制作者名:平 優花
タイトル:Out of Tune
展示場所:Garally蔵 3F
(メディアアートゼミ)
〇テーマ
サウンドデザイン , 感覚
〇概要
映画録音から着想を得て
映像(視覚)から聞こえてくる音(聴覚)が
リアル・リアリティ・フィクション
を行き来し、ズレていく感覚を追求した作品。
『 オト。その時 ズレ て、何が起こ ル ? 』
映像には必ずと言っていいほど、音が伴います。
例えば、映画。
撮影現場ではマイクを向け、映像と同時にセリフや周りの音を録音します。そこから聞きやすいように整音し、時にはアフレコやフォーリー(:映像に合わせて動作音を録音すること)を行うことで、画(え)にない音を生み出していきます。より綺麗な、よりリアリティのある耳心地の良い音を。
観客はその音のほとんどがリアルだと思っているのかもしれないし、そもそもまるで生活の中でよく聞くリアルな音にしか聞こえずに気にも留めていないのかもしれません。
私達は "日々無意識に"
音に囲まれ、音を認識し、音で生活を豊かにしています。
では オト が私達の認識から ズレ た時、
一体何を感じ、何を想うのでしょうか?
この作品は、普段何気なく耳にする音を
あなたに認識していただくところから始まります。
そして、完成された映像や今この空間を用いて Hackされた
その ズレ を
楽しんでいただければ幸いです。