業経済学分野)
藤本 与 (帯広畜産大学 環境農学研究部門 農業環境工学分野)
前塚 研二 (十勝農業協同組合連合会 農産部)
大野 宏 (エゾウィン株式会社)
平 勇人 (株式会社ファームノートデーリィプラットフォーム)