ゆめ作文

受賞者発表

第 1 回 ゆめ作文 受賞者発表・ご紹介

<氏名・国・学校名(応募時)・受賞メッセージ>

第1回ゆめ作文(2023)に、175名の日本語学校の留学生から応募がありました。

ゆめを語ってくれたそれらの作文すべて素晴らしいものでしたが、そのうち10名に奨学金、3名に賞品を決定致しましたので、ここに発表致します。

第1回 奥田純子ゆめ基金 奨学金(10万円)6名

ガルシア バレラ パメラさん

メキシコ・日本学生支援機構東京日本語教育センター

私は将来、日本で学んだ知識を生かして、先住民族の文化の復活に手を貸したいです。そのため、日本の大学に入学し、メキシコの事情とよく似ているアイヌ民族や琉球民族などの事情を研究し、文化を復活させる方法を探して行きたいと思います。

サジャン アマーン ザキールさん  

インド・理知の杜日本語学校東京校

私の夢は自国でラーメン屋を作ることです。私はイスラム教なので、豚肉は駄目です。だから、ハラル肉しか食べられません。今は自分でインド人の口に合うためのラーメンのスープを作っています。誰でも気兼ねなく食べられるハラルラーメン屋を作りたいんです。

チョウ コンケツさん

中国  深圳・早稲田EDU日本語学校

私は本当の自分を探すために日本に来ました。ここで、本当の自分に出会い、自分の夢を見つけました、それは私の価値を見つけることです。そのために、私は大学に進学し、経営学を専攻します。家族のために、私は自分の責任を果たさなければなりません!

チャンウィングキンケンタさん

香港・関西外語専門学校

古代から伝承された知恵をこのまま捨ててしまっていいのか?私はよくこのような疑問を抱きます。天守閣や古民家などの貴重な文化遺産を、微力ながら、伝統を守って後世に残したいと思っています。

ハン コウさん

中国・早稲田言語学院

建築家になる夢を抱きながら作文を執筆しました。今後は、建築研究科の大学院進学を目指し、卒業後に建築デザイナーとしてのキャリアを築くことが私の目標です。さらに、持続可能な社会に貢献することを追及します。 

ヒルチェブスカヤ アンナさん

ロシア・東京育英日本語学院

私の夢は日本語で小説を書いて、カドカワで出版されるということです。そのため、日本語をマスターして、博士課程に進学したいと思います。その上、難しいと思っているが、電撃小説大賞に参加してみたいです。

「日本語学校協働組合」冠奨学金(10万円)4名

ヴー ティ ザンさん

ベトナム・岡山外語学院

ある先生のおかげで日本語の先生になりたいという夢を見つけることができました。他の人に知識を与えることにやりがいを感じています。今、教育に関わる大学に入るために日本留学試験の勉強に集中しています。夢を叶えるために頑張っていきたいです。

ユーセフィ ファテメさん

イラン・新宿日本語学校

人間には、全ての人が幸せに暮らせる世界を創る力があります。私の夢は、高齢者自らが運営する高齢者の街を作る事です。老若男女共に集う参加型で、健康を増進し、喜びにあふれた街。夢の実現を願い、予防医学の普及や老人医学分野の勉強に励みたいと思います。

サフチン ロマンさん

ウクライナ・岡山外語学院

今、私は自分のゲームを作っています。この奨学金のおかげで、高品質なイラストを買ってゲームを美しいものにすることができます。また、より多くの人々を惹きつけます。そのゲームは来年に発売したいです。 

オウ ライさん

中国・UJS Language Institute

私の夢は「橋」のような人間になることです。「橋」は、場所から場所へ人やものを届けます。社会で場所は人の心、「橋」は人を理解できる力です。理解は簡単ではなく、知識と力が必要です。夢を叶えられる道を歩んでいきます。

CASIO賞(CASIO電子辞書)3名

ロベ ノルウェンさん

フランス・コミュニカ学院

私の夢は、日本にフランスのパン屋を創ることです。日本語と食文化の勉強に没頭し、将来のパン屋に向けて準備中です。日本の食文化とフランスの製菓技術の融合で、独自のベーカリーを実現し、人々に喜びを提供したいと考えています。

タマン ディルガ ラルさん

ネパール・富士山日本語学校

私の将来の夢は自立した農業、安定した電力供給そして若者の雇用により自分の国を自立させることです。静岡大学に入って必要となる知識や技術などを蓄えるために、今数学、物理、英語などをがんばって勉強しております。 

ミケローニ・レティツィアさん

イタリア・コミュニカ学院

私の夢はイタリアと日本をつなげる観光会社を作ることです。内定をもらった日本の観光会社で仕事のノウハウを学びます。そして、将来、私が考えたオリジナルなツアーで、違う国の人の温かさと食文化や美術の面白さを感じてもらいたいです。

2023年9月29日(金)18:00~ 授賞式(オンライン)の様子

奨学金にご協賛いただきました皆様、審査員の皆様、誠にありがとうございました。

20244 追跡レポート掲載