【インタラクティブセッションの事前オンデマンド配信】 を10月17日、開始しました。
ご参加申し込みの方にメール、または受付時の自動配信にてURLをお送りしています。
【募集要項】
インタラクティブ発表は、認知症の方も、健康な人も、障害を持った人も、みんながごちゃまぜで研究に参画できる多様な交流の場です。
今年は「認知拡張と行動変容 〜わかることが わかると かわるケア〜」をテーマに、誰もが暮らしやすい地域づくりを目指し、みんなで交流を楽しみましょう!お気軽にご参加下さい
賛助会員と学術会員の研究や、取り組んでいる活動に関する発表を募集します。発表に向けたスライド資料またはポスター資料のサイズ・レイアウトは自由です。ご応募をお待ちしております。
【日程】
インタラクティブ発表スケジュール
<10月23日(日)>
■ 11時00分〜11時30分 :発表オリエンテーション:「Gather town」ギャザータウンの使い方にも慣れていただきます。
■ 15時40分〜16時40分:インタラクティブ発表(オンラインツール「Gather town」を使用します)
■ 16時50分〜17時50分:オンラインごちゃまぜ交流会
【オンラインツール】
「Gather town」
※仕様ブラウザはGoogle chromeまたはFirefoxを推奨します
※参加方法は一番下に添付しています。
【応募要件】
自立共生やまちづくりに関する学術研究や教育、福祉、当事者支援などに取り組んでいる活動の発表を目的とするものとします。
特定の宗教団体、政治団体、思想団体、あるいは商品の宣伝などは受け付けません。
ヒトを対象とする研究発表は、必ずインフォームド・コンセントを得たこと、また大学・研究機関等の場合は、倫理委員会等の許可を得た旨を発表資料に記載してください。
【発表方法】
本年度のインタラクティブ発表は「Gather town」を用いて行います。そのため、演題発表は事前に収録した発表概要説明の動画(1分程度)のオンデマンド配信と、当日のインタラクティブ発表(Gather town上で発表者にブースを割り当て、来場者とのごちゃまぜの関わりを通して議論を深める)を予定しております。
応募者は、Microsoft Power Point等で発表概要説明用のスライド1枚で、約1分の短い概要説明動画を作成し、動画ファイルとして大会実行委員会の指定するGoogleドライブに提出して頂きます。発表概要説明のスライド1枚には、以下の情報を記載していただきますよう、お願いいたします。
①発表者氏名
②共著者名
③所属
④タイトル
オンデマンド配信期間は、年次大会の前後1週間を予定しております。
【インタラクティブセッションの事前オンデマンド配信】 を10月17日、開始しました。
ご参加申し込みの方にメール、または受付時の自動配信でURLをお送りしています。
インタラクティブ発表当日は(10月23日)、11時からGather town上で発表オリエンテーションを行います。必ず参加して下さい。
下記の「インタラクティブ発表申込みフォーム」から申込みを頂きましたら、後日、大会事務局よりメールを送らせていただきます。その際、発表データ提出のためのGoogleドライブのリンクURLをお送りいたします。
【応募方法】
応募フォームに入力して送信
①著者全員のお名前(ふりがな)とご所属
②演題名:40文字以内でご記入下さい
③発表概要:200字程度で作成
実行委員会で審査後、結果をメールでご連絡いたします。「受理」のメールをもって申込み完了とします。
【インタラクティブ発表申込み期間】
8月29日(月)〜9月30日(金)
※演題募集期間を10月10日(月)まで延長しました
【動画提出期間】
8月29日(月)〜10月9日(日)10月14日(金)
【申込み資格】
申込者は、みんなの認知症情報学会の学術会員または賛助会員(個人)であること。(共同発表者は会員・非会員は問いません)
*賛助会員(個人)とは、賛助会員(法人=団体)のメンバーとして登録いただいた会員です。
当日インタラクティブ発表を行う方は、事前に年次大会の参加申込みをするとともに、参加費5,000円のお支払いが必要です。
* 大会参加費の入金が確認できない場合、発表取り消しとなる可能性がありますので、ご注意ください。
<参加申し込みサイトへはこちらから>
発表費は無料です。参加費のみでご発表が可能です。
【審査】
実行委員により審査を行います。資格・要件を満たさないものは受け付けません。
発表をお断りさせて頂く場合は、締切日以降に個別にお伝えいたします。
選考過程は公表しません。
発表された中から優秀な演題に対して表彰を予定しております。対象者は審査委員会によって選考します。
