令和7年6月21日(土)
<注目記事>高2 学術探究 English Seminar
令和7年6月21日(土)
<注目記事>高2 学術探究 English Seminar
6月21日(土)、学術探究コースの高校2年生が、本校を会場にイングリッシュセミナーに参加しました。このセミナーは、10月に行う探究活動の英語発表に向けて、英語コミュニケーション能力とプレゼンテーション力の向上を目的として、本校が独自で行っている講座です。
英語でのコミュニケーション力向上のため、講座は開講式からすべて英語で行われます。
開講式の後は本校ALTのKristopher先生による、プレゼンテーションについての講義が行われました。緊張のほぐし方から“良いスライドの作り方”まで、様々な技法をわかりやすく説明していただきました。
その後は、グループごとにBrief Presentationとして現時点でできているスライドを基に、研究の背景や方針などを英語で伝える発表を行いました。生徒は、スライドと発言が合っているか、スライドに余計な情報が入っていないかなど、様々な改善案を先生方から指摘していただき、午後のFinal Presentationに向けて発表内容を練り直すことになります。
Brief Presentationでは発表までの短い時間で手直しすることができますが、人前で行う発表はここが最初になるので、実際の発表では不具合が発生することも。また、英語の発音や声量についても確認できる機会です。発表からアドバイスまでを含めて1班15分ほどしかありませんので、迅速な行動を心がけていました。
Final Presentation直前のKristopher先生との質疑応答の様子です。
午後の最終プレゼンテーション。各グループのプレゼンテーションの様子です。
まだまだScriptを見ながらの発表ですが、これからどんどんBrush upしていくことでしょう。
質疑応答もプレゼンテーションに重要なスキルですが、今回は他の班への質問の時間を取ることができませんでした。今後は予想される質問への回答も含めて各自の課題を明らかにし、研究テーマを深掘りしていくことになります。
使用が認可されているインターネットアプリなどを駆使して、“見せ方”だけでなく“見え方”を意識して、分かりやすく・効果的なプレゼンテーションになりました。
都合上、残念ながら秋田南GSO(本校卒業生)の参加はありませんでしたが、参加した生徒の皆さんは真剣に取り組んでいました。
活動を終えた生徒の振り返り記述の一部を紹介します。
聴衆に向けて話している人の話は、聞きやすかった。だから、自分も聞きやすい発表をできるようにする。そのために大きな声、思っているよりもゆっくり話すこと、顔を上げることなどを意識する。課題解決に向けた発表になっているかどうかや、話すことの根拠があるかなどを確かめる。
午前のレッスンでは、クリストファー先生を始めとする先生方から、スライドの情報量が多いことや内容に脈絡がない部分があることなどを指摘されたので、残りの時間でスライドと原稿を修正しました。午後はクリストファー先生からスライドのデザインについてアドバイスをもらい、クラスでの発表ではかなり改善したプレゼンに仕上がったと思います。他の班のスライドがとても簡潔で見やすく、また聞き取りやすく分かりやすい英語だったので、とても参考になりました。
イングリッシュセミナーを通して、英語でも日本語でも、スライドのポイントは変わらないということがわかりました。どちらの言語にしても、スライドには文字を書きすぎないことや、情報量が一度で多く出て、見ている側が混乱しないようにアニメーションを使って制限することなどは共通しているとわかりました。他にも、発表内容としては、情報Ⅰという科目はすでに色々と議題として扱われていて、鋭い質問が飛んできやすいため対策がいることもわかりました。
英語がカタコトになってしまった。また、もともとのスライドは、英語に訳しただけで、すごく情報が多く、たくさん指摘されたので、これから発表に向けてスライドを作るときは、今回言われたことを意識し、聞き手が見やすいスライドづくりを心がけたいです。
スライドには文字を少なくすることが大事と分かってはいても、日本語から英語にするとどうしても文字数が増えてしまいがちだが、introductionをintroにしたり、必要ない部分をバッサリカットしたり、色々工夫することで見やすいスライド作りができたと思う。本発表も日本人に向けたもので、英語を読むのは大変なことだと思うので、わかりやすいスライドと発表にできるように頑張りたい。
スライドの字数が多いという指摘をいただきました。早速班員でバランスも意識しながら修正して、セミナー前には考えられないほど見やすくなったと思います。また内容に関しても脈絡がない、現実的でないなどの指摘をいただき、原稿を改めることで理解しやすい発表になったと思います。今回のイングリッシュセミナーで成長を感じたので、これからもセミナーで得たことを活用しながらよりよいプレゼンテーションを作り上げていきたいです。
日本語でさえ難しい発表を、英語に分かりやすく直すことがとても難しかったです。先生方からたくさんの指摘をいただいて、スライドと原稿を作り直すなど改善を進めることができました。また、最終発表ではミスがありつつも、相手を意識した発表をすることができました。研究内容に独自性がない点が気になるのでこれから深めていきたいと思います。
今日は1日中英語漬けで生活し、とても疲れたが、同時に収穫も多く、分かりやすいスライドの作り方や言い換えの英語表現など、たくさんのことを学んだ。Final Presentationでは、スムーズに発表を進めることができたが、自身の英語の発音に不安を感じたため、上手な人を参考にしながら高めていきたい。
イングリッシュセミナーを通して、スライドの作り方についてとても学びました。多くの人に見やすく、内容を理解してもらえるようなスライドの工夫を知ることができました。今まで私が作るスライドは情報が多くゴチャゴチャしていたのですが、同じ班の人や先生方のアドバイスによりより見やすいスライドにできたと思います。
本番は中等部3年生を一番のターゲットに、とにかく分かりやすさを意識して取り組んでいければいいなと思いました。スライドにも分かりやすさを取り入れるためには、一枚に情報を詰め込みすぎないことが大切だと気づけました。みんなのように発音がきれいになるように、たくさん練習していきたいです。
自分たちでは良いと思っていたものでも他人から見た時にわかりにくくなっているところがあり、先生から指摘されて初めて気づくことができた。スライドは改善されていると思うが喋る文や話し方にまだまだ課題があるので今後直していきたい。
1日中スライドを作ったり、英語を練習したりして探究活動が一気に進んだ気がした。クリストファー先生にスライドのデザインや文字のアニメーションなどをグループごとにおしえて頂いて一気に見やすいスライドになった。いろいろつっこまれて考えていきたいところがたくさんあったのでこれからの探究(活動)で深めていきたい。また英語も取った動画をみて発音を良くしたい。
班のメンバーと協力して、発表で準備の成果を発揮できた。英語の発音が難しいので、練習して自然な発音に近づけたいと思った。英語が聞き取れず、先生方からの質問にその場で答えられなかったので、リスニングのちからも高めたい。本番の質疑応答でしっかりと答えられるようにしておきたいと思った。