本項ではMFCアプリケーションプロジェクトの作成と OpenGL 環境の構築を行います。
1.「新しいプロジェクトの作成(N)」ボタンを押下します。
2. フィルタを "C++", "Windows" ,"デスクトップ" に変更します。
3. テンプレートリストから "MFC アプリ" を選択します。
4. 「次へ(N)」ボタンを押下します。
5. 「プロジェクト名(J)」を "STLViewer" に変更します。
6. 「場所(L)」にプロジェクトを作成するフォルダを指定します。
フォルダは自分の管理しやすい場所に変更して下さい。
7. 「ソリューションとプロジェクトを同じディレクトリに配置する(D)」チェックボックスをオンにします。
8. 「作成(C)」ボタンを押下します。
プロジェクトのテンプレートに "MFC アプリ" を選択していますので、MFCアプリケーションの設定が始まります。少々見た目が古臭いですがここでは扱いの簡単な標準的なMFCの単一ドキュメントアプリケーションを作成したいと思います。
1. 「アプリケーションの種類(T)」コンボボックスを "単一のドキュメント" に変更します。
2. 「プロジェクト形式」コンボボックスを "MFC Standard" に変更します。
3. 「完了」ボタンを押下します。
様々な設定がありますが、とりあえず変更する必要はないでしょう。
今回は変更しませんでしたが、「ドキュメント/ビュー アーキテクチャのサポート」という項目があります。ドキュメントとビューの関係は重要です。概略を【補足:ドキュメント/ビューアーキテクチャ】にまとめてあるので参考にして下さい。
OpenGL環境についても色々新しいものが出てきていますが、昔ながらの nupengl を利用したいと思います。
1. メニューから [プロジェクト(P)]-[NuGetパッケージの管理(N)...] を選択すると、『NuGet パッケージマネージャー』ビューが開きます。
2. 「参照」タブを選択します。
3. 「検索」コンボボックスに "nupengl" を入力します。
4. 「一覧」リストボックスで "nupengl.core" を選択します。
5. 「インストール」ボタンを押下します。
6. 『変更のプレビュー』ダイアログが出たら「OK」ボタンを押下します。
7. インストールに成功したら『NuGet パッケージマネージャー』ビューを閉じます。