第五回CoderDojoしろいし 活動報告
2024年11月24日(日)に、「第五回CoderDojoしろいし」を白石市移住交流サポートセンター [109-one(トークワン)]で開催いたしました。当日はキャンセルが相次いでしまい4名のお子様とその保護者の合計12名と一緒に、Minecraftでプログラミングを体験しました。
漢字や英語を飛ばしながも、周りの状況を見て臨機応変に対応し、クリアしている
今回より、MinecraftのアカウントをCoderDojo しろいしも導入させていただきました。
そこで、Minecraftを使って物語を進めながらコーディングが学べるコンテンツを参加者全員で体験しました。
Minecraftのバグ?のせいで、途中進めなくなるなどありましたが、参加したかた全員、最後まで飽きる事なく取り組まれていました。集中力が素晴らしいです。
また、一部難しい漢字や英語の箇所もあり、理解するのは難しいと思いましたが、お子さん達が言語に頼らず周りの状況から理解し物語を進めている事に驚かされました。
高学年のお子さんは、「コマンド」と呼ばれる文字れるの命令を使って、モブ(豚)を複数出現させたり、爆弾を連鎖的に爆発させたり、マインクラフトの世界(ワールド)を自由に操っていました。
例:/fill 1 -60 1 10 -50 10 minecraft:stone_bricks(石レンガを敷き詰めるコマンド)
驚いた事に、MinecraftのJava版は初めてという事でした。
YouTubeなどを見て知っていたり、途中自分のスマートフォンでコマンドを検索しながら、1つ1つ試していたのがとても印象的でした。
CoderDojoは学校とは違い、自分の好きなところをとことん時間をかけていいのが特徴です。
謎解きやゲームが得意なお子さんもいれば、ワールドと呼ばれる世界を作るのがとくなお子さんも居ます。
そして、それぞれが学んだことを教え合う事で、さらに理解を深めることができます。
イベントの最後で行った発表では、scratchで作成した「村」をテーマにしたゲームを発表いただきました。
村人や、家や木を増やしながら、大きな村にしていくゲームです。
面白いのは、村を活性化する仕組みを子供ながら一生懸命考えているところです。
木を育て、木を売ったお金で家や、移住者を支援する。そうすることで村の人口が増えるという流れをしっかりと理解している事に驚きました。
また、単純に人を増やしても勤勉な農業をする人もいれば、あまり仕事をしないニートも生まれ、人を増やせば必ず村が成長するわけではないことも子供ながらに理解されているだと感動しました。音楽自体も自分の声を何パターンか使い分けることで実現しており、とても完成度の高いゲームでした。
「第五回CoderDojoしろいし」を終えての感想
今回は、小規模での開催とさせていただきました。Minecraftのアカウントを解説し、他のCoderDojoから運用のノウハウを提供いただき何とか開催できました。
少し高度すぎるのでは?飽きてしまうのでは?と心配いたしましたが、飽きずにずっと取り組んでいました。
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