秋山勝彦さん(5歳時に広島で被爆)をお迎えし、貴重な体験談をお聞きしました。爆心地から2キロ地点で被爆された秋山さんは、爆風によるガラス片での負傷、黒い雨、その後の放射線の影響で野菜が異常に大きく育ったこと、友達が次々と髪の毛が抜けて亡くなったことなど、子どもの目線から見た原爆の恐ろしさを語られました。現在、被爆者手帳を持つ方は全国で約9万8千人、平均年齢86歳となり、体験を語れる方が少なくなっています。生徒たちは真剣に耳を傾け、平和の尊さと核兵器廃絶の重要性について深く考える機会となりました。戦争体験の継承と平和への願いを新たにした一日でした。
午前中に校内美化ボランティアが行われました。毎年学校内の環境整備活動を担っていただいている「青葉会」のみなさんと、PTAの方々を中心に、西中生と教職員の有志ボランティアが集まり、校内の清掃活動を行いました。
グラウンド周辺の草刈りと草集めや、プール・南門のペンキ塗りなど、暑い日差しの中でしたが、和気あいあいとした雰囲気の中で、充実したボランティア活動を行うことが出来ました。
1学期の終業式が行われました。学期中に賞状を得た部員への表彰伝達が行われ、校長先生からは「目標を言語化し、その上で実行していくこと」の大切さと難しさについてお話がありました。十川先生からは、夏休み中の過ごし方についてお話があり、絶対に「命を守る」ことを忘れないで行動してほしいという願いが語られました。
2学期の始業式を、西中生が全員そろって迎えられるよう、日々の生活を大切にし、危険なことは絶対にしないようにしてください。
8月4日(月)には全校登校日があります。9:10までに登校(自教室に着席)できるように登校してください。上靴も忘れないようにしてください。
生徒会役員が中心となり、生徒総会が行われました。各学年・各委員会の代表生徒が、それぞれの活動方針や活動計画などを全校生徒に向けて述べ、全校生徒はそれを承認し、高田西中学校のこれからの活動について、高田西中学校の全員が共通認識をもつことができました。生徒の中心となる生徒会役員のみなさんのスムーズな進行と、全校生徒に向けて真剣に話す姿、そして、よい緊張感を保ちながら集中した雰囲気で話を聞いていた全校の皆さんの様子に、頼もしさを感じました。
壮行会では、夏の大会やコンクール、秋の作品展に向けて、各部が決意表明を行い、部員同士・生徒同士がお互いに励まし合う場となりました。
保護司会の方、警察署の方、薬剤師の方に来ていただき「防犯教室」を開きました。
保護司会の方からは、普段の生活の中で何か困っていないか、困ったことを相談することはできているかという問いかけから、「社会を明るくする運動」についてお話がありました。
警察署の方からは、SNS利用の危険性や不正アクセス、ネット上でのトラブルについてのお話から、ささいな行動が大きな犯罪につながってしまい、命を奪われた事例のお話があり、自分の人生・命を大切にしてほしいということを伝えていただきました。
薬剤師の方からは、薬物乱用に関わって、オーバードーズの恐ろしさに触れ、どんな薬にも体に必ず影響があり、正しく使わなければ、体に大きなダメージがあること、それによって人生を台無しにしてしまうかもしれないというお話がありました。
夏休みには、楽しいこともたくさんあると思いますが、危険なこともあります。自分や周りの人たちの命・人生を大切にしてください。
2年生で「車いす体験学習」を行いました。校舎内を車いすを使って移動しました。振り返りでは「思ってたより車いすは大きくて、はじめは楽しそうだと思っていたけれど、やってみるととても大変だった」「ちょっとした段差でも乗っている人は怖いから、声をかけてあげる」「振動がすごかった」など、実際の体験を通して様々な気づきがありました。
3年生は修学旅行で沖縄に行きました。
沖縄では、戦争の恐ろしさ、命の尊さ、平和の大切さを学びました。「命どぅ宝」(命こそ最高の宝である)という言葉を胸に刻むことが出来ました。
民泊では、初めは知らないご家庭にお世話になることに不安もありましたが、多くの生徒たちが「民泊めっちゃ楽しかった」「また行きたい」と言い、現地の方々の生活と優しさ、温かさに触れられ、忘れられない思い出を作ることができました。
マリン体験や国際通りでの班別行動を経て、これまで以上に学年内の結束が固まった充実感を実感できた修学旅行でした。
1年生の校外学習は大阪市立科学館に行きました。
大阪市立科学館は2024年8月にリニューアルされ、幼稚園児から大人まで楽しく学べる施設でした。プラネタリウムで星の動きの学習ができました。
2年生の校外学習は大阪夢洲の「大阪・関西万博」に行きました。
班別に行動し、会場内を散策したり、パビリオンに参加したりしました。多くの企業の最先端技術を知り、様々な国の文化に触れることができ、充実した学びの時間となりました。
新入生歓迎会では、生徒会役員による西中の説明と、役員紹介がありました。部活動紹介では、各部が工夫を凝らした紹介を行い、歓迎会が盛り上がりました。後半では、部活動の「地域移行」に関する説明が市教育委員よりなされました。
本校第41回入学式を行い、72名の新入生を高田西中学校の新しい仲間として迎えました。「人数が少なくても、その分、深い絆をつくりあげる」という言葉はとても印象的で、心強く感じました。
新しく着任された先生方をお迎えし、令和7年度が始まりました。