本校では、毎朝全校で朗唱に取り組んでいます。
○ 激動の時代を生きぬいた、教育者、兵学者である郷土の先覚者吉田松陰先生に誇りをもち、郷土を愛する心を育てる。
○ 松陰先生の生き方に学び、より高い自己実現への意欲を高める。
○ 早朝の朗唱により、心の安定を図り、落ち着いた気持ちで学習へ取り組む意欲を高める。
○ 「松陰先生のことば」と道徳の内容項目を対応させ、道徳の時間をはじめとしたすべての教育活動の中で、松陰の生き方やことばを自分の行動の判断基準の一つとして生活することを通して生きる力をはぐくむ。
○ 昭和55年度まで ‥‥ 学年目標などの形で全校的に取り上げていた。
○ 昭和56年度から ‥‥ 朗唱教育を始める。
○ 昭和57年度から ‥‥ 現行の朗唱文ができあがり、本格的に朗唱教育に取り組む。
○ 平成21年度から ‥‥ 「松陰先生のことば」を道徳目標及び内容に照らして道徳の年間指導計画に明確な位置づけを行う。
・ 各学期朗唱文の学年横の数字は、小学校学習指導要領「道徳」の内容項目に対応している。
・ 松陰教学は、低学年4-(5)、中学年4-(5)(6)、高学年4-(7)(8)と対応している。
○ 平成22年度から ‥‥ 「松陰先生のことば」をもとに当該学期の自己目標を設定し、より高い自己実現へ向けての意欲化を図る。
萩の城下を出て、山口街道を行く途中(萩市大屋)に松が数本ありました。旅人が別れを惜しんだり、故郷に帰って来た喜びの涙を流したりする場所なので「涙松」と呼ばれました。
安政6年 安政の大獄で松陰先生が江戸に送られる時、ここ「涙松」で故郷に別れの歌を詠まれました。
「かえらじと思ひ定め旅なければ
ひとしおねるる涙松かな」
事務室側玄関に松陰先生の銅像が建てられています。