研究室を選ぶ際に参考にしてください。
「生き物」や「自然」に対して強い好奇心をもっていれば大丈夫。研究室のみんなと一緒に勉強していきます。勉強といっても、たくさんのことを暗記するような勉強ではありません。「生物」の面白さを味わうために本や専門書を読んだり、ディスカッションをしたりしています。新しいことを学べるチャンスと捉えて下さい。
情報学を専門とする皆さんには、計算機を使った研究(モデルの構築、数値実験、シミュレーション実験、データ分析など)をしてもらいます。
まずは皆さんの専門である「情報学」のアプローチで研究をしてもらい、成果を出してもらいます。生物学の実験をする機会も設けることができればとは思っており、その方法を模索しているところです。
私がいくつかの候補を出し、そこから選んでもらいます。「科研費」という、研究費の助成制度( 文科省がやってます)を聞いたことがあるでしょうか?私を含め、多くの教員は、この制度を利用して、研究費を獲得しています。研究を提案し、採択されると研究費が配分されます(こういう研究をしたいのでお金ください!と言って、お金をもらうわけです)。ですので、科研費研究と関わる研究を進めてもらうことが多くなります。ですが、新しい研究テーマを常に模索していますので、科研費研究に限定される、というわけではありません。
「分子通信:その他 = 8:2 」ぐらいのエフォート配分で考えており、「その他」もやりたい、という遊び心を常にもっています。これまでも分子通信の研究と並行して、計算機の経済モデルに関する研究、ネットいじめに関する研究、Arduino を使った 電子工作などもしていました(あんまり成果でず)。面白そうなテーマがあれば、分子通信以外の研究も進めていきます。
学際的思考ができる点をアピールすることで就職活動を有利に進めることができるはずです。また、皆さんには、情報通信分野の有名な国際会議で論文発表することを目指してもらいます。これを達成できれば、大きなアドバンテージになるでしょう。
サポートできます。積極的に外部発表してもらい(国内・国外)、経験を積んでもらいたいと考えています。研究発表は研究の一区切り。この達成感を皆さんにも味わってもらいたいと思っています 。ただ、現状では、ほとんどの会議がオンライン開催となっており、少々、物足りなさがあります。
IEEE (アイ・トリプル・イー) が主催する GLOBECOM や ICCという情報通信分野で最大規模の国際会議で成果発表することを目指します。
現時点ではコアタイムを設けておりません。
日々の活動としては、まず、個別の研究についてディスカッションをするための個別ミーティングがあります。頻度は人それぞれです。各自のペースに合わせて個別ミーティングをしています。
その他には、研究室のメンバ全員で行う輪講があります。輪講は、週1回の頻度で行なっています。2022年5月現在では、コンピュータ・ネットワークの専門書を分担して読んでいます。毎週、担当者がスライドを使って担当箇所を説明します。不明な点を皆んなで調べたり、ディスカッションをしたりしています。
また、1〜2ヶ月に一度、進捗報告会をしています。各自が、前回の進捗報告会からの進捗状況を報告し、次回の進捗報告会までに達成する目標を宣言します。
学部卒の予定でも歓迎します。時間が限られている分、手厚く指導いたします。
本研究室で研究をして修士号や博士号を取りたいという人はメール (tnakano at omu.ac.jp)でご連絡ください。
本学には、博士課程の学生を経済的に支援する制度もあります。こちらもご参照ください。