【お問合せ先】
■インタラクティブ発表に関する問合わせ
みんなの認知症情報学会第5回年次大会 実行委員
インタラクティブ発表担当:川﨑一平(所属:京都橘大学健康科学部)
E-mail:kawasaki-i[at]tachibana-u.ac.jp([at]の部分を「@」に変えて下さい。)
【発表タイトルと概要】
1.紙芝居で学ぶ地域共生社会の心
青野桂子(賛助会員・青野桂子事務所 代表)
渡辺哲弘(きらめき認知症トレーナー協会 代表理事)
地域の未来を担う子ども達の心は、自らが何らかの学び体験を積み重ねることで養われるものと考えています。もちろんその内容については、年齢相応の理解力を考慮した手法や工夫が用いられねばなりません。その学び体験の一つとして、きらめき認知症トレーナー協会が開発した小学校低学年の子どもに認知症を伝える「キッズ向け紙芝居」があります。当セッションではこの「キッズ向け紙芝居」について実演を交えて楽しくご紹介します。
2.認知症からの再生と最期まで立つ
―マルチモーダル介入による覚醒と尊厳の確保―
河野礼子(リハビリ型デイサービス リハサロン祖師谷 施設長)
認知症進行し、入所先ケアマネから帰宅意志確認困難と言われた家族面会でのマルチモーダルコミュニケーション介入による覚醒。面会挨拶後5分後開眼困難から見える、10分後帰宅意志確認、30分後面会終了挨拶時家族をわからないからわかる。10日後の帰宅時も認知維持し、二人介助での移乗の立位困難から1週間で自立移乗。わかることでできるを定着させる短時間生活援助を生活リハビリ化するスポット介入ケア事例報告
3.学習データの可視化による行動変容
発達に特性のある子どもと保護者を対象とした調査
原田瞬1)、西井正樹2)、高畑脩平3)、福永寿紀4)、中岡和代5)、高島聡江6)、田中克明7)、川崎一平1)
1)京都橘大学作業療法学科、2)大阪人間科学大学作業療法学科、3)藍野大学作業療法学科、4)白鳳短期大学リハビリテーション学専攻、5)大阪公立大学リハビリテーション学研究科、6)合同株式会社BASEともかな FLOW郡山、7)コクヨ株式会社
学習に困難さを抱える子どもの中に、神経学的な発達において偏りを示す子 どもは多い。このような子どもたちを対象とした先行調査において、ICTツー ルによって提供される視覚的な情報や報酬が子どものモチベーションとなり、 学習に向かう行動を変容させることが確認できた。今回、ICTツールによる学習データの可視化により、子どもだけでなく保護者 にも行動変容が起こると仮定し、両者に起こる行動変容を明らかにすること を目的に研究を計画している。研究概要について発表し、ディスカッション する場としたいと考えている。
4.認知機能低下を支援するという視点からみたプレゼンテーションツール
今井克暢(広島大学情報科学部)
一般に、このインタラクティブセッションのような設定をプレゼンテーションと称するが、そもそも介護者や医師に自分の症状を説明する場合であっても、プレゼンテーションを行っていることに変わりない。ライブかつ時間制限がある中で説明する、またそれを聴くという設定は、認知機能の低下や変動の問題を抱えている発表者、視聴者双方にとって高いハードルとなる。わざわざ専用アプリで発表準備をしなくても、日常自分が記録に利用するツールが自己説明的であって、そのままプレゼンテーション機能を有している設定の可能性について、個人的な実例を紹介する。
5.「佐藤慶子の《声ぢから》メソッド・理念と方法」
佐藤慶子(株式会社MuCuL(ミュウカル))
佐藤慶子のオリジナルメソッド《声ぢから》は声の持つ原始的生命エネルギーに着目した心とからだと声のためのレッスンです。一般のボイストレーニングとは異なります。具体的には呼吸、心(マインドフルネス的瞑想)、身体(声帯を含む)を、互いにトライアングル(正三角形)の関係になるよう等しく磨くことでその人本来の声を獲得し、これにより老人、教師、社会人、アーティスト、心因性発声困難者など多様な人々が活き活きと生きることを可能とします。
6.認知症ケアのスキル可視化に基づくデータコーチングシステムの開発と介入効果
小俣敦士,中野目あゆみ,香山壮太,菅家穣,石川翔吾
医療介護現場において認知症ケアを学ぶための環境は十分ではない.本研究では認知症ケアの実践映像を用いたデータコーチングシステムを提案する.観察情報に基づきケアスキルの実践状況を評価し可視化することでデータコーチングを実現する.本システムを用いた比較実験を実施し有用性を検証した.その結果,初学者の映像事例に対して有意な効果が見られ,本システムの有用性を確認した.