第四回CoderDojoしろいし 活動報告
2024年10月27日(日)に、「第四回CoderDojoしろいし」を白石市ふれあいプラザで開催いたしました。当日は天気も良く、21名のお子様とその保護者に参加頂きました。
はじめに、CoderDojoの活動についての説明を行ったあとで、CoderDojo船橋でチャンピオンをされている増澤さんから、CoderDojo船橋での取り組みをご説明いただきました。
CoderDojo船橋チャンピオンの増澤さん
CoderDojo船橋でマインクラフトカップに向けて作成したワールド
今回も、ほとんどのお子様がプログラミング経験がなかったため、Answer to HourofCodeを使ったプログラミングを行い、終了したお子様から次々とやってみたいツールを使ってプログラミングに取り組んでいました。
スポーツメイト蔵王のキッズスクールでも一緒に行っているというチーム。仲良くマインクラフトを使っていました。
10名程のお子さまが、マインクラフトでを使い遊びの延長で建物を建設したり、ゲームを楽しんだりしていました。
マインクラフトに詳しいお子さんには、マインクラフト先生になってもらい、操作がわからないお子さんのサポートをしていただきました。
LEGOのマインドストームと呼ばれる、ロボットをCoderDojo船橋からお借りしてロボットに興味のある兄弟がブロックでロボットを組み立てたり、プログラミングして楽しんでいました。
磁石でパーツをくっつけて、電子回路を組み立てることで電子回路の仕組みを学べる電子工作キットのリトルビッツを使い、作品を作成しているお子さんも居ました。
メンターさんからのコメント
21名をサポートするにあたり、沢山のメンターさんにご協力いただきました。本当にありがとうございました。
メンター 増澤さん(CoderDojo船橋チャンピオン)
自身は、7年前にCoderDojo船橋を立ち上げましたが、船橋も白石も特に子どもたちの取り組み方に違いは無いと感じました。今回、マインクラフトの準備ができておらず申し訳なかったです。
持参したCoderDojo船橋のパソコンには、マインクラフトが入っていましたが、CoderDojoしろいしのパソコンにはソフトがはいっておらず、またパソコン自体の性能で使える、使えないが発生してしまっていた。今後の課題だと思います。
メンター 宇津木さん
パソコンに興味がある子どもたちが集まっているというのはあると思いますが、子どもたちやるな!というのが率直な感想です。
少し入口の誘導をするだけで、その後は自力でなんとかするという事が多く、お子さんだけでここまでできるんだという驚きがありました。
MESHと呼ばれるシンプルなプログラミング玩具を持っていきましたが、デモを見てプログラミングを追加して遊んでいるお子さんが居ました。
一方で、マインクラフトなど自分自身が触った事がないものはすぐに教えてあげれないと感じました。もっと広くツールを触って置く必要があると思いました。
メンター 矢代さん
長時間でしたが、お子さんが飽きることもなく集中して取り組んでおり、パソコンが好きなんだと思いました。
慣れているお子さんは、どんどん次に進むお子さんもいましたが、1つづく一緒に問いていくお子さんもいて、お子さんの特徴にあったサポートを学ぶことができました。
また、くり返しのブロックを使わなかった子が、突然くり返しを使いだし、教えていないのにすごい!と思いました。
私自身、使ったことの無い言語やソフトウエアはサポートが難しいと感じました。次回、機会がありましたら準備として勉強しておきたいと思います。
メンター 三澤さん
学校の授業に比べてもかなり長時間でしたが、みなさん飽きずに真剣に進めていたのが印象的でした。進め方にもそれぞれ個性が出ていたように思います。
また、お子さんと一緒に学ぶ姿勢の親御さんが多かったのが印象的でした。
メンター 伊深さん(CoderDojo若林チャンピオン)
今年の3月に「CoderDojo仙台若林」を立ち上げ、月2回の道場を開催しています。
今回機会があり、Jrメンターも引き連れ参加させてもらいました。微力ながら貢献できよかったです。大勢のニンジャの参加と多様なラインナップのコンテンツでそれぞれが満足されたと思いました。
実はメンターの方々含めて参加者全員と初対面ではじめましてでした。
大人が協力している姿がそのまま見えるのもCoderDojoの良い部分ですね〜
県内はまだまだCoderDojoの知名度が低いですが、一緒に盛り上げていきましょ!
「第四回CoderDojoしろいし」を終えての感想
初めての20名超えでの開催となりました。気軽に参加していただきたいという気持ちはあるのですが、どうしてもパソコンの用意や、会場の定員もあり自由に参加していただけない状況にあります。
今回は、CoderDojo船橋から機材をお借りしたり、CoderDojo若林からメンターとしてご参加頂くなど、CoderDojoのつながりに助けられた回でした。
最後にアンケートをお願いいたしましたが、保護者の多くは「プログラミング教育」を自分自身が教育を受けた経験無いことで、不安があるようでした。
今回のイベントで、少しでも不安が解消できれば良かったと思います。
会場の定員もあるのですが、今後も親子で参加できるようなゆるいイベントにしていければと思います。
